様々なお祝いシーンで欠かすことのできない「お花」は、その美しさを五感で感じられるとともに、受け取った瞬間の高揚感には格別なものがあります。誕生日や新築祝いなど賑やかな宴のオープニングに、そしてプロポーズやアニバーサリーなど特別な日のフィナーレに、場を華やげ人を惹きつける魅力はいつの時代においても不変です。
思い出に残るフラワーギフトを贈りたくても、お花に囲まれたフラワーショップに入ることを気恥ずかしく感じたり、特別感を演出するようなオーダーの仕方が分からない人も多いことでしょう。そういった人にこそオススメしたい「バーに入るような感覚でお洒落に立ち寄れる花屋」があります。
店頭には仕入れ花が置かれず、贈り主の想いや希望をヒアリングしたうえで仕立て上げられる完全オーダーメイド制。ありふれた “可愛い” ではなく、前衛的な “カッコイイ” をテーマに活けられるアレンジメントフラワーは、スタイリッシュで贈り相手の脳裏に鮮烈な印象を残すでしょう。今回は、様々なハートフルシーンに寄り添う、洗練されたフラワーギフトの魅力についてご紹介します。
目次
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターとは
ご紹介するお店は、東京・大阪・神戸・長崎など全国に7店舗をもつ「SAINT JORDI FLOWERS THE DECORATOR(サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター)」。コンセプトに「花を通じて想いを結ぶフラワーギフト」を揚げ、用途やシーンにふさわしい完全受注のオーダーメイドのフラワーギフトを提案しています。
贈答シーンは誕生日や季節のイベントのみならず、結婚式での花嫁ブーケやリングピロー、開店開業のお祝い花、お悔やみの花など多岐にわたります。また、コンセプトにある「ギフト」は空間までも指していて、個人宅や式場などの空間コーディネートも担っています。花で端正に飾られた空間は、えも言われぬ幻想的な雰囲気を醸し出すことでしょう。
ブランド名に込められた想い
ブランド名に冠した「SAINT JORDI」とは、スペインにある記念日「サン・ジョルディの日」から取ったもので、この日は男性から愛する女性に花(主にバラ)を捧ぐことから、花を贈る文化を作っていきたいという想いを込めました。また 「THE DECORATOR」は、デコレーター(花を活ける人)そのものが価値であることを伝えるために含めたと言います。
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターのロゴは、美しい曲線で描かれた花のつぼみがエレガントな一方で秘めたる想いをも感じさせるデザイン。「いつの日か花開くことを信じ続ける “つぼみ” と、メラメラとした情熱を持ち続ける “炎” 」がモチーフというロゴからは、常にチャレンジ精神をもち成長を続けていく気概を感じます。
百戦錬磨のワザが光る、花の精鋭たち
フラワーアレンジメントだけでなく、式場や法人イベントなど空間コーディネートを担うデコレーター達は、どのような経歴や資格を持っているのでしょうか。デコレーター・髙井氏によると、花に関する資格だけでなく、色彩検定やインテリア系など人によって様々な資格を持ちつつ、基本的には実践の現場で経験を積み技術を磨いていると言います。
デコレーターによってそれぞれ得意な空間やデザインがあるため、その時々の仕事内容に合わせて最適なデコレーターを配置していることも信頼を置ける所以。日々切磋琢磨しながらフラワーギフトと向き合い続けるサンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターは、百戦錬磨のワザが光る花の達人集団とも言えるでしょう。
こだわり抜かれた、逸品フラワーギフト
宝石箱のようなボックスに花を活ける「ボックスフラワー」を中心に展開しているサンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター。独自のフラワーギフトには、単に花を箱詰めするだけでなく、贈り主の想いを届けるための並々ならぬこだわりが詰め込まれています。
季節感を大切にした花材えらび
