デキる社会人と思われる、上司に対する贈り物マナー

社会人になると、お中元やお歳暮、昇進、退職など、普段からお世話になっている職場の上司に対して、贈り物をする機会があるのではないでしょうか。上司が喜んでくれる贈り物を選ぶことは勿論ですが、気を付けなければいけないマナーや常識について深く理解しておくことで、これを機に社会人としての評価も上がるかもしれません。

上司への贈り物シーン

上司に対する贈り物をするシチュエーションは、会社でのイベントから個人的なお祝いまで多岐にわたります。つい見過ごしがちなシーンでも、気の利いた贈り物をすることが、人間関係をより円滑に進めるためのコツかもしれません。

上司への贈り物シーン

基本的には、普段の生活に根付いた会社での出来事で贈ることが多いため、個人でバラバラに贈るよりも、部署や団体でまとめて贈る方が自分達だけでなく上司の負担も少なくなります。ただし、お中元やお歳暮については個人間でのやり取りとなります。また、ボスの日など、わざわざプレゼントを贈るのも憚られる場合は、昼食や飲み会に招待するだけでも喜ばれます。

  • お中元

    一般に7月上旬から7月15日

  • お歳暮

    一般に12月上旬から12月15日

  • ボスの日

    アメリカの習慣で10月16日

  • 異動・転勤

  • 昇進・栄転

  • 転職・退職

  • お見舞い・快気祝い

  • 引越し・新築祝い

  • 結婚祝い・出産祝い

  • 誕生日

上司への贈り物の金額相場

上司への贈り物シーンは多岐にわたるため、そのイベントによって金額相場は大きく異なります。また、個人で贈る場合と、複数人で贈る場合でも、品物の金額帯は変わってきます。ここでは、あくまでも一般論としての金額相場を示しますが、会社ごとに慣わしがあるので、同僚や先輩に聞いてみるのが安全な方法です。

上司への贈り物の金額相場

一般的に、部署や団体などでまとめて贈る場合は、ひとり500円~2,000円程度で合計が1万円~3万円になることが多いようです。個人で贈る場合は、5,000円~1万円程度に収めましょう。また、お中元やお歳暮では、3,000円~5,000円程度にすると、相手も負担にならないと言われています。

  • 部署でまとめて贈る場合(昇進・退職など会社イベント)

    ひとり500円~2,000円を出し合い、全体で1万円~3万円が相場(特にお世話になった場合は5万円程度)

  • 個人で贈る場合(昇進・退職など会社イベント)

    5,000円~1万円程度

  • お歳暮・お中元

    3,000円~5,000円が相場

上司への避けた方がよい贈り物

上司への避けた方がよい贈り物

会社の上司など、目上の人に対する贈り物には、注意すべきことがいくつかあります。相手が望んでいるのであれば問題ありませんが、贈り物にはそれぞれ意味を持つことが多く、避けた方が良いと言われている品物があります。最終的な判断は各個人ですが、ここでは上司に対して避けた方がよい贈り物の例をご紹介します。

  • 現金・商品券

    見下したイメージがあり、プレゼントを選ぶことを放棄した、と捉われる可能性がある。

  • かばん・時計

    勤勉に励んで欲しい、という意味を持つため、目上の人には失礼にあたる。

  • ベルト

    もっと気を引き締めて、腹をくくって、という意味を持つ。

  • 筆記用具・文房具・ボールペン・万年筆

    もっと精進して、という意味を持つ。

  • くつ・靴下・下着

    仕事上の関係だと、靴・スリッパなどの履き物や絨毯・玄関マットなどの敷き物は、踏みつけて出世すると捉えられる可能性がある。また、靴下や下着などの「下」が付くものも控えるべき。

  • ハンカチ類

    ハンカチは漢字で手巾(てぎれ)と書くため、手切れを連想させる。

  • ネクタイ

    女性から男性に贈ると、あなたに首ったけ、という意味を持つため、恋人以外には注意が必要。

  • 刃物(包丁・はさみ)

    縁が切れる、という意味を持つ。

  • 櫛(くし)

    「苦(9)」「死(4)」を連想させるため、贈り物には不向き。

  • 印鑑

    今後の自立を促す、という意味を持つため、目上の人には失礼にあたる。

プレゼントにおすすめの品物

ネクタイ専門ブランドの旗艦店

本格的な革小物専門店

ステーショナリーと輸入雑貨のショップ

お塩とオリーブオイルの専門店

上司に贈り物を渡すタイミング

上司の退職祝いや昇進祝いを渡すタイミングは、事前に情報を掴んでいたとしても、正式に発表されてから1~2週間後が妥当と言われています。会社で渡す場合は、お昼休みや夕方・夜などの業務が落ち着いている時間が望ましく、部署でまとめて贈るのであれば終業時間の少し前に人を集めて贈る方法が一般的です。

上司に贈り物を渡すタイミング

送別会やお祝いの席をもうける場合は、その日に合わせてプレゼントを用意し、お酒のペースが速まる前や食事が一旦落ち着いた中座のときに渡すようにしましょう。送別会などがない場合は、退職日当日は避け、退職予定日の数日前に渡すようにします。3月~4月は、歓送迎会が多い季節でもあるため、幹事になった方はお店の予約を早めに済ませておくと安心です。

上司に贈り物を渡すタイミング

熨斗(のし)は基本的に不要ですが、郵送する場合には付ける必要があります。退職祝いの場合、退職理由は人それぞれであるため、基本的には表書きに「祝」の文字を使わないのがマナーです。定年退職であれば「御祝」や「祝定年御退職」で良いですが、自己都合退職では「御礼」や「謹呈」や「感謝」にすることが無難です(「御餞別」は目上の方に失礼)。水引は紅白蝶結びのものを選び、名入れには連名なら「〇〇一同」と書きます。

お中元やお歳暮の場合

お祝いのメッセージ

上司への贈り物を渡すときに、一言でも心遣いのメッセージを添えることが出来れば、上司から大変喜ばれます。また、複数人でまとめて贈る場合は、それぞれの方の想いを代表して伝えることになりますので、スマートな対応を心掛けましょう。ここでは、お祝いのメッセージとしていくつか例を示しますので、参考にしてみてください。

転勤する上司
「これまで本当にお世話になりました。またお会いできるご縁があることを願いつつ、新天地での更なるご活躍をお祈りしております。」
退職する上司
「〇年間に及ぶお勤め、お疲れ様でした。これまでに頂いた多く学びを活かして、今後の業務に取り組んでまいります。〇〇さんの新たな人生が、健康で素晴らしいものになりますよう、我々一同は願っております。」
昇進した上司
「以前から〇〇さんの卓越した指導力、業務遂行力は随一だと内外で評判になっておりました。今後は、更にお力を発揮され、事業の益々の発展に寄与されることを期待しております。」

上司が気持ちよく受け取れる配慮を

今回ご紹介した、上司に対する贈り物マナーについて、いかがでしたでしょうか?上司など目上の人への贈り物は、何かと気を揉むことが多いかもしれませんが、予備知識を蓄えておくことでより心のこもった贈り物を選ぶことができます。上司が気持ちよく受け取れて、贈る側も喜んでもらえて嬉しくなる、そのためにしっかりと適切な配慮を心掛けましょう。

上司に対する贈り物マナー

これからも、贈答マナーに関する、皆様の疑問を解決していきます。「これってどうすればいいの?」という疑問も大募集していますので、ご遠慮なくお問い合わせフォームからご連絡ください。

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