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台所漢方│漢方の知恵で「美と健康」をサポートする、中目黒の漢方専門店

台所漢方│漢方の知恵で「美と健康」をサポートする、中目黒の漢方専門店

本記事に書かれている内容は、2024年11月15日時点での取材に基づく情報です。

年齢や生活習慣から常に刺激を受けている体は、ちょっとした不調感で疲れを教えてくれることがあります。そんなとき、ひとつの切り札として知っていると心強いのが「漢方」です。

初心者にはハードルが高く感じる漢方ですが、中目黒にある「台所漢方」が優しく手ほどきをしてくれます。台所漢方は、漢方を使ったお茶やサプリメントの販売、カウンセリングによる漢方やライフスタイルの提案を行なうライフスタイル拠点。生活に取り入れやすい商品が豊富で、ビギナーにもおすすめです。

そんな心地よく過ごせる体づくりをサポートする台所漢方で、漢方ライフを楽しくスタートしてみませんか。今回は、台所漢方の代表であり漢方栄養士の古尾谷奈美(ふるおやなみ)さんに話を伺いました。


[ 取材対象者 ]古尾谷奈美さん/台所漢方代表

総合漢方研究会、漢方実践研究会にて漢方を学び、母の下にて食療、食養、薬草を学び、薬草植物のスキンケア調合デイレクション、薬草植物のブレンド処方、開発を行う。漢方に特化した栄養士、「漢方栄養士」として漢方相談も行っている。


[ インタビュアー ]河野ひろこ/ギフトコンシェルジュ

看護師時代に培ったホスピタリティを活かし「人となり」を想像したプレゼントの見立てが得意。二児の子育てに日々奮闘しながらも、ギフトセレクトとショップ・カフェ巡りがライフワーク。

1.食を軸に”体を整える”漢方の専門店

台所漢方の画像

台所漢方は、東洋医学の原点である”“の大切さを軸に、自分の健康を自分で見分ける「セルフメディケーション」を高めるための漢方ライフを提案する漢方専門店。

古尾谷さんの母であり薬剤師の古尾谷不二さんが、1976年に漢方薬局を設立したことに始まります。副作用のあることを知りながらも薬を処方しなければならないことに疑問をもったことがきっかけで、「未病=病気になる手前の不調」で食い止めることができる体づくりのサポートを始めました。

台所漢方の画像

インタビュアー

お茶や入浴剤、サプリメントまであって種類豊富ですね!

古尾谷さん

自分である程度選べた方が身近に感じますし、自分の体調を見つめながら選べるようにお茶を作っています。

台所漢方の画像

インタビュアー

ナツメやクコの実まであります♡

古尾谷さん

何か食べてないとイライラしてしまうときや、ポテトチップスを無性に食べたくなることってありませんか?

インタビュアー

よくあります(笑)自分では悪いと分かっているのですが、つい食べてしまいます…。

古尾谷さん

ナツメは血を補うしイライラも抑えてくれます。それで少しでも食欲が落ち着けば、気持ちもラクになりますよね。

古尾谷さんが話す漢方の知識は、専門的でありながら初心者でも分かりやすくかみ砕かれたものばかり。誰もが経験したことのある体の状態を提示しながら話してくれるので、しっかり自分事として捉えることができるのです。

台所漢方の画像

来店されるお客様は女性が中心的ですが、近年では男性も増えてきているそうです。ナチュラル志向の高い若い方や、体の土台作りに励む芸能活動をしている方、医療従事者など、世代も職種も幅広い方々が来店しています。

インタビュアー

体こそが資本だと気付いている方が来店されるのでしょうね。

古尾谷さん

そうですね。一時的な効果よりも「体をいかに大切に育てていくか」ということに重きを置く方が多いです。

インタビュアー

カラダが元気だと気持ちも上がってくるものですよね!

