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garage SHIBUYA(ガレージシブヤ)│都会のド真ん中で「植物と暮らす」世界観を楽しむ

garage SHIBUYA(ガレージシブヤ)│都会のド真ん中で「植物と暮らす」世界観を楽しむ

本記事に書かれている内容は、2025年6月20日時点での取材に基づく情報です。

忙しい日々の中で、ふと、植物の緑に癒やされた経験はありますか?

小さな鉢植えひとつでも、空間に生命のリズムをもたらし、心を穏やかに整えてくれる——。植物にはそんな力があります。インテリアとして楽しめるだけでなく、贈り物としても、見るたびにその人を思い出させてくれる特別な存在になるでしょう。

観葉植物とインテリア雑貨を独自の美意識で融合させた「garage SHIBUYA(ガレージシブヤ)」は、訪れる人を優しく包み込み、植物との新しい関係を提案してくれます。肩の力を抜く、植物のギフト探しにもぴったりです。

この記事では、そんなgarage SHIBUYAの魅力とともに、ギフトにおすすめのアイテム、選び方のコツ、そして贈る行為が特別になる理由をご紹介します。

[ 取材対象者 ]進藤野乃子さん/garage広報

立川店副店長も兼務。植物がいきいきしている店舗空間に感動したことをきっかけに、garageに入社。花屋での勤務経験をいかし、ドライフラワーエリアのディスプレイも担当している。

[ インタビュアー ]河野ひろこ/ギフトコンシェルジュ

看護師時代に培ったホスピタリティを活かし「人となり」を想像したプレゼントの見立てが得意。二児の子育てに日々奮闘しながらも、ギフトセレクトとショップ・カフェ巡りがライフワーク。

植物とともに、心地よく暮らす——。”garage” の世界へようこそ

「garage(ガレージ)」は、「植物と暮らす」をコンセプトに植物と相性のいいインテリア雑貨を取り扱うグリーン&インテリアショップです。

室内で楽しむことのできる観葉植物を中心に、エアプランツやレアな植物など豊富な種類を取りそろえています。

「うちでしか買えない、個性が光っているものを探して仕入れている」と、進藤さん。珍しい品種や、育つまでに時間・手間がかかるものも数多く取り扱います。一般的な植物でも、根や葉に特徴があるものを仕入れているので、植物上級者も唯一無二の出会いを楽しむことができます。

また、道具や雑貨も「育てていく」ものと捉え、長く使い続けることのできるガーデニングツールの取り扱いにもこだわっています。

たとえば、本革巻きの剪定ばさみは使い込むほどに色や質感が変わり、持ち主の手になじんでいく逸品。長く愛用できる道具は、贈る相手の暮らしに寄り添い、時が経つほどに愛着が増していきます。

他にも、“園芸店が作った着る道具を” テーマにしたアパレルブランド「garage green works」を展開しています。機能性や丈夫さ、デザイン性にこだわり、タウンユースもできる洋服も人気の高いアイテムです。

インタビュアー

バッグや帽子もおしゃれ!

1,000種類以上の鉢がならぶ「鉢のギャラリー」

渋谷スクランブルスクエア9階にあるgarage SHIBUYAは、緑がいきいきと生息する圧巻の世界観で来店客を迎えます。渋谷の中心地にあるため、若い世代や園芸初心者も足を運ぶ、都会のオアシスです。

インタビュアー

木漏れ日のような光が心地よいです…。

進藤さん

ふらりと来て、グリーンに親近感を持っていただけたらうれしいです♪

店内は、ヨーロッパのブロカントや流木、石など、経年変化を経たものを取り入れています。看板や古いバケツ、麻布といった味わいのある道具に新たな役割を与えることで、過去と現在、自然と人工が共存する独自の空気感を生み出しています。

植物たちはただ並べられるのではなく、「そこに元から存在していたかのように」自然に配置され、まるで映画のワンシーンのようです。ギフト選びの時間さえも、インスピレーションに満ちた体験になります。

garage SHIBUYAは「鉢のギャラリー」をテーマに掲げ、1,000種類以上の鉢をそろえます。多種多様な鉢が並ぶ様子は、まさにギャラリーそのものです。作家が手がけた一点ものも豊富にそろい、中には一度に複数の鉢を購入される方もいるそう。

さらに、“化粧石”とも言われるマルチングストーンを使って装飾すれば、洋服のコーディネートのように自分らしいスタイルが完成します。質感や色など、種類豊富なマルチングストーンを目当てに来店される方も少なくないそうです。

