物欲がない人に贈る、もらっても困らない「消えもの」ギフト

あなたの周りには、プレゼントを贈りたいのに「何もいらないよ」とか「気持ちだけで十分」と日頃から話しているような “物欲がない人” はいませんか? 相手からはプレゼントされるのに、こちらが選ぶときは困ってしまう、そんな経験はないでしょうか。

もらっても困らない消えものギフト

相手が本当に物欲がないかはさておき。物欲がないとおぼしき相手に対しては「消えもの」と呼ばれる、食べたり使ったりすると無くなってしまう贈り物がおすすめです。大切な人の気持ちを尊重したうえで喜ばれる、ハズレがない「消えもの」ギフトをご紹介します。

物欲がない人の心理を考えてみる

誰かにギフトを贈りたいとき、その人が「欲しいものはない」だとか「物欲がない」と言っている場合は、どういった意図でそう話しているのか心理を考えることが大切です。本当の意味で物欲がないことは稀ですので、相手の立場にたつことで答え(品物)が見つかるかもしれません。

もらっても困らない消えものギフト

普段から物欲がないことをほのめかしている人は、本当に欲しいものが既に揃っているか、自分の手で揃えたいと思っていることが多いのではないでしょうか。身の回りのものが上質で統一感がある場合は、よほど自信がない限り、相手の希望を満たす “モノ” のプレゼントは難しいかもしれません。

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他には、部屋や持ち物をスッキリと保ちたいミニマリストという可能性が考えられます。最低限の所持品によって身のこなしや引っ越しなどを楽にしたいという意思があり、その人のポリシーに外れるモノをうっかり贈ると、かえって迷惑になってしまうことを念頭におきましょう。

もらっても困らない消えものギフト

相手との会話の中で「何か欲しいものはある?」という質問に対して、物欲がないことを伝えてきた場合は、金銭面や手間などの負担をかけたくないと思っているケースがあります。この場合は特に高価なモノは避けて、相手を思いやる気持ちが伝わるような練りに練った贈り物が良いでしょう。

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最も多いケースとしては、モノよりも食べ物やレジャー(遊び)、健康でいること、美意識を満たすことなど、「体験すること」を重視している人かもしれません。極論を言ってしまえば「モノよりカネ」を求めているかもしれませんが、ギフトを考える主旨から外れるためここでは割愛します。

もらっても困らない消えものギフト

体験することに重きを置く人の心理を察すると、物としてカタチに残るギフトよりも、食べたり使ったりすると無くなる「消えもの」ギフトが良いかもしれません。食べることで血となり肉となり、使うことで経験となり知識となるような、まさに「体験」で幸せになることが目的のギフトです。

消えものギフトとは

聞き馴染みのない方もいると思いますが、ギフト業界で言うところの「消えもの」とは、使用すると無くなったり消耗していく品物のことで、すなわち消耗品とも言い換えられます。言葉だけみるとゲンが悪い「消える」を連想させてしまいますが、無くなることを良しとしてギフトに選ばれることも少なくありません。

もらっても困らない消えものギフト

無くなるということは、相手の居住スペースを恒久的に狭める心配がなく、相手にとって不要だったり好みに合わない品物でも、多少ガマンして使いきったり、必要な人に渡すことも比較的抵抗ないでしょう。そんな便利さゆえに、特に好みのわからない相手に対するギフトで消えものがよく重宝されています。

消えものギフトのバリエーション

消えものギフトの具体例としては、体に摂り入れるで無くなる食べ物や飲み物、時間が経つと枯れてしまう生花、美容や健康を保つためのコスメ(化粧品)、洗剤などの日用品、香りを楽しむフレグランス、リラクゼーションを演出する入浴剤、他にもカタログギフトや体験ギフトなどがあります。

もらっても困らない消えものギフト

この中で定番となっている品物はやはり食べ物。流行りものだったり、ちょっと高級な食べものはお家でも贅沢を感じることができ、面倒な食事の支度を楽にする便利なアイテムとしても活用できることが嬉しいポイントです。