台所漢方の画像

薬を緊急的に使い、気になる症状を食い止めることは悪いことではありません。しかし、後になってヤル気が低下してしまう方も少なくないのだと古尾谷さんは話します。

インタビュアー

その場しのぎで内服してしまう私には耳の痛い話です。

古尾谷さん

漢方では「病気にならない体」を作る人を名医と呼んでいます。昔の中国医療では栄養士の位が最も高くて、内科医・外科医と続いていたそうですよ。

インタビュアー

昔から予防医療の知恵があったのですね!先人達がいかに体づくりを大切にしていたかが分かります。

2.ライフスタイル拠点!台所漢方の店内

台所漢方の画像

シャンデリアが輝くサロンのような雰囲気も、台所漢方の特徴のひとつ。「渋い」とか「難しそう」といった漢方の印象をくつがえします。そんな優雅な空間に、漢方を広めるためのこだわりが隠されています。

古尾谷さん

病気だから飲むよりも、綺麗になるために飲むという意識に導くための店舗づくりを心がけています。

女性に限らず、健康に対する悩みは一生涯続いていくもの。「楽しく・慌てず・じっくりと」という考え方が滲み出ているのかも。そう、古尾谷さんは話してくれました。

台所漢方の画像

自分の内面も外見も綺麗になっていくイメージが持てる空間演出は、日々を慌ただしく過ごす女性に心のゆとりを提供してくれます。

古尾谷さん

たまには自分のためにティーカップでお茶を飲んだりして、台所漢方を訪れて良かったと思ってもらえたら嬉しいです。

台所漢方の画像

店内にズラリとならぶ漢方素材が入った透明な瓶にも目が向きます。これは、普段あまり目にすることがない漢方の形や質感を楽しめるように考えられたもの。

うねりのある根や美しく枯れた花びらに思わず魅入り、知的好奇心を満たしてくれます。まるでミュージアムのように楽しめることも、台所漢方に足を運びたくなる理由のひとつだと感じました。

3.台所漢方で取り扱う商品のこだわり

台所漢方の画像

台所漢方には、「毎日気軽に使い続けられるように」という想いから開発された商品が並びます。使う人の体にそっと寄り添い、親しみを感じるように願いが込められたこだわりを、4つの視点からご紹介します。

悩みや症状から選べる幅広いラインナップ

台所漢方の画像

まずは、人それぞれの幅広い悩みや症状から選べる豊富なラインナップです。過去に行なってきた膨大な量のカウンセリング結果を元に、代表的な悩みがピックアップされています。

台所漢方の画像

たとえば、台所漢方の代表的な商品でもある「ブレンド和漢茶」は、漢方薬を定期的に飲むほどでもないという方に向けたお茶。「体温を上げたい」「ダイエットのサポートに」「すこやかな肌に」など、日頃から抱きやすいニーズにフォーカスして作られています。

古尾谷さん

和漢茶は2種をブレンドして飲んでも良いのですよ。

インタビュアー

セルフブレンド!それは楽しめそうです。

和漢茶自体もさまざまな漢方をブレンドしているので、ひとつの悩みにとらわれず、オールマイティーに漢方を生活の中に取り入れることができることも魅力です。

続けることができる飲みやすさ

台所漢方の画像

いくら健康的でも、飲みやすくなければ続かない。そんな想いから、商品開発には飲みやすさを重視しています。開発フェーズでは、原材料となる薬草は決めやすい一方で、漢方の効果と美味しさとのバランスを取ることが難しいと古尾谷さんは話します。

古尾谷さん

1g単位で味が変わってしまうので、効果を落とさず味が美味しくなるよう考えを巡らせています。

インタビュアー

緻密な計算に基づいてつくり出された味わいなのですね。

古尾谷さん

一定期間だけ集中して漢方を取り入れても、元の体に引っ張られ症状が再発していまいます。長く飲み続けられることが体質改善にはマストなのです。

台所漢方の画像

たとえば、26種もの和漢植物をブレンドした「台所和漢茶」は、家族で飲めるお茶として最初に作られたお茶。ハトムギや少し焙煎した黒豆の優しい味わいにホッとする、台所漢方のロングセラー商品です。

