東京まち歩きコレクション - 散歩No.17 ミズマチ|涼を求めて、隅田川~北十間川の周辺で水辺散策

東京まち歩き

先日の長雨、皆様影響ありませんでしたでしょうか。被害にあわれた方につきましては心よりお見舞い申し上げます。

雨の間は寒いほどでしたが、天候が落ち着くとまた暑さがぶり返してきました。強い日差しに加えマスクもしなければならないとなるとさらに暑さが増します。そこで今しばらく続く暑さをやりすごし、涼を求めた川辺の街歩きはいかがでしょうか? 今回の記事では隅田川と北十間川周辺のエリアを散策します。

ミズマチまち歩きマップ

平安時代より東海道から関東周辺、奥州へとつづく交通の要所であり、江戸時代には多くの運河と河岸が整備され発展してきました。古き日本の情緒を楽しむ観光地であると同時に、近年では東京スカイツリーとそのお膝元のソラマチをはじめ、ショッピングやグルメを楽しめるエリアとしても魅力的な場所となりました。

そんなエリアで、昨年にはさらに新しい施設がオープンしたと聞き、ぽっかりできた休日に出かけることにしました。さあ、お店を巡りながらの水辺散歩に出かけましょう。

ミズマチまち歩き

今回のスタートは銀座線浅草駅から。江戸時代には浅草寺の門前町として、また港として栄えてきた地域だけあり、駅も東洋で初めての地下鉄として古くから輸送を始めました。1955年には日本初の地下街もオープン。現在でも老若男女国内外問わず多くの観光客が乗降を繰り返す日本を代表する観光への玄関口です。

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銀座線改札すぐ脇にあるタイル画。にぎわう浅草の様子が鮮やかに描かれています。早く以前のような賑わいが戻るのを願うばかりですね。活気のある浅草の祭りをしばし眺めた後、2番出口より地上へと階段を上がります。

① 亀十(かめじゅう)

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浅草駅2番出口のすぐそば、まずは言わずと知れた浅草が誇る和菓子の名店、「亀十」を訪れました。大正末期創業の老舗でこちらの名物はなんと言ってもどら焼き。東京三大どら焼きのひとつに数えられ(残りの二つは上野の「うさぎや」、十条の「草月」です)、休日ともなればどら焼き目的に長蛇の列ができ、1時間近く待つことも。かく言う筆者も大好物で、浅草で所用ができると都合をつけて必ずここに寄ります。

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無事にどら焼きをゲットしました。一見するとムラのある焼き目と大き目サイズが特徴です。餡子は甘さ控えめでふわふわの生地の優しい甘みもしっかり感じることができます。出来立ての温かいものもおいしいので、街歩きの小休憩にもおすすめの一品です。

② 浅草文化観光センター

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亀十でどら焼きを買い、気分よく店を出ると雷門通り沿い2件隣、雷門のちょうど向かいにある浅草文化観光センターへ。台東区が運営するこちらの施設では浅草周辺の観光情報を集めることができます。窓口で相談すると周辺マップがもらえるので街歩きのお供にゲットしておくのも良いと思います。館内には授乳室やおむつ替えベッドがあり小さいお子さんがいらっしゃる方にも嬉しい施設です。

また観光案内は必要ないという方も建物は見学の価値あり。2012年に隈研吾氏の設計によりビルがリニューアルされており、木材をふんだんに使用したモダンながらも江戸情緒を感じるデザインは細部までこだわりを感じることができ圧巻です。

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来た道を引き返し、今度は吾妻橋を渡ります。シルバーの泡を冠するアサヒビール本社とその隣に浮かぶ金色の炎はどちらも1989年のアサヒビール創業100周年を記念して竣工されました。建造からすでに30年以上経ってもなお異彩を放つ浅草の顔の一つです。そのビルのふもとのあたりにもう一つ、浅草の名物があると聞き行ってみることにしました。

