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本記事に書かれている内容は、2018年4月26日時点での取材に基づく情報です。
繊細なフォルムながらも、光輝ある存在感を放つ、デザイナーズジュエリー。18Kゴールドやシルバーをベースとして、パールや天然石をあしらったレトロモダンな指輪やピアスを、彼女や奥様へのプレゼントに贈ってみませんか?
シンプルなコーディネートにプラスしたならば、たちまち粋なムーディースタイルに早変わり。身に着けると、美しい所作を心掛けたくなる、心持ちも綺麗にしてくれるようなジュエリーをご紹介します。
自分らしく自分を飾る、ジュエリーに込められた想い
ジュエリーブランド「me.ie ≒(ミイエ)」は、“私” を意味する[me]に、“すなわち” を意味するラテン語由来の[id est]を掛け合わせた名称。「自分を表すジュエリー」という想いを込めて名付けられました。
デザイナーの記憶の断片を基に具現化された「ノスタルジック(懐古的)」なデザインが特徴で、鉄素材や18Kゴールドなどの組み合わせが、美しくも凛々しい雰囲気を醸し出しています。
ジュエリーの製作現場を歩く
一般的にジュエリーは、製作過程ごとに別の工場で作られるケースも多く聞かれますが、me.ie ≒(ミイエ)のジュエリーは、1つの工房内でデザインから製造まで一貫して行われます。デザインから仕上がりまでに、大きく分けて9つの工程があり、各工程ごとに職人がほぼ手作業で作り上げていく様は圧巻です。
素材によっては、鋳造温度を細かく調整しながら工程を進めたり、手作業による研磨の具合で金属の風合いを調節したり、美しいジュエリーの完成には、職人の技術や感性が必要不可欠なファンクションとなっています。
大人の少女を飾る、レトロモダンなジュエリーの数々
各コレクション(シリーズ)には、それぞれ詩が添えられており、デザイナーの柳澤さんが子供の頃に感じたことや、思い描く情景を言葉にしています。
仕上がったジュエリーを見た時に感じた、直感的なイマジネーションも大切にしているのだとか。丁寧に言葉を選んで作られた詩は、ジュエリーにぴったりな叙情的なものばかりです。
鈍く光る魅惑的なアンティークボタン
人気のシリーズ〈 Buttons 〉は、裁縫箱の底に眠っていたアンティークボタンをイメージした作品群となっています。「小さい頃に、お母さんが集めていたスペアボタンがとても綺麗に見えた。」という、柳澤さんの記憶の一片から生まれたコレクションです。
繊細なデザインの18Kホワイトゴールドに中央のダイアモンドが輝く「ハマナスリング」(写真手前)は、手元で一際存在感を放ちます。18金に淡水パールがあしらわれた「パールリング」(写真奥から2番目)は、アンティークらしさにミルキーな白がアクセントとなり、柔らかい雰囲気に仕上がっています。
想いをカタチにするモノづくりの真髄
前職は、ショールームアドバイザーをしていたという、デザイナーの柳澤さん。昔から手を動かすのが好きで、働くうちに「既製品を売るのではなく、イチから自分で作ってみたい。」という気持ちが膨らみ転身を決意。ジュエリーの細かいニュアンスを伝えるために、自らも機械を巧みに操作し、製作に関わる職人とイメージを共有します。
「イメージ通りのジュエリーが完成した時の喜びはひとしお。一時は購入を諦めたお客様が、『諦めきれなくて』と後日来てくださった時は、この仕事に就いてよかったと思いました。」と笑顔で話してくださいました。
伝統技法が生み出す柔らかい曲線
鉄素材と18金で作られたリングは、ペアリングとしても人気を博しています。鉄部分には、日本刀で使われる「錆び付け(さびづけ)」という、伝統技法を用いています。鉛筆で線を描いたような、マットな質感が特徴の鉄のシリーズです。リングの向きにより、クールにも華やかにも魅せることができます。
あなたの大切な人に、お気に入りのジュエリーを
デザイナーと職人がイメージを共有し、隅々まで整えられたジュエリー。繊細さを極め、職人が魂を込めて作ったジュエリーは、細部までじっくり楽しんでいただきたいところ。
シルバーやゴールド、ダイヤ、パール、天然石と種類豊富な素材が揃うため、プレゼントを贈る相手の、お気に入りの一品が見つかる筈です。大切な彼女や奥様の誕生日、クリスマス、結婚記念日などのお祝いに、おしゃれさが光る、とっておきのジュエリーを見つけてください。