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この記事は、2022年2月7日時点の情報です。
東京メトロ銀座線/半蔵門線・三越駅直結の商業施設「コレド室町テラス」2階に、オレンジ系の暖色に包まれたお店があります。こちらが、今回ご紹介する「DAYLILY(デイリリー)」誠品生活日本橋店。コレド室町テラスのオープン当時から店舗を構える同ブランドは、台湾に1号店があり、誠品生活日本橋店は日本における1号店です。
DAYLILY 台北旗艦店DAYLILYは、台湾発の漢方ライフスタイルショップ。台湾で漢方は「お守り」のごとく人々の生活に根付いている存在で、そんな概念を日本の女性にも感じて欲しいという想いから生まれました。女性の心身を漢方でサポートするとともに、素敵な一日を過ごせる心地良さを追求し、絶えず寄り添ってくれる家族のようなブランドです。
漢方が好き、健康や美容に興味がある、台湾が好き。きっかけは何であれ、心と体を満たしてくれる漢方アイテムは、手に取るだけで不思議と気分をアゲてくれます。心の底からリフレッシュしたかったり、毎日頑張っている人を労いたいなら、ご褒美になる漢方ギフトを見つけに行きましょう。
DAYLILY(デイリリー)のコンセプトとは
DAYLILYのコンセプトは「アジアの叡智で、アジアの女性はもっと美しくなれる」。何千年も前からアジア人の生活に深く根付き、人々の健康を支え続けてきた漢方。アジアの女性を美しく導くものは、やはりアジアで愛されてきた素材が使われるべきだという信念をもちます。ブランド名である「DAYLILY」の由来
ブランド名である「DAYLILY」は、漢方でしばしば使われる「金針花(きんしんか)」が由来。金針花はオレンジ色の花を咲かせ、英名で「1日1日を精一杯に咲き輝く」という意味を持つと言います。 DAYLILYでは「アジアの女性たちが、金針花のように美しく、そして日々を精一杯に輝けるように応援したい」という想いからこの名前をつけました。そのブランドロゴも、可憐に咲く金針花の花をモチーフに考えられています。ブランドカラーに込められた想い
ブランドカラーである「DAYLILY ORANGE」もまた、金針花の色から抽出されたもの。目が覚めるような明るく鮮やかなオレンジ色は、手にする女性たちの気持ちをポジティブにしてくれるとともに、冷え性や生理不順で悩む女性の体温も上げていくことができると信じ選ばれました。 DAYLILYのPR・安井氏は「自分の部屋に置いたとき。大切な誰かにプレゼントをしたとき。そこにあるだけでパッと明るい気持ちになってもらえたら、これ以上嬉しいことはありません」と話します。オレンジ色を全面に出した店舗は、遠目からもその存在感が放たれていて、興味を惹かれるとともに漂い流れる温かな空気感に触れられることでしょう。漢方ブランドを立ち上げたきっかけ
DAYLILYは、日本人と台湾人のふたりの女性が創設しました。日本では不調なら処方薬で対処するのが普通ですが、台湾ではまず手に取るものが漢方だと言います。日常に深く根付いた漢方は、コンビニ・スーパー・屋台でも手に入る手軽さ。「漢方が日々のお守りとして、もっと身近になってほしい」という想いからブランドを立ち上げました。 台湾の1号店から始まったDAYLILYは、漢方が既に浸透している台湾でもガイドブックや雑誌に掲載されるほど注目を集めてきました。当時は台湾においても、女性がすすんで手に取りたくなるようなお洒落なデザインの漢方商品が少なかったためと安井氏は分析します。日本人のライフスタイルに寄り添うべく立ち上げたブランドが、台湾女性の漢方ライフにも影響を与えているようです。パワースポット感が溢れるこだわりの店舗
暖色系のオレンジを全面にあしらったDAYLILYの内装は、まるで台湾にある寺院やランタンを思わせるパワースポット感に満ち溢れます。その空気感からも元気を分けてくれそうな店舗には、様々なこだわりが詰め込まれています。台湾の建物をテーマにした内装とディスプレイ
DAYLILY 誠品生活日本橋店 誠品生活日本橋店は日本1号店ということもあり、漢方をイメージしやすい「台湾の漢方薬局」を再現したと言います。その店内には、薬棚や薬瓶など、所々に台湾における漢方薬局の要素が散りばめられています。店舗によって雰囲気が異なるので、店舗巡りをしても楽しそうです。 悠久の歴史を刻んできた漢方と同じく、空間からも「時間の蓄積」を感じられるよう、内装・インテリア・調度品の数々は、ブランドの雰囲気に調和するアンティーク品を厳選して配置。すべての店舗にドライフラワーとデイリリーのお花が飾られ、自然界の癒しを感じます。漢方初心者も安心してショッピングできる配慮
