INDEX
2021年5月を以って、NEWE(ニュー)は閉店しました。
東京メトロ千代田線の乃木坂駅から歩いて2分ほどのところ。外苑東通りの脇にある石畳の小道を奥に進むと、パリ街の一角に迷い込んだかのような、蔦で壁面を覆われたマンションビルが現れます。
2階に上ると見えてくる赤い扉のお店が、ハーブブレンド茶を中心に取り扱う、日本茶専門ブランド「NEWE(ニュー)」です。
「EN(縁・宴・円)」という柔らかい雰囲気の言葉と、「WE(私たち)」を組み合わせて作られたティーブランド。「NEW(新しい・出来立て・これまでと異なる)」の由来となる旧英語の綴り「NEWE」を基にしており、”古き良きものを新しい形でアウトプットしていく” という想いが込められています。
乃木坂に誕生したティースポット、NEWE(ニュー)
落ち着いた色味のトーンでまとめられた「NEWE(ニュー)」の店内は、特徴的なパッケージが引き立つように考えられたインテリアデザイン。天井から吊り下げられた白熱灯も、温もりある雰囲気を演出しています。
その日おすすめのお茶を試飲して、香りを愉しみながらゆっくり選んでもらいたいという想いから、乃木坂店はショールームとしても活用できる造りに仕上がっています。
ウエディングや企業向けの打ち合わせスペースとして使用する個室。フェミニンかつ柔らかいムードのブランドで、大人の女性に強く支持されていることが伺えます。
爽やかな甘みが特徴、ハーブブレンド茶の魅力
NEWE(ニュー)のハーブブレンド茶は、一見すると紅茶のようにみえるタイプもあります。お湯を注いだ瞬間からハーブ、花、スパイスの芳醇な香りが立ち上り、身体がふっと緩みます。
水分を含んだ茶葉が瑞々しさを取り戻していく様子も眺めていて飽きません。一口飲めばハーブの爽快感が先頭を切って舌を走り、日本茶の甘みや渋み、甘美な花の蜜の味など様々な味わいが押し寄せます。
一煎目は、是非カタログに記載されている湯量や湯温で煎れてみてください。それぞれに最も香りや味が出る湯量や湯温が異なるため、その違いもまた繊細さを感じます。二~三煎目は、一煎目より少し湯量を減らしたり蒸らし、時間を長くとったりと、ご自分の好みの煎れ方を見つけるのも楽しいですよ。
水出しにすれば、夏やお風呂上りにゴクっと飲める冷たいドリンクになります。ペットボトルのミネラルウォーターにティーバッグを入れると、妊婦さんや入院中の方でも手軽にハーブブレンド茶を飲むことができます。
フレッシュハーブやフルーツ、コーディアルとの相性も抜群。ティーパーティーにもぴったりの華やかなお茶です。水出しでいれることで、簡単にカフェインレスティーとして楽しめるので、贈るシーンや相手の幅も広がります。
イメージが膨らむお茶のネーミング
HARVEST MOON 月夜美術館で絵画を見るようにお茶を楽しんでもらいたい、と名付けられた商品名は目を引くものばかり。まるで絵画の題名のようになっています。
CITRUS VALLEY シトラスヴァリー絶品のコンフィチュール
紅茶を楽しむという観点の延長で生まれたのが、絶品のコンフィチュールです。バラにこだわったお茶が多いことから、見た目にも美しいものを添えられるよう考えられました。
宝石箱のようなボックスに入ったエレガントなコンフィチュールは、国産のローズが使用されています。大きな花弁はそのまま食べられます。
オリジナルのティーカップ
NEWE(ニュー)オリジナルのティーカップは、贈り物としても自分用にも手に入れたい逸品です。お茶を入れると透ける構造は、細部の技巧に目を引かれます。店内にコレクションが並んでいるので、是非ともご覧ください。
緑茶の新しい魅力を発見できる、乃木坂のお店へ
美術館の中を回廊するようにハーブブレンド茶をチョイスできる、おしゃれな日本茶専門店「NEWE(ニュー)」。華やかなだけでなく、素材や製法にもこだわった、身体に優しく安全な緑茶は、思わず誰かに贈りたくなるお慶びのギフトです。
六本木界隈で用事ができたなら、乃木坂まで少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。新しい緑茶の美味しさを発見する、素敵な旅になることでしょう。
ショップの詳しい情報
店名 | NEWE(ニュー) |
---|---|
住所 | 〒107-0062 東京都港区南青山1-15-22 ヴィラ乃木坂2F |
営業時間 | 11:00 ~ 19:00 |
休業日 | 不定休(基本は水曜・日曜休み、ウェブや電話で確認してからの来店をおすすめします) |
最寄駅 | 千代田線「乃木坂駅」3番出口 徒歩2分 銀座線/半蔵門線「青山一丁目駅」徒歩6分 大江戸線/日比谷線「六本木駅」徒歩6分 |
電話番号 | 03-6459-2050 |
ホームページ | http://www.listplus-japan.com/ |
SNS |