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感謝の気持ちを手紙にしたためる、和紙専門店が誇る便箋&レターセット

感謝の気持ちを手紙にしたためる、和紙専門店が誇る便箋&レターセット
贈り物だけでは気持ちを伝えきれないときに使う「手紙」という手段。湧き出る気持ちが自身の文字や言葉で伝わる、古来より使われてきた温かみあるツールです。 榛原 今回は、そんな贈り物の隠れた主役「便箋」と「レターセット」を、日本橋に本店を構える榛原(はいばら)からご紹介します。ささやかな気持ちさえも最上級の笑顔に変える、素敵なレターセットです。

日本橋に佇まう、伝統的な和紙の専門店「榛原」

ご紹介するレターセットを取り扱っているのは「榛原(はいばら)」。創業以来、二百年以上に渡って、東京日本橋を中心として和紙および紙製品の販売を行っています。 榛原 全国に残る良質の和紙を材料に、意匠を凝らした、金封・便箋・和小物を加工販売しており、中でも幕末明治から現代に至るオリジナルの千代紙を用いた小物類は、華やかなデザインと温かみのある色合いが好評です。

オリジナルを尊重した現代風アレンジ

明治期に、当時の一流画家と交流が深かった榛原の三代目は、団扇や扇子、木版摺り製品などの榛原製品の原画を多く依頼しました。これが、現代に続く「榛原デザイン」の礎となっています。 榛原 日本人の心に抵抗なく入り込む、のどやかながらも華のあるデザイン。現在は、極力オリジナルを尊重した上で、現代のお客様により一層魅力的に伝わるよう、形や色などをアレンジしています。

書き手の気持ちを汲んだ、使い心地の良い蛇腹便箋

便箋の各折り目ごとにミシン目が入っていて、書き終わった部分でカットできる、使い心地の良い蛇腹[じゃばら]便箋。巻紙を現代風にアレンジしたデザインです。 榛原 蛇腹便箋シリーズの一部の商品は、2012年にグッドデザイン賞を受賞しており、その審美性は折り紙つき。便箋と封筒がセットになっていて、ギフトにも最適な商品となっています。

便箋のデザインについて

榛原 榛原デザインには、古くから縁起が良いと伝えられているものをモチーフとした、慶福なデザインが豊富に揃っています。手紙に記した言葉だけでなく、絵柄にまで縁起の良い意味が含まれるため、相手の幸せを願う気持ちがより一層伝わります。 榛原 写真のデザインは「千鳥」。古来より「千鳥」は「千を取る」から、「勝運祈願」の縁起柄です。また、群れなす千鳥は、良き仲間、友情の象徴ともされ、離れていても飛んでいきたい気持ちが伝わるような便箋です。

手のひらサイズの「ちいさい蛇腹便箋」

手のひらサイズの「ちいさい蛇腹便箋」も、榛原で人気の商品のひとつです。マッチ箱のようなケースに便箋60枚綴りと、封筒5枚が入っています。 榛原 3行程度のサイズで、ちょっとしたメッセージカードとしても使うことができます。写真は「松と藤」。お互いに寄り添う松と藤は、調和の象徴とされていて、穏やかで温かい気持ちを表現できます。

外国の方にも人気、横書き蛇腹便箋

縦書きが苦手な方や、外国の方にも購入される、横書き蛇腹便箋レターセットも人気の一品です。写真は「勿忘草(わすれなぐさ)」です。エレガントに描かれた勿忘草は、友愛と誠実の象徴として愛されてきた意匠の一つ。 榛原 パッケージの中には、便箋60枚綴りと、横型封筒6枚が一緒に入っています。従来の蛇腹便箋に比べて、厚い紙が使われているため、メッセージカードとしても利用できます。

榛原うちわは、初夏流行の魁(さきがけ)

ギフトとしても人気のある団扇(うちわ)。文化文政の頃より、木版摺りの団扇は、雁皮紙(がんぴし)と対をなす、榛原の看板商品でした。春の「うちは初め」には、新作の団扇を求めて、多くの人々が集まり、「榛原うちわは初夏流行の魁(さきがけ)」として風物詩となっていたほど。 榛原 榛原は古来より、人々が身近に使う団扇に各時代を象徴するような美術家の作品を取り入れ「生活の中で芸術を愉しむ」喜びをお客様と共有していました。現代においても、うちわ初めに並び始めると、人気の柄は早めになくなってしまうそうです。 榛原 関東では唯一となった、都うちわの名工が、三十数工程の全てを手作業で丁寧に仕上げています。細やかな骨組みや、瑞々しい色合いで仕上げられた木版摺り団扇は、夏の情景を思い描かせる繊細な芸術品です。専用の箱に入っているので、お手紙を添えて季節感あふれる贈り物にいかがでしょうか。

便箋とレターセットで、気持ちがより伝わる手紙を

榛原 心を込めてしたためた手紙は、縁起良く趣あるデザインも力添えし、お相手の心に温かな灯をともします。ささやかなお礼さえも立派な文に仕立てる「便箋」と「レターセット」で、あなたも優しい気持ちを伝えてください。
河野 ひろこ

河野 ひろこ

ギフトコンシェルジュ/コンテンツライター/縁起物アドバイザー。看護師時代に培ったホスピタリティを活かし、贈り相手の「人となり」を想像したプレゼントの見立てを得意とする。子育てに奮闘しながらも、週に1回以上の東京まち歩きとショップ巡りがライフワーク。

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