インタビュアー

子供も一緒に飲めることは、子育て中の母親としてありがたいです。

バリエーション豊かな他のブレンド和漢茶も、配合された和漢素材の味わいで美味しく感じることができます。ぜひ気軽に試してみて、お気に入りのブレンド和漢茶を見つけてくださいね。

漢方薬としても使える素材を厳選

台所漢方の画像

台所漢方では、純度の高い薬草を使っていることもこだわりのひとつ。漢方薬としても使えるほど純度の高い薬草を使用することで、香りや味が豊かに引き立つ商品に仕上がります。

漢方のイメージをくつがえすパッケージ

台所漢方の画像

漢方のイメージをくつがえすような色鮮やかなパッケージには、店内の雰囲気にも通ずるこだわりが隠されています。

古尾谷さん

病気だから飲まなきゃいけないという感覚を持ってもらいたくなかったのです。

インタビュアー

たしかに漢方は体の悩みがあるときに頼るものだと思っていました。

古尾谷さん

そうですよね。取り入れる人がより元気に、よりステップアップするために。楽しみながら手に取れるように色合いを工夫しました。

華やかなパッケージは、選んでいる時間すらも明るい気持ちにしてくれます。漢方茶との素敵な憩いの瞬間が切り取られた、台所漢方のInstagramアカウントも必見です。

台所漢方の画像

インタビュアー

何種類も集めて、お部屋に並べたくなる綺麗さですね。

古尾谷さん

友達が遊びに来たとき、飲んでみたいブレンド和漢茶を選んでもらって「おうち漢方薬局」をされているお客様もいます。

インタビュアー

なんて素敵なおもてなし!私もやってみたいです。

漢方茶でありながら華やかなパッケージなので、贈り物にもピッタリ。甘いものより健康なものをプレゼントしたいときに、相手の悩みに寄りそったものをいくつか選んでみてはいかがでしょう。

4.台所漢方でおすすめしたいギフト3選

台所漢方の画像

インナービューティーという言葉がメジャーになった昨今。漢方は魅力に感じてもらえる贈り物になることでしょう。特に40代以降になると外側からのケアだけでは限界を感じ、漢方に頼りたいと思うことも多く、心身をいたわる贈り物になりそうです。

お宅訪問の手土産やバレンタイン、ホワイトデー、誕生日や母の日など、年間を通して贈りやすい商品性もプレゼントに最適な所以。ここでは、古尾谷さんがおすすめする台所漢方ギフトをピックアップしていただきました。

No.1 – ブレンド和漢茶

台所漢方の画像

プレゼント用途での購入がダントツに多い「ブレンド和漢茶」。相手の方の悩みを解決するような効果で選んだり、贈り手が試飲してみて美味しかったおすすめの味で選んでみましょう。

2種類のブレンド和漢茶を組み合わせて贈られることが多く、中には「この組み合わせが可愛い」とパッケージの色味で選ぶ方もいらっしゃいます。気負わずに漢方をプレゼントできるのでおすすめですね。

ブレンドは冷え性や婦人科系、アンチエイジングや美肌促進、不眠解消など、どれをもらっても女性に嬉しい効果です。夏には冷涼感のあるミント系、冬には体の心からあたたまりそうな生姜系など、素材で選んでも喜ばれそうです。

台所漢方の画像「台所和漢茶」と「芍薬花&薄荷茶」

ブレンド和漢茶のラインナップの中からピックアップしていただいたのは、毒素を出して代謝を上げる効果がある「台所和漢茶」、そして華やかさと爽やかさが心地よい「芍薬花&薄荷茶」。

それぞれ違う味わいでリラックスしたい気持ちに寄り添ってくれるので、2つをブレンドしても美味しさが広がります。

インタビュアー

正直、ぜんぶ紹介したいです!プレゼント選びで来店しても、もれなく自分用に購入しそうですね。

No.2 – 台所和漢湯(入浴剤)