「一番大切にしているところは季節感」。年間を通じて流通する花は増えたものの、その季節だけにしか咲かない花は大切にしていきたい、と髙井氏は話します。サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターのオンラインショップでフラワーギフトを注文すると3~4色から選べるようになっていますが、同じ色を選んでも季節によって違う花で作られたものが届きます。
春先なら透明感のある花や淡い色、真夏なら日差しが強いのでくっきりとした濃い色というように、同じ花色でも季節によって映えるものがあるのだと言います。デコレートされた花材によって季節感のある色彩変化を感じられることも、サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターの魅力的なポイントです。
インパクトを与えるデザイン性
依頼主の意向に沿って作ることを大前提にしつつ、「カッコイイ」や「大人っぽい」テイストが、サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターの大きな特徴です。高彩度の花を織り合わせて作られるフラワーアイテムは、どんな空間でも存在感抜群。受け取った相手の心にインパクトを与え、予期せずして心に刻み込まれます。
受注発注で担保される花の鮮度
大切な贈り物であれば、生き生きとフレッシュな状態で手元に届いてほしいと思いますよね。同ブランドでは注文を受けてから花材を発注するため、常に瑞々しい新鮮な花で作られます。また、一般的な花屋に並べられた在りものベースのアレンジメントではなく、その贈り物にふさわしい花を厳選して仕入れていることも、贈り主にとって嬉しいポイントです。
洗練されたラッピング・スタイル
黒で統一されたフラワーボックスに、シルバーのラインが気品溢れるオリジナルリボンを掛けるラッピング・スタイルにもこだわりがあります。これは、特に男性が持ち歩きのシーンで気恥ずかしさを感じなくてもいいよう練られたアイデアだと言います。
可愛らしい見ためではなく、高級感があって都会的なデザインのギフトボックスは、持ち歩く人をドレッシーに魅せます。英国紳士のごとく華麗に花を渡せるような、ギフトシーンを重視した細やかな気配りがラッピング・スタイルにも表れているのです。
温かみある手書きのメッセージカード
また、サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターでは、すべてのメッセージカードを手書きで代筆していることが特徴的(直筆も可能)。メッセージカードを依頼したお客様は、皆びっしりとメッセージ文を書かれるのだそうです。溢れる想いをしっかりと伝えたい方に選ばれている信頼の厚さが伺えます。
ブランドを象徴する「Porter Box」シリーズ
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターを代表する商品が「Porter Box(ポーターボックス)」。縦にスラリと伸びる草花に生命力を感じ、飾ることで空間にオアシスが出現するような美しいデザインです。独特な至高感を生んだ商品は、どういった経緯や想いが込められているのか伺いました。
比類のないスタイリッシュな魅せ方
「タンジブルな花を贈ることよりも、シーン(光景)を贈ることを大切にしています」と話す髙井氏。男性が花を持って歩くことが憚られる時代だった創業当時に、男性でもカッコよくスマートに持ち帰りやすいというテーマ性をもって誕生しました。
幾度もリピートして贈っても箱を開けるごとに違う花が届くことは、使い回しではないその時々の想いが伝わり、喜びや感動が一段と増します。また、開けた瞬間のサプライズ感も楽しんでもらいたいという想いから、ボックスの開き方にもこだわり、それさえ贈り物のひとつと考えていると言います。
シャンパンとの美しいマリアージュ
ポーターボックスにシャンパンを組み合わせた「Champagne Box(シャンパンボックス)」は、別格の特別感をもつフラワーギフトです。男性から女性へのプレゼントを想定したこの商品、「二人で過ごす時間に、サプライズを込めてスマートに贈れるよう組み合わせました(髙井氏)」。シャンパンと花を結婚記念日に贈られたら、女性なら誰しもが嬉しいと感じることでしょう。