もらっても困らない消えものギフト

女性に対する贈り物であれば、コスメ(化粧品)も非常に喜ばれるでしょう。グロスやファンデーションは相手の肌質や好みで左右されるためチョイスに悩みますが、高級な化粧水やハンドクリームなら沢山あっても困ることがありません。

もらっても困らない消えものギフト

モノよりも記憶(知識・経験・思い出)に残るものを贈りたいなら、趣向を変えて体験ギフトはいかがでしょう。エステやホテルディナーなどの贅沢な癒し、パラグライダーやカヌーなどの爽快な気分転換、料理教室や生け花などの大人の学習機会。そのどれもが人生を豊かにしてくれそうで、贈る側もワクワクします。

消えものギフトを贈るシチュエーション

消えものギフトが便利な贈り物ということに疑いの余地はありませんが、贈るうえで適しているのはどういったシチュエーションでしょうか。相手の生涯を通して役立つことが多いモノギフトと違い、消えものギフトは形として残らないことから、堅苦しくなく感謝やねぎらいを伝えたいときに相応しいかもしれません。

もらっても困らない消えものギフト

例えば、職場や取引先など近親者ではないケースに贈る、お中元やお歳暮は代表的な贈答機会です。相手の好みを把握しきれていない場合が特に有効で、誰しもが生活に必要な日用品、好みの分かれない食べ物や飲み物が定番です。お中元やお歳暮はそれ自体が普段のお礼となるため、礼を尽くして少し贅沢な高級品をチョイスすると良いでしょう。

もらっても困らない消えものギフト

バレンタインデーやホワイトデーなど、豪華にしすぎると相手を恐縮させてしまうイベントにも消えものギフトが活躍します。流行&人気のチョコレート菓子が定番ですが、甘いものが苦手な人には、花やコスメ(男性用の洗顔料や乳液もアリ)、二人で使って楽しむ体験ギフトなどもおすすめです。

もらっても困らない消えものギフト

内祝いや香典返しなど、お返しの贈り物にも消えものギフトが向いています。日本では「半返し」とよく言われるように、いただいた金額の半分から3分の1程度でお礼をすることが通例。香典返しなら銘茶・石けん・タオル、内祝いなら紅茶・コーヒー・肉類などが一般的です。

もらっても困らない消えものギフト

品物にもよりますが、逆に消えものギフトが向いていない場面としては、お見舞いや快気祝いでしょうか。入院中であっても退院後であっても、いまだ体調に不安があったり、食事制限をしていることも多いため、食べものにはとても気を遣います。また、療養中はニオイにも敏感になるため、香りが強いフレグランスや生花は相応しくありません。

おすすめの消えものギフト

ここでは、筆者がおすすめする「消えもの」ギフトを具体的にご紹介します。様々なシーンで活躍が見込まれる逸品ばかりですので、直近でプレゼントの機会がないとしても、是非チェックしてみてください。自分で試してみたり、お店に訪問してみても素敵な体験になることでしょう。

おしおりーぶの「オリーブオイル&ソルト」

もらっても困らない消えものギフト

実を結ぶには2つの樹木が必要なことから「夫婦の木」とも呼ばれるオリーブ。古くから縁起物として用いられてきたオリーブの実をたっぷり絞った「オリーブオイル」と、相性バツグンの「厳選塩」をお祝いに贈ってみませんか?

もらっても困らない消えものギフト

JR日暮里駅からほど近くの「oshiolive(おしおりーぶ)」では、常時それぞれ30種類ものオリーブオイルと塩が取り揃えられ、料理に合った組み合わせをテイスティングしたりアドバイスをもらえたりします。美容に気を遣う女性や健康が気になる男性に、性別を問わずもらって嬉しいギフトです。

まかないこすめの「ハンドクリーム」

もらっても困らない消えものギフト

くすみのない澄んだ肌は。いつまでも女性の憧れ。その昔、金箔屋で働く女性たちが厳しい作業環境の中で、自分たちの肌を守るために作り上げた化粧品がはじまりのコスメブランド「まかないこすめ」で、ちょっとしたお礼を探してみませんか?