台所漢方の画像台所和漢湯

台所和漢湯」は、10種の和漢素材が50gもブレンドされた贅沢な入浴剤。ブレンド和漢茶とセットで購入されるケースが多いそうです。

唐辛子や陳皮など7種類の生薬が体をあたため、冷え性・肩こり・疲労回復などの効果が期待できます。また、甘草やカミツレなどの保湿成分で、湯あがりのお肌はしっとりキープしてくれます。

冷え性持ちでなくとも、凍えるような寒い日にはカラダが凝ってしまいますよね。時間をかけて体を温めリラックスできる機会をプレゼントしてあげましょう。

No.3 – ナツメ・龍眼

台所漢方の画像棗(ナツメ)

カラダにやさしい自然派のおやつは、日頃から”食”を大切にしている人や、間食が止まらない女性にプレゼントしたい一品。暴走気味の食欲にも寄り添ってくれます。

「1日3個のナツメを食べれば、歳をとっても老いが現れない」という謂われのあるナツメは、貧血予防やエイジングケアに効果が期待できます。台所漢方で取り扱っているナツメは、ふっくら肉厚で食べごたえのあることが特徴的です。

台所漢方の画像龍眼(リュウガン)

甘酸っぱさを感じる龍眼(リュウガン)は、精神安定や産後ケアのためにも摂りたい食材です。ヨーグルトやグラノーラに混ぜても相性が良く、朝食の楽しみ方を広げてくれます。

5.漢方をプレゼントすることの魅力とは?

台所漢方の画像

漢方がもつ効果・効能だけでなく、人それぞれの体づくりや生活習慣を大切に考えている古尾谷さん。漢方を贈ることの魅力について「毎日の積み重ねで、健康な体と心を作ることができる」としたうえで、想いを伝えてくださいました。

古尾谷さん

忙しくても自分に優しくしてあげられることが、漢方をプレゼントにする魅力だと感じます。

病気を取りのぞく西洋医学(手術や内服など)には、体を温めるものがありません。しかし、漢方は血液の流れや代謝向上など体を温めることに長けているので、その結果としてアンチエイジングに繋がると言います。

古尾谷さん

漢方茶を飲んでも、その瞬間には変化を感じないかもしれません。しかし、年齢を重ねた時に大きく差が出てくると思います。

インタビュアー

今後おとずれるカラダの変化に対して、先手を打ってケアできることが漢方の強みですね。

台所漢方の画像

古尾谷さん

28歳をピークに、それ以降は緩やかに老化していくのが漢方の考えです。老化を止めることはできませんが、漢方を飲むことで体の細胞が元気でいる状態が長くなるのです。

インタビュアー

未来の自分に自己投資しているようですね。

古尾谷さん

女性は気力で乗り越えがちなので、美しく元気な自分にステップアップすることを目的に、利用いただけると嬉しいです。

筆者自身、30代に入って不調からの回復力やメイク乗りなど、20代との違いを実感し始めた頃。インタビュー中に古尾谷さんから出た「自分の体は取り替えられない」という一言に重みを感じ、自分の体を大切にしようと痛感しました。

漢方のプレゼントは健やかな心身づくりを贈る

人生100年時代と叫ばれる今。新たにやりたいことを見つけたときに、元気で動き回れるカラダを維持していきたいものです。いつも頑張っている大切な人やストレスにさらされる自分のために、健やかな心身づくりを気軽にサポートできる漢方のプレゼントを贈ってみませんか。

台所漢方の画像

ショップの詳しい情報

店名台所漢方
住所〒153-0043
東京都目黒区東山1-3-3 アルス中目黒2F
営業時間12:00~17:00
※漢方相談時間は8:00~21:00(予約制)
休業日日曜日・祝日
最寄駅 東急東横線/東京メトロ中目黒駅から徒歩7分
電話番号03-3794-4976
ホームページhttps://daidokorokampo.com/
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河野 ひろこ

河野 ひろこ

ギフトコンシェルジュ/コンテンツライター/縁起物アドバイザー。看護師時代に培ったホスピタリティを活かし、贈り相手の「人となり」を想像したプレゼントの見立てを得意とする。子育てに奮闘しながらも、週に1回以上の東京まち歩きとショップ巡りがライフワーク。

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