③ 海老屋總本舗・本店

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アサヒビールとは浅草通りを挟んだ向かい側に海老屋總本舗が居を構えています。明治2年の開業当時は隅田川で採れた魚の串焼きを売り、人気を博した佃煮の専門店です。

懐かしい雰囲気のガラスの引き戸を開けると、ショーケースの中には海鮮を中心に様々な素材を使用して作られた店自慢の佃煮と若煮が並びます。50gからの量り売りも可能で、数種類を詰め合わせてもらうこともできます。

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今回は若煮の3種詰め合わせを買ってみました。若煮とは、素材の味を感じられるよう短時間で炊き上げることで塩味を控え仕上げたものだそう。実際にはどのように味がちがうのか、さっそく食べてみます。

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白ご飯にたっぷりのあさりの若煮。日本人の原風景にしっかりと手を合わせていただきます! 味は説明文通り、味付けが佃煮に比べるとあっさりしています。直接頂くよりも白米と一緒に食べると素材の味をより感じやすいです。塩分は控えめながら味はしっかりしているのでお酒のおつまみにもオススメです。3種の詰め合わせの他に5種、7種の詰め合わせもあるので贈答の目的や予算によって選ぶこともできます。

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再び吾妻橋を渡り、そこから隅田川を流れに逆らう向きにのんびりと歩を進めました。

吾妻橋から川上のエリアは隅田川を挟んだ両側が隅田公園になっています。敷地は両区合わせて18万㎡と広大で、野球場やテニスコート、ランニングコースなどのスポーツ施設がある他、1000本を超える桜も植えられ台東区民、墨田区民双方の憩いの場です。毎年7月末に行われる隅田川花火大会の第一打ち上げ会場として記憶されている方も多いのでは。

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園内からは観光船が運行、浅草と日出橋、お台場を結んでいます。

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昼間は水上バイクを楽しむ人もおり、涼しげな様子がうらやましく、輝く水しぶきに思わず目を細めます。

④ SUKE6DINER

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隅田公園沿いにある通りは歌舞伎の演目「助六由縁江戸桜」にちなみ「助六夢通り」というんだそう。隅田公園内のジョギングコースからその助六夢通り沿いに出ると、赤茶色のレンガ張りのビルが見えます。SUKE6DINERです。

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店内は吹き抜けになっており明るく開放的。こちらは朝8時より営業しており、午前中はモーニング、ブランチが提供されています。朝食を食べずに来たのでさっそく中に入りベーグルとグラノーラがセットになったモーニングを注文しました。

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グラノーラは自家製。ゴマやナッツがたっぷりと入っていて健康志向の方にも良さそうです。ベーグルは同店舗3階のパンの工場「Manufacture」で焼いたものです。しっかりとした歯ごたえでボリュームがあります。ブランチとしても十分なボリューム感でお腹がしっかり満たされました。

こちらのセットの以外にも、パンと卵料理、サイドメニューをそれぞれチョイスするワンプレートメニューもあり、自分好みの朝食を味わうことができるのも楽しそうです。

また昼にはサンドイッチ、夜にはディナーコース(通常時であればアルコール類も飲むこともできます)と、訪れる時間によって提供されるメニューが変わります。海外の方もよく訪れるということで、訪れるたびに新鮮な驚きがありそうですね。

⑤ すみだリバーウォーク

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SUKE6DINERを出てすぐの隅田公園内に昨年6月に開通したすみだリバーウォークがあります。東武線の線路脇を通りながら隅田川を横断することができる、浅草・押上エリアをつなぐ新しいルートです。

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景色を遮る鉄骨やハンガーロープもなく素晴らしい見晴らしです。夜は22時まで開門しているので、隅田川沿いの夜景を楽しむこともできます。

訪れた日は見事な晴天、立地ゆえに直射日光から隠れる場所はなく、じりじりと肌を焼かれる感覚があります。しかしリバーウォーク内のどこかに描かれているという東京スカイツリーの公式キャラクター「ソラカラちゃん」 (通称「隠れソラカラちゃん」)をどうしても探したくてリバーウォーク上をうろうろと行ったり帰ったり、数度往復しました。