日本人が漢方と聞くと、「苦くて美味しくない」や「手間が掛かる」といったイメージを持つ人も少なくないでしょう。そのため、DAYLILYではまず店舗での試飲や試食をおすすめして、その味わいを最大限伝えられるように心掛けています。 DAYLILYの漢方茶は、苦みが抑えられた飲みやすいテイストと、煮出す手間が掛からない工夫によって取っ付きやすく、自分用にもギフト用途にも使い勝手が良いと評判。スタッフに声を掛けやすい雰囲気も、初心者が安心してお買い物できる大きなポイントです。台湾カルチャーに魅了された幅広い世代が訪れる
DAYLILYの誠品生活日本橋店には、20代から70代を超える世代まで幅広い女性客が来店すると言います。「ナツメ」や「食べるお茶」など、一部の商品には量り売りサービスがあるため、健康や美容に関心の高い人のヘルシールーティンとしてリピートされることも多いのだとか。 最近ではYouTubeでDAYLILYの商品を取り上げられることもあり、漢方に馴染みがなかった若い世代も店舗に訪れるようになりました。また、日本橋店が入る「コレド室町テラス」の誠品生活フロアは、台湾発のブランドが数多く軒を連ねるため、台湾ラバーには堪らないスポットとなっています。漢方素材を使った、多種多彩な商品ラインナップ
DAYLILYでは、キュートなルックスで思わず手に取りたくなるような、40種類近くの漢方アイテムを取り扱います。ジャンルとしては、お茶やお菓子を始めとして、アクセサリー・シューズ・コスメ・サプリメントと多岐にわたります。 これらの商品は、50種類もの漢方からそれぞれの使用目的に合った素材をブレンドして調合されています。漢方の生薬は、気温や地域によって効果効能が変わるため、その商品性に合わせて原産国が選ばれています。台湾だけでなく、日本や中国から取り寄せる素材もあると言います。 漢方を摂り入れるハードルのひとつに「長期間飲み続けないと効果が出ないのでは」と心配する声も多く聞かれます。それについて、安井氏は「続けて飲んでいただくと、それだけ効果は実感していただけると思いますが、気になるときだけでも飲むと、やはり違いを感じます」と丁寧に答えてくださいました。 たとえば、漢方薬で生薬として多く使われる生姜は体を温めてくれる効果があり、ジンジャーシロップを飲むとすぐに体がポカポカと温かく感じます。飲み続けないと効果が実感出来ないなら継続しにくいですが、即効性があるとお守り的な存在として常備したくなりますよね。杏仁茶:美容と健康をキープする定番のドリンク
Annin Beau-Tea 台湾甜杏仁茶 まずご紹介したい商品が、ホッと心が休まる「Annin Beau-Tea 台湾甜杏仁茶」。杏仁は潤いを補う効果が期待できると言われていて、台湾の漢方薬局には必ず杏仁茶が置かれています。DAYLILYの杏仁茶は、砂糖不使用かつノンカフェインなのでヘルシー。食後やお休み前のリラックスタイムに、やさしいお茶があると嬉しいですよね。 CoCoAnnin Beau-Tea ココア杏仁茶 杏仁茶にココアの風味がついた「CoCoAnnin Beau-Tea ココア杏仁茶」は、まさに夜の救世主。こちらも砂糖不使用でノンカフェインなので、チョコや甘いお菓子が食べたくなった時でも罪悪感なく楽しめます。ココアの風味と杏仁の香りがマッチして、心と身体を癒してくれます。チャイナシューズ:上品かつキュートな台湾雑貨
台湾のセレクト雑貨も取り扱うDAYLILY。その基準もまた「ヘルシーに気持ちよく過ごせる」ことです。たとえば、「チャイナシューズ」は布製でペタンコのシューズを履いたときの気持ち良さが格別。ラクな履き心地がヘルシーな感じで、見た目のかわいさが気分もあげてくれます。 その履き心地は、DAYLILYのスタッフ達からの評判もピカイチ。「チャイナシューズは小さめに作られているので、ワンサイズ上くらいを選ぶと良いかもしれません。段々と足の形にフィットしてきます」とのアドバイスもいただきました。 DAYLILYオリジナル刺繍入りチャイナシューズ アートディレクター・河ノ氏がデザインを考案した「オリジナル刺繍入りチャイナシューズ」もユリがあしらわれていて乙女心をくすぐります。カラーバリエーションも豊富で、足元にほんの少し台湾のエッセンスを加えられる、華やかなファッションです。フェイスマスク:和漢植物由来エキスで肌が潤う