ボックスフラワーをギフトで贈ることのメリット
華やかさやサプライズ感、スペシャリティーを感じるボックスフラワーギフトを贈ることで、どういった気持ちを伝えられるのでしょう。お祝いのシーンでは凛と咲く花々が「祝福」の気持ちを存分に表し、退職祝いやお見舞いのシーンでは心身を休めてほしいという「労り」の気持ちを込められます。
また、それぞれの花がもつ花言葉を活用すると、粋な手段で気持ちを伝えることもできます。花に目をやるたびに贈り主の優しい心根を感じられる、心が温まるギフトになります。年中流通している花材でも、相手が好きな花を差し入れることで、普段から自分の事を気に掛けてくれているという喜びがこみ上がるでしょう。
ボックスフラワーのセレクトポイント
ギフト用途でボックスフラワーを注文していただく場面で、デコレーターはどのような点に配慮してヒアリングしているのでしょうか。お客様と向き合い丁寧に要望を汲み上げることを大切にする中で、「相手の普段のファッションや生活習慣、贈り主との印象的な出来事など、些細なことでもお聞きするようにしています」と髙井氏は言います。
「誕生日にサプライズで贈りたい」「ちょっとした感謝を気軽に示したい」など、曖昧でも良いそうなので、漠然としたイメージしか持っていなくても安心です。デコレーターとの会話の中で、相手のことを改めて思い返す機会を持つことができるため、より一層想いが膨らみ込められそうですね。
「ひとつ大事にしているのは、”お客様自身の感性を引き出す” 視点です。花贈りは、それぞれの人に眠っているはずなのですが、苦手意識があったり経験したことがない人が意外に多いと感じます。花贈りの体験を重ねていただくことで、自分らしさを創り上げてもらえたらと思います。」(髙井氏)
そのためには、お客様と過去の注文情報を共有し、以前に贈ったフラワーギフトを踏まえたうえで、今回の提案をしていると言います。すると、次第にお客様自身から「こういった風に贈りたいから、こんなものを作ってほしい」とより具体的な要望が届くようになるそうです。感性が育まれていく変化を得られることは、贈り主にとっても素敵な体験になります。
サンジョルディのフラワーギフトの魅力
今回インタビューに応じてくださった髙井氏は、なんと勤続16年目。数多のお祝いシーンに立ち会ってきた髙井氏は、サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターにおけるフラワーギフトの魅力をどのように捉えているのでしょうか。
「言葉だけでは伝わらない想いを、花で伝えられるという魅力があると思います」、そう口を開いた髙井氏。実際に関わったお客様は、誕生日など表層的なきっかけ以外にも必ず「花を選んだ理由」を持っていて、それをデコレーターが引き出すことで、言葉にならない部分を花で補って伝えられると感じているそうです。「思い立った時に気軽に使ってもらえる存在でありたい」と締めてくださいました。
持参したアイテムをボックスに込めても〇
箱に入るサイズであれば、持参したアイテムをフラワーボックスに込めることも可能です。アクセサリーやお酒など想いのあるものをフラワーボックスに忍ばせてみたり、商品券や旅行券を入れて両親にプレゼントする人もいるそうです。「先日も、高価な指輪をプロポーズ用に預かって金庫で保管していました」と、クスリと笑えるエピソードを伺いました。
贈答シーンから選ぶ、オススメのフラワーギフト
誕生日やプロポーズの機会に注文されることが多いという、サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターのフラワーギフト。他にも、上場のお祝い・昇進のお祝い・送別会などで依頼があります。ハレの日だけでなくお悔やみの供花にも対応していて、一周忌法要など少し時間が経ったタイミングでの贈り物にもフィットします。ここでは、贈答シーンごとにオススメしたいギフトをご紹介します。
① 誕生日には一番人気のポーターボックス
一番人気の「Porter Box(ポーターボックス)」は、ブランドを代表する逸品ギフト。置くだけで空間を彩るフラワーギフトは、節目を迎えるのにふさわしい特別感が溢れています。子供の誕生日に0歳から毎年注文するお客様がいたり、気に入った花を見つけるたびにパートナーに贈ったり、微笑ましいエピソードを数多く聞くことができました。