ミズマチまち歩き

いない。

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いない…。

ノーヒントで挑んだソラカラちゃん探しでしたが、想像以上に難易度が高く額から汗が流れ落ちます。

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やっと見つけたソラカラちゃん。君は日陰にいたんだね…。暑さをものともしない爽やかな笑顔が素敵です。

江東区方面から歩くとかなり難易度高めでした。ちなみに2か所あるそうですが、発見できたのはこちらのみ。悔しい。

宝探し気分で探すのが楽しくついつい熱中してしまうので、くれぐれも熱中症にはご注意を。

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すみだリバーウォークを渡りきり地上に降りると商業施設「東京ミズマチ」があります。江戸時代に作られた運河、北十間川沿いにすみだリバーウォークと時を同じくして開業した東武鉄道が運営する複合商業施設です。さてさて、地域に根差した下町の名所にはいったいどんなショップが入っているでしょうか。

⑥ KONCENT

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施設内は大きく2区画に分けられ、江東区側から入るとまずはウエストゾーンのショップが並びます。その中にあるKONCENT。「創る人と造るひと、そして使う人をつなぐ」という思いを込めたショップ名は、その名の通りデザイナーのアイディアと職人のこだわりが詰まったスタイリッシュなプロダクトを取り扱っており、日々の生活をユニークなデザインで彩るアイテムが揃います。

オススメはキッチンツール。フライ返しやスプーンの機能を併せ持つスパチュラや有田焼のジューサーなど、あると便利な道具が見つかるはず。プチギフト選びの際はこちらのお店で探せば間違いなし。

⑦ いちや

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KOBCENTの二件隣は向島に本店を構える和菓子屋「いちや」の二号店です。

ここまでの道のりで、あまりの日差しの強さに少しバテていたので(ソラカラちゃん見つけるのに30分くらいかかりました)まさにオアシスとばかりに休憩に寄ることにしました。喫茶は休日ともなれば順番待ちがでることもある人気店ですが、この日はすんなりと入ることができました。

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席に着きメニューを手にすると目に飛び込んできたのが「かき氷」。迷わずオーダーしました。隠れソラカラちゃんに翻弄されすっかり熱を蓄えに蓄えた体を冷やすにはうってつけのメニューです。提携農家が育てたこだわりのイチゴから作られたシロップは濃厚で、とてもおいしく癒されます。

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店内ではかき氷を頂きましたが看板商品のどら焼きや大福などはテイクアウトができます。

使用されている小豆は北海道産の高級品。ひとつひとつ丁寧に作られ、パッケージもスタイリッシュで手土産に喜ばれそうです。

亀十との食べ比べをしてみたくてこちらでもどら焼きを購入しました。和菓子屋巡りができるのも和菓子屋の多い浅草、押上地区ならではの楽しみ方ですね。亀十と比べると皮、あんこともに甘めでしっかりした味。濃いめの茶や抹茶といただくと相性がよさそう。

ミズマチまち歩き

かき氷で体を冷やし、すっかり生き返えったので散策を再開します。ミズマチのショップ巡りを一度中断し、隅田公園の墨田区側を少し歩いてみることにしました。

かつては水戸徳川家の本邸「小梅邸」があった場所で、建物は現存していませんが回遊式庭園が当時の面影を残します。至るところにベンチがあるので気候が良い時期であればテイクアウトした商品を公園内で腰かけて食べるのも楽しそうです。

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さらに公園内には須佐之男命を祭る牛嶋神社があります。9世紀後半創建、本殿前には三ツ鳥居という大きな鳥居の両端に小さい鳥居がつく変わった様式の鳥居があります。

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ミズマチ前の開けた広場はスカイツリーが綺麗に見える撮影スポットです。