もらっても困らない消えものギフト

看板商品でもある「絶品レシピのハンドクリーム」は、金箔の製造過程で使っていた灰汁(あく)に含まれる美容成分を用いた自然派のスペシャルコスメ。肌なじみが良く、べたつかず、手作業をする人にも愛用者が多い、やさしい乳香のハンドクリームです。

シュードゥリュバンの「フラワーボックス」

もらっても困らない消えものギフト

見る人の心を五感で癒してくれるお花と、可愛く繊細なアイシングクッキーを詰め込んだフラワーボックス。入院中や退院後の人に贈るときも、プリザーブドフラワーなら香りも気になりません。見た目も華やかで、感謝の気持ちを伝えるのにピッタリなキラキラギフトです。

もらっても困らない消えものギフト

中目黒の「Chou de ruban(シュードゥリュバン)」では、開けた瞬間に心をときめかせる、綺麗な「プリザーブドフラワー&クッキーボックス」が人気です。相手を思い浮かべながら選んだお花とアイシングクッキーは、あなたのやさしい気持ちが表現された素敵な贈り物になります。

銀座のジンジャーの「ジンジャーシロップ」

もらっても困らない消えものギフト

生活習慣の予防やダイエットの味方ともいわれ、多くの効能がうたわれる生姜。女性ファンも多いその生姜が、手軽に摂り入れられる「ジンジャーシロップ」を、家事や仕事に勤しむあの人に贈ってみませんか?

もらっても困らない消えものギフト

銀座のジンジャー」では、厳選された国産の生姜と砂糖、オリジナルブレンドのスパイス、そして旬のフルーツを組み合わせたジンジャーシロップがおすすめ。美味しさはもちろんのこと、鮮やかで宝石のような見た目はプレゼントにもピッタリです。

サボングルメの「ルームフレグランス」

もらっても困らない消えものギフト

アロマの香りは、様々な場面で集中力アップやリラクゼーションなどの効果があるといわれています。そんな、男性にも女性にもウケの良い贅沢なルームフレグランスで、大切な人の住空間に華を添えてあげませんか?

もらっても困らない消えものギフト

香りのギフトに特化したSABONのニューブランド「SABON GOURMET(サボングルメ)」では、注文したその場でアロマを瓶に注ぎ入れ、フレッシュな香りの広がりを楽しむアロマバーが人気。優美なアロマの風合いは、香るたびに思い出を呼び起こして、ギフトを贈った相手を祝福し続けます。

スープストックトーキョーの「冷凍スープ」

もらっても困らない消えものギフト

出産をむかえた新米ママが求めるものは時間のゆとり。家事に育児に追われる毎日を助けてくれ、なおかつ美味しく健康的。そんな三拍子そろった「野菜たっぷりの冷凍スープ」は、忙しいママの気持ちにとことん寄り添った贈り物です。

もらっても困らない消えものギフト

Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」のスープは、添加物に頼らないという信念で生み出された安心安全のヘルシー野菜スープ。素材と作り方にこだわり、ママさん社員の声を結集して作られた冷凍スープの詰め合わせは、毎日を元気に過ごすための心遣いが詰まったギフトです。

消えものギフトは、相手の好みがわからなかったり、親交がさほど深くない相手に対しても心遣いが伝わる贈り物。無くなるからこそ、より大切にして記憶に残ることもしばしば。意外とバリエーションも多く使い勝手の良い「消えもの」を、是非ともご活用ください。

この記事を書いた人

こうの ひろこ

ギフトコンシェルジュ兼webライター。看護師時代に培ったホスピタリティを活かし、贈り相手の「人となり」を想像したプレゼントの見立てを得意とする。子育てに奮闘しながらも、週に1回以上の東京まち歩きと、ショップ巡りをライフワークにしている。

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