② 結婚記念日なら華やかなシャンパンボックス
記念日には「Champagne Box(シャンパンボックス)」がうってつけ。「Moet & Chandon Moet Imperial」や「Veuve Clicquot Yellow Label Brut」など、数種類のブランドからシャンパンを選ぶことができます。また、ボトルサイズは “フル(750ml)” と “ハーフ(375ml)” から選べるため、相手の飲酒量や予算のバランスから選ぶことができて便利です。
結婚式の会場装花で関わったお客様の中には、10年目の結婚記念日に当時オーダーしたお花を改めて贈るという演出をされた人もいるそうです。新婚当初の初々しい気持ちがよみがえるとともに、思い出を二人で懐かしんで浸ることのできる素敵なフラワーギフトになりそうです。
③ ギフトを格上げするジュエリーボックス
他で用意した贈り物に、華やかさをプラスしたい場合は「Jewelry Box(ジュエリーボックス)」がオススメです。コンパクトながらも世界観があり、花を一凛贈るだけよりもインパクトがあります。商品名の通り、ジュエリーボックスとして使うだけでなく、リングピローに変更することもできます。
④ 季節イベントの限定商品も見逃せない
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターでは、母の日やクリスマスなどのイベントで限定商品を展開しています。2022年の「母の日」には、話題のショップとコラボレーションし、ケーキやナッツと組み合わせた商品を発売しました。花にプラスαで何かを贈りたい人は、公式オンラインストアやSNSをお見逃しなく。
特別な機会に利用したいラグジュアリーサービス
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターでは、フラワーアレンジメント以外にも、壮大なシチュエーションをプレゼントすることもできます。フラワーギフトの枠にとらわれない、ラグジュアリーなサービスを特別な機会に利用してみてください。
ホームデコールサービス
「Home Decor(ホームデコール)」サービスでは、空間コーディネートに長けた花のプロフェッショナルに、自宅やホテルの一室を飾ってもらうことができます。プロポーズや家族の記念日など、ここぞの機会で大切なワンシーンを演出します。
他のフラワーギフトと同様、ホームデコールも飾り付けする場所やどう過ごしたいかをヒアリングすることから始まります。「ホテルの一室を飾るのであれば、その空間をどう飾るかをよりも、その滞在を通じてお客様が叶えたいことは何かを聞くようにしています。お客様とともにギフトシーンを作り上げていく感覚です(髙井氏)」。
ホテルで装飾する場合は、そのホテルスタッフとも打ち合わせを行い、ホテルのサービスと兼ね合いを取った空間コーディネートを完成させていくのだと言います。時には特定のホテルサービスの利用を促すこともあるそうで、ホームデコールサービスの範疇を超えて親身に対応してくれます。
一生に一度のプロポーズは、誰でも成功させたい気持ちを持つはず。数多のギフトシーンに立ち会ってきたデコレーターがサポートしてくれる安心感は、絶大であることに疑いの余地がありません。花で美しく飾り付けられた夢のような空間でプロポーズされたなら、二人にとって一生の思い出となることでしょう。予算の目安は10万円~となっています。
ポーターサービス
依頼主の指定の場所やタイミングに、デコレーターが直接花を届ける「Porter Service(ポーターサービス)」も、ここぞのシーンで活用したいサービスです。きっちりと身だしなみを整えたデコレーターが、贈り相手の元にフラワーギフトを届けます(※2022年6月時点ではサービス休止中)。
一般的な宅配便と違い、ヒアリングで聴取した「想い」をもデザインした演出に沿って届けてくれるため、贈り主の温かな気持ちがより伝わることでしょう。プロポーズ・サプライズの誕生日祝い・退職祝い・仲直りのきっかけなどに、記憶に残るプレゼント演出を試してみてください。ポーターサービスは、商品の購入金額が3,780円以上で利用可能です(※別途料金不要)。
フラワーギフトの注文方法をチェック!