さらに、併設されたギャラリースペース「gareco(ガレコ)」では、日本各地の産地とつながる「さんちギャラリー」を開催しています。約2週間ごとに入れ替わる展示では、ファブリックやアクセサリーなど、日本のものづくりの温もりを感じられる雑貨との一期一会が待っています。

世代や性別に関係なく、誰もが植物のある暮らしを実現できるお店。それが、garage SHIBUYAなのです。

garage SHIBUYA で注目したい!おすすめギフト

全9店舗を展開するgarageの中でも、渋谷店は特にギフト需要が高く、クリスマスや新生活シーズンなどの季節には3割近くがギフト目的になるという人気ぶり。

忙しい家族や友人への癒しギフト、サロンや事務所の開業祝い、飲食店の開店祝いなど、幅広い用途での贈り物に選ばれています。

「garage SHIBUYAは、都会の中にある癒やしのオアシス。ギフト選びの時間そのものが、特別な体験になってほしい」と語る、進藤さん。贈る相手の顔を思い浮かべながら植物や雑貨との出会いを楽しむ時間は、贈り主の五感も使い、小さな癒しを与えてくれるはずです。

今回は、そんなgarage SHIBUYAで実際に人気の高い3つのギフトアイテムを、進藤さんに伺いました。

センスを感じる「植え込みアレンジセット」

自分で植物や鉢を選ぶのはハードルが高い…。そんな方でもおしゃれな植物ギフトを贈れるのが、スタッフがセレクトした植え込みアレンジです。植物と鉢のバランスを熟知したスタッフが、一点一点丁寧に組み合わせたアイテムは、届いた瞬間からそのまま飾れる手軽さとデザイン性の高さが魅力です。

サイズや植物の種類も豊富にそろい、相手の好みや置き場所に合わせて選べるのも人気の理由。“スタイリッシュ”、“かわいい系”など、置くだけで空間の雰囲気を変える、すてきなインテリアになるでしょう。

もちろん、出来上がっている植え込みアレンジセットを参考にして、自分でギフトを作っても◎。一点物の器や植物を組み合わせて、相手の雰囲気にぴったりの一鉢を作ってくださいね。

海外でも人気の香りギフト「hibi お香マッチ」

次に紹介するのは、火をつけるだけで気軽に香りを楽しめる「hibi(ヒビ)」のお香マッチです。見た目はマッチそのものですが、擦って火をつければ、自然由来の優しい香りがふわりと広がります。

特にgarageオリジナルの香りは必見。ティーツリーやユーカリに苔の深みを重ねた、まろやかなウッディー系の香りは、まるで森の中にいるような心地よさ。プレートとセットで贈れば、インテリアとしての完成度もアップします。

海外からのお土産にも人気で、キャンプなどアウトドアシーンでも重宝される万能アイテム。価格も手頃なため、ちょっとしたお礼やプチギフトとして幅広く活用されています。

1点モノ「ドライ&プリザーブドフラワーアレンジ」

お花好きな方におすすめなのが、スタッフが手作業で制作するドライフラワーやプリザーブドフラワーのアレンジメント。ガラスの器に収められたアートのようなフラワーアレンジは、見た目にも華やかで長く楽しめる贈り物として好評です。

中でも注目なのが、綿毛のタンポポを閉じ込めた新作ドームアレンジ。物語の中から出てきたような神秘的な美しさは、思わず見とれてしまいます。剪定の際に出た枝葉など、本来なら廃棄される素材にも新しい命を吹き込むという、garageらしいアップサイクル精神が感じられる一品です。

〚 ポイント 〛グリーンギフトを選ぶときのコツ

「ギフト選びでは、贈る相手の暮らし方をイメージすることが大切です」と、話す進藤さん。植物がどこに置かれるか、世話をする方のライフスタイルはどうか——。こうした点を踏まえて、お客様と一緒に植物を選んでいくのがgarage流です。

たとえば、出張が多い人や週末のアウトドアが好きな人には、水やりの頻度が低い乾燥に強い植物を、インテリア好きな方にはカラーリングや葉の模様に個性がある植物をと、十人十色の提案をおこないます。

進藤さん

会議室やバーなど、飾られる環境もさまざまです。お相手も植物も心地よく過ごせるような提案を心掛けています。

インタビュアー

植物のことを知らない人でも、相手にとってベストな植物ギフトを選べそうです。

植物に不慣れな方が安心して育てられるよう、管理方法をまとめた冊子も一緒にお渡ししていることもうれしい配慮です。ギフトをきっかけに植物のある暮らしに目覚める、そんなすてきな機会を贈ってみてくださいね。