⑧ むうや

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ミズマチに戻り、またすぐに気になるショップがありました。全国に展開するカフェ「パンとエスプレッソと」が誇る人気商品「ムー」の専門店としてオープンした「むうや」です。

「ムー」とはたっぷりのバターが使われた小さいキューブ上の食パン。普通の食パンより柔らかく、ブドウやじゃがいもなど種類別に様々な食材が練りこまれています。9時開店ですがムーは種類ごとに開店後に焼き上がり並べられていくので、昼前くらいの時間の方がいろんな種類が選べるかも。

またイートインではムーを使ったフレンチトーストやサンドイッチのセット、パフェなどを食べることができます。お店でしか食べられない味なので、お時間あればこちらもぜひ。

ミズマチまち歩き

むうやでウエストゾーンが終わり、三ツ目通りを渡るとミズマチのもう一つの区画、イーストゾーンに入ります。イーストゾーンの中心はワイズアウルホステルリバートーキョー。いわゆる都市型ホステルで1階には2段ベッドを複数台置いた共用部屋、ドミトリールームがあり格安で浅草、押上という人気エリアに宿泊することができます。広々としたラウンジもあり、コロナが納まれば多くのバックパッカーの交流の場となりそうです。かつて水の都として栄えた江戸の名残を残すこの場所が、様々な国籍、人種の人々の人生の交差点になるのかしら。

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さらにイーストゾーンを見ていくとコインランドリーがありました。都内にある商業施設にコインランドリーが入っているのは新鮮な感じがします。確かに横にホステルがあることを考えると合理的かも。

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コインランドリーのお向かいは鳴戸部屋。下町ならではのカルチャースクランブルです。

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ミズマチの東側の端まで来るといつの間にかスカイツリーが目前に迫っていました。

2012年に街の顔として誕生したスカイツリー、江戸時代にはのどかな田園風景が広がっていた押上は今徐々に新しい装いを纏い変貌しています。首が痛くなるほどの高さを見上げながら、スカイツリーの麓まで足を延ばしました。

⑨ おしなり公園

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スカイツリーのそばにも北十間川が流れます。このあたりの川辺の両岸はスカイツリーの開業をきっかけに公園として整備されました。公園は所在地の「押上」と「業平」から頭の文字を取って「おしなり公園」と命名され、押上エリアのランドスケープを形成しています。

噴出している水はただの噴水ではなく、水中の酸素量を増やし有機物を分解しやすくするための浄化施設。本来の目的とは違えど飛ぶ水しぶきというのは目に涼しいものです。

浄化施設は夜になるとライトアップされスカイツリーとともに夜の押上を幻想的に染め上げます。

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水辺の景色を楽しんだ後、ソラマチの中に入りました。ソラマチはスカイツリーを中心に水族館、プラネタリウムを有する複合商業施設で、多くのショップとともに家族連れや多くの観光客の休日を彩ります。

⑩ TOWER NIVES TOKYO

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ソラマチの4階には日本の”イマ”にこだわる専門店が出店する「ジャパンスーベニアエリア」があります。日本生まれの人気キャラのグッズや食品サンプルのお店など、日本人がみても楽しめる店舗がひしめいています。その一角にところせましと包丁が並べられたお店が。店員さんに声を掛けられ、ふらりと足を踏み入れました。

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見るからに職人が使うような専門的な包丁の数々。大阪の堺市、岐阜の関市、兵庫の三木市などの金物の産地からそれぞれのこだわりが詰まった包丁を集めており、使用用途や商品ごとの特徴を店員さんが丁寧に教えてくれます。

良い包丁は本当に使い勝手が良いと聞くけど、市販のもので事足りているから…。入ったはいいものの、いまいちピンと来ていない筆者に店員さんが試し切りを勧めてくれました。一般的な包丁とこちらで取り扱っている包丁での人参の切り比べです。

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き、切れる…!力を入れずに簡単に切れる!!一般的に市販されている包丁と驚くほど切れ味が違います。人参の断面がざらついている市販の包丁に対し、こちらで販売されている包丁で切ると滑らかで指でなでても引っ掛かりが一切ありません。断面の違いで素材の酸化具合も変わってくるそう。全く知りませんでした、勉強になります。