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターの商品は、店舗もしくはオンラインショップから注文することができます。どちらで注文しても、贈り主の想いをしっかりと聞き留めてくれます。思いの丈を余すところなくデコレーターに伝え、理想のフラワーギフトを作り上げていきましょう。
- 店舗で注文する
稀有な贈答シーンであったり、贈り物の成功率を高めたいと強く思うなら、デコレーターと対面でやり取りする店舗注文がおすすめ。フラワーギフトのプロフェッショナルが、店内カウンターにて希望をヒアリングしてくれます。自身の感じる相手の印象や伝えたいメッセージなど、贈り主も気付いていない想いを紐解いていき、気持ちを届けるための作業を丁寧に行います。
対面でのヒアリングは、電話やウェブサイトから事前予約すると確実です。予約が入っていない時間帯であれば、予約無しで来店しても受けてもらえるそうです。ただし、ファクトリー店(福岡店・長崎店)では商品の受取りのみとなっていることから、来店注文ができないので注意してください。
- 公式オンラインショップで注文する
気軽に贈りたいささやかな贈答シーンや、自宅から店舗までが遠い場合は、サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターの公式オンラインショップを活用しましょう。花束だけでなく、ポーターボックスやシャンパンボックスなどの商品も注文することが可能です。
公式オンラインショップでは、商品ページでカラー選択ができるようになっています。「レッド系」「ホワイト×グリーン系」など、相手の雰囲気や好みに沿った色合いを選べて嬉しいサービスです。商品ページには「希望欄」が設置されているため、花の色や贈答シーンについて細かく記載してみてください。
「素早く注文したいのであれば色で選んでもらっても良いですし、希望欄に想いを書いて “あとはお任せ” という方もいらっしゃいます。さらに踏み込んで相談したい場合は、メールや電話でやり取りさせていただいています(髙井氏)」。顔が見えないオンライン注文でも、可能な限り想いに寄り添ってくれるデコレーターの気持ちが嬉しく甘えたくなります。
まずはショップを訪れて世界観を体感すべし
フェミニンな花屋に立ち入ることは気が引けると感じる人でも入りやすいことが、サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターの持ち味です。男性の来店も想定され創り出されたフラワーショップは、店頭に花を置かないことにこだわり抜かれ、内装もスタイリッシュ。ヘアセットをキメてスーツをビシッと着た状態でも入りやすくしたい、という創業者の想いから生まれたそうです。
デコレーターが花を活けているところを魅せるオープンキッチンや、バーのような対面カウンターなど、男性も過ごしやすい工夫が随所に散りばめられています。「花の選び方が分からない」「自分の想いを表現したい」と、細やかな相談をするために訪れる男性がメインの客層だと髙井氏は話します。
ワークショップでフラワーアイテム制作
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターの直営店舗では、対面ヒアリングの他に、要望に応じてワークショップを開催しています。パートナーや家族に対して特別な想いを込めて作れば、すこし不格好な部分までいとおしく感じる贈り物になることでしょう。自分のために優雅な空間でフラワーアイテムを作成しても、楽しいひと時になります。
デコレーターが考える店舗の魅力とは
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターにおける店舗の魅力について、「デコレーターが生き生きと働いていることが、最大の魅力であり大切にしたいところ」だと髙井氏は話し、後に続けます。
「インタビューの話だけ聞いていると、クールなイメージを持ってしまうかもしれません。しかし実際は、花を活けている音やデコレーター同士が会話している賑やかな雰囲気を通して、お客様を変に緊張させないことも大切にしています。常にお客様に見られている緊張感を持ちながらも、花を楽しんで活けている空気感が、他の花屋にはない特徴だと思っています」。
「シーンごとに花屋を使い分けてもらい、今回は “サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター” で贈りたい、と思ってもらえたら嬉しいです」と髙井氏は締めくくります。スタイリッシュなデザイン性は、贈り主とその相手を想いやった心遣いに由来するもの。内にある心根は温かく、確かな技術をもったデコレーターが明るい雰囲気で働くハートフルなフラワーショップでした。
- おわりに
華やかなボックスフラワーは、ラグジュアリーの中にも贈り主の想いやデコレーターの配慮が詰まった情熱的なプレゼント。贈り主の気持ちをしっかりと汲み取り、大切な人に目いっぱいの気持ちを届けられることでしょう。想いを聞き届けてくれるデコレーターが駐在するフラワーショップで、貴重な機会を飾るフラワーギフトを選んでみてください。