一期一会の一鉢を届けるための、こだわりとは

garage SHIBUYAでは、300種以上の観葉植物をラインアップしています。どれも個性豊かで、他では手に入らないレアな品種も数多くそろいます。

幹の表情、葉の模様や色合い。一点一点に物語があり、贈る人の思いをそのまま託せるような存在感があります。この章では、唯一無二の植物との出会いを楽しめるgarage SHIBUYAのこだわりを紹介します。

① 産地や生産者のこだわりにも目を向ける

garage SHIBUYAで扱う植物は、すべてが一点もの。幹肌の質感や葉の模様、色合いなどに、それぞれ異なる個性が宿っています。その背景には、ディレクターや代表自らが沖縄などの産地を訪れ、直接目で見て仕入れるというこだわりがあります。

信頼する生産者からは、何年も前から育成を依頼し、タイミングを見て出荷してもらうこともあるそうです。市場流通に頼らず、自分たちの目で見て選ぶからこそ、「ここにしかない植物」がそろうのです。

② 世界観ごとに植物を魅せる、ゾーニングの美学

garage SHIBUYAの店内は、ただ植物が並んでいるだけではありません。素材やカラーによってゾーン分けされ、まるで植物園とインテリアショップが融合したような世界観が広がっています。

黒を基調にしたスタイリッシュなエリアには、深みのある葉色やシャープなフォルムの植物を配置。また、白の空間には、柔らかく透明感のあるガラスや明るいトーンの鉢を合わせるなど、共鳴する美しさを意識することで、求めている商品を見つけやすいように配慮されているのです。

進藤さん

飾り方のヒントが自然と得られるよう、季節感やバランスも大切にしています。

インタビュアー

店内のどこかが毎週変わるさりげない更新も、何度でも訪問したくなるゆえんですね!

店舗左奥にはドライフラワーコーナーが広がります。夏にはさわやかさを感じるもの、秋には実物…と、季節に合わせたドライフラワーが色や素材に配慮して美しく陳列されていて、幻想的です。

自分が好きなテイストは何かを感じながら店内散策することも、店舗を訪問する際の楽しみになることでしょう。

③ ビギナーでも安心な、植え替えサービス

植物と鉢を一緒に購入すると、植え替えサービスが受けられることもgarage SHIBUYAの魅力。しかも、植え替えの様子はキッチンと呼ばれるカウンターでお客様の目の前で行われるため、土や根の状態、育て方のコツも自然と学ぶことができます。

インタビュアー

植え替えという第一関門をクリアできるのはありがたいです!

進藤さん

植え替えをしながら、管理方法などの質問をしていただくこともあります。


インタビュアー

お話を伺っていたら、無知な私でも植物を育てられそうな気がしてきました(笑)

進藤さん

植物のある暮らしを少しでも身近に感じていただけたらうれしいです♪

有料ではありますが、持ち込みの鉢や植物での植え替えも可能です。植物のある暮らしをはじめたいけど何から始めればいいかわからない…という人は、ぜひスタッフさんに声をおかけください。

暮らしに寄り添う、”運命の一鉢” に出会える場所

相手の暮らしや心身の調子を思い浮かべながら選ぶ植物は、優しさがつまった贈り物。時にはスタッフさんと会話をしながら、個性が光る植物や多彩な鉢から相手に似合う“オンリーワン”を見つけ出す工程は、宝探しのようです。

リピーターにはよりマニアックな提案も可能。お客様それぞれに寄りそった、温度のあるサービスがここにはあります。自然のぬくもりや手仕事の温かみに触れ、枝葉の揺らぎに癒やされるgarage SHIBUYAで、心地よい植物ギフトを探してください。

ショップの詳しい情報

店名garage SHIBUYA
住所〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2丁目24−12 スクランブルスクエア9F
営業時間10:00~21:00
休業日なし(年末年始休有)
最寄駅渋谷駅直結・直上/地下出入口番号 B6
電話番号03-6451-1487
ホームページhttps://garage-garden.com/shoplist/garage-shibuya/
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河野 ひろこ

河野 ひろこ

ギフトコンシェルジュ、コンテンツライター、縁起物アドバイザー。看護師時代に培ったホスピタリティを活かし、贈り相手の「人となり」を想像したプレゼントの見立てが得意。子育てに奮闘しながらも、週に1回以上の東京まち歩きとショップ巡りを10年来ライフワークにしている。

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