また特にこちらの包丁をオススメしたいのは左利きの方です。TOWER NIVES TOKYOには左利き専用の包丁もあり、市販の右利き用の包丁と歯の角度が異なり、切りやすさが格段に変わります。硬いものを切るといつもまっすぐ切れないな、とお悩みの方。もしかしたらそれは腕の問題ではなく道具の問題かも。左利き用の包丁で光明が差すかもしれませんよ。

なお包丁は「切れる」、ということで贈り物として忌避される場合があるので、ギフトとしてのご検討はご注意下さいね。

⑪ 京東都(きょうとうと)

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TOWER NIVES TOKYOと同エリアにある刺しゅうを施したワッペンやファッション小物を取り扱っているお店。伝統と新しい文化継承のかたちと刺繍の可能性を考える京都の工房発のブランドです。

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店内には壁にずらりとワッペンが並びますが、妖怪、キノコ、土偶、浮世絵とモチーフは珍妙です。しかし職人さんが手作業で切り抜くフォルムは一つ一つの商品の表情をわずかに変えさせ、それが独特の温かみと愛らしさを生んでいます。また細部までこだわったデザインでシリーズ中のバリエーションも豊富、コレクター心がくすぐられます。しばらくいるとすっかりその魅力の虜になり、物色を始めました。ううむ、どれも欲しい。

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迷いに迷ってノートとコウタケのワッペンを購入(キノコのワッペンだけで50種類ほどありました)。店員さん曰く、やはり一目でキノコだと分かるものが人気なのだそう。ときどきキノコ博士のお子さんが来店し、真剣に選んでいくと楽しそうにおっしゃっていました。デザインの詳細さと手仕事の細やかさが子供の好奇心を刺激するのかもしれません。

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ノートはこちらのお店と同じく京都に工房を構える和綴じのノートを中心に展開するブランドのもの。文豪たちが書いた名作をモチーフにデザインされたノートです。

⑫ 産業観光プラザ すみだまち処

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5階に移動すると隅田区にまつわる情報を発信するエリアがあります。その中のすみだまち処では墨田区内で生み出された伝統工芸品や特産品を買うことができます。

有名な江戸切子や革製品など職人の手によって生み出された作品はもちろん、江戸小紋で作られたワインマーカーといった伝統文化を感じさせつつ実用的にアレンジされたものなど、陳列された商品は多種多様。もちろんすべて購入可能です。どなたが訪れても必ず欲しいと思えるものに出会えるはず。

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実直なパッケージの石鹸を思わずジャケ買いしました。使用してみるとほんのりとハッカの清涼感があり、夏の暑い時期にぴったりでした。予想外の出会いでしたが良い買い物ができ嬉しいです。

おわりに

水辺を巡る街歩きはいかがだったでしょうか。隅田川から北十間川周辺にかけての地域は街の新しい顔が生まれながらも、下町ならではの情緒を残し水辺と共生する街づくりが進められていました。

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また終わってみると、歩を進めるたびに徐々に近づくスカイツリーを見上げる散策でもありました。水辺とスカイツリー、これからも変わっていく下町の中で両者は変わらずに存在してくことでしょう。

この記事を書いた人

フクロモモンガと暮らすジュエリーデザイナー。ショールームコーディネーター、ジュエリーアドバイザーなどの豊富な接客経験から「人の気持ちに寄り添った商品提案」を行うことをモットーとしている。ヴィンテージマグカップ集めと刺繍が趣味。

柳澤翔子

柳澤翔子

フクロモモンガと暮らすジュエリーデザイナー。ショールームコーディネーター、ジュエリーアドバイザーなどの豊富な接客経験から「人の気持ちに寄り添った商品提案」を行うことをモットーとしている。ヴィンテージマグカップ集めと刺繍が趣味。

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