Dan-gui & Chuan-xiong Facial Mask当帰川芎フェイスマスク DAYLILYはコスメ部門も評判がよく、贈り物に選ばれることが多いジャンル。芸能界でもファンがいる「Dan-gui & Chuan-xiong Facial Mask 当帰川芎フェイスマスク」は、和漢植物の当帰と川芎から作られたエキスを浸したシルクシートです。 透き通るようなシルクがやさしく肌を包み込み、しっとりと落ち着かせてくれるため、強い日差しを浴びた日やリラックスタイムにおすすめの逸品です。誕生日プレゼントはもちろん、妊娠祝いや出産祝いにも贈られることの多いアイテムです。年代別に人気の漢方アイテムをピックアップ
EMPOWER YING-YANG ESSENTIALS衡量陰陽龜鹿丸 年代別だと、更年期に対応している「EMPOWER YING-YANG ESSENTIALS 衡量陰陽龜鹿丸」は、40~50代の女性に人気のアイテム。心身が不安定になりやすいときに、動物系の和漢素材が「生命力の源」としてサポートし、陰陽のバランスを整えることでエンパワーします。 ASIAN SUPER POWDER ~Pre Moon Smooth~望月茴香亞麻仁粉 PMS(月経前症候群)に対応している「ASIAN SUPER POWDER ~Pre Moon Smooth~ 望月茴香亞麻仁粉」は、生理前のイライラや不調に効果があり、20~30代女性に選ばれる傾向があります。仏手柑・鬱金・小茴香などをブレンドした「飲むSUPER POWDER」が毎月の変化に寄り添います。スタッフが考えるDAYLILYの魅力と利用シーン
DAYLILYは女性の心身に寄り添い、女性が気持ちよく過ごせるライフスタイルを追求するスペシャリティーブランド。インタビュー中も常に笑顔が絶えないPRの安井氏に、DAYLILYの店舗の魅力と、どのようなときに利用してもらいたいかを伺いました。台湾の漢方薬局は、体の不調時だけでなく、元気な時もふらっと立ち寄れるような日々の健康を見守ってくれる場所です。DAYLILYもそうありたいと願っているので、元気な時もそうでないときも、気軽に立ち寄っていただきたいです。
誠品生活日本橋店のショップディスプレイまた、当店がある誠品生活日本橋は、台湾生まれの様々なお店が他にもたくさんございます。台湾へ行きたくてもいけないこのような状況の中、台湾気分を楽しみたい時にも、是非ご来店いただけたら嬉しいです。
2021年に、養生スープ&BAO専門店がオープン
DAYLILY KAMPO STAND 2021年11月には、心斎橋PARCOの医療ウェルネスモール「Welpa(ウェルパ)」に、養生スープ & BAO専門店「DAYLILY KAMPO STAND」がオープンしました。薬としてではなく毎日の食事からも漢方を摂り入れるために、台湾の屋台からヒントを得てつくられたカフェスタンド。「自分をケアするための場所」として連日大盛況を遂げています。 漢方素材をたっぷり使って台湾屋台のような本格的な味に仕上げたスープや、お麩や大豆ミートを使った台湾風ハンバーガー「ヴィーガンBAO」は、ヘルシーながら絶品の味わい。台湾好きには堪らないラインナップが人々を迎え入れてくれます。薬膳茶の飲み比べもできるので、漢方の敷居を下げてくれる存在になりそうです。女性のライフスタイルとライフステージを見守る
DAYLILYのブランド名の由来となった金針花には、貧血の改善や便秘の解消など、女性の不調を補ってくれる効果が期待できるそうです。DAYLILYは、そんな金針花のように、女性のライフスタイルとライフステージを温かく見守ってくれるブランドだと感じます。
「かわいい」というフックからも漢方の世界に触れることができるため、漢方の知識がなくても誰でも素敵な世界観を楽しめるショップです。沈みがちなときや気分を上げたいとき、DAYLILYに立ち寄ってみてください。自分へのご褒美や大切な人へのギフトを選んでいると、いつの間にか明るい気持ちになっていることでしょう。
ショップの詳しい情報
店名 | DAYLILY(デイリリー)誠品生活日本橋店 |
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住所 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス2階 誠品生活内 |
営業時間 | 11:00 ~ 20:00 |
休業日 | 無休(誠品生活日本橋の営業時間に準ずる) |
最寄駅 | 三越前駅と地下直結 / 新日本橋駅と地下直結 |
電話番号 | 03-6265-1816 |
ホームページ | https://daylily.com.tw/ |
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