上等な仕立てのレザーバッグは、憧れながらも敷居が高く感じたことはありませんか？ 品のある雰囲気は残しつつ、気軽に日常使いできたら理想的。そんなレザーアイテムを贈り物にできたら、ファッション好きな相手にきっと喜んでいただけることでしょう。
SALON DE ALFURD TOKYO
磨かれた品性のなかに遊び心を含み、手にした人を元気付けてくれるレザーアイテム。それが、SALON DE ALFURD（サロンドアルファード）の「スマイリー・フェイス®」シリーズです。”ニコちゃんマーク” や “スマイルマーク” のファッションブランドとして認知している方もいるかもしれません。
キュートなモチーフとして知られたスマイリー・フェイス®を上質な革製品とドッキングさせ、目利きの大人女性をも虜にするエレガントさを纏った逸品。国内の熟練職人が手がけた一級品の仕立てにも関わらずカジュアルさを併せ持ち、日常のライフスタイルに笑顔の時間を添えてくれます。
ほっこりとした空気感が漂うスマイリー・フェイス®は、笑顔を引き出したいギフトシーンで活躍が期待できそうです。お母さんへの母の日ギフト、奥様へのホワイトデーギフト、友人への誕生日プレゼントなど、笑顔を届けたい相手にピッタリな贈り物。そんなスマイリー・フェイス®シリーズの魅力をサロンドアルファード代表の満田浩樹氏に伺いました。
目次
「スマイリー・フェイス®」で、大人に笑顔と元気を
「スマイリー・フェイス®」は、”洗練と遊び心” をコンセプトに据える「SALON DE ALFURD（サロンドアルファード）」を代表するシリーズ。バッグや財布、スマホケースなど、日々のファッションをグレードアップするアイテムを展開しています。スマイリー・フェイス®をモチーフに冠し、厳選された素材と丁寧な仕立てにこだわりを感じます。
スマイリー・フェイスをモチーフにした理由
米国スマイリーフェイス財団からライセンスを取得するジャス・インターナショナル株式会社より「スマイル大使」を授かったサロンドアルファード。ポジティブなモチーフが数多くある中で、なぜスマイリーフェイスを選んだのでしょう。代表の満田氏は、現代の日本で生きる人々に向けて強いメッセージ性を込めたことを明かしてくださいました。
スマイリーフェイスシリーズの始まりは、女性ファッション誌とコラボレーション商品を開発したことがきっかけとなります。そこでは想定した以上に反響が大きく、要望を受けて徐々にラインナップを拡大させていきました。
「日本人は自己肯定感が低いと言われますよね」と切り出した満田氏。ネガティブな言葉を並べ謙遜し合う空気感に、常々疑問を感じていたそうです。そんな自信を持てない人達にも、「もっとできる」「もっと頑張れる」といった鼓舞激励のメッセージを送りたかったと当時を回願します。
ハートフルなメッセージ性には、自身の経験も背景にあります。「叱られてばかりで自己肯定感の低い学生だった」と、学生時代を振り返る満田氏。そんな中でも学びと向き合い、その反骨心や忍耐力が活きて就職先では年間MVPを幾度となく獲得したそうです。また、父から会社を受け継いだ後の経営においても、暗中模索の中で日々自身を鼓舞しつづけ、今なお会社を運営できている実体験もあると言います。
ブランドを通して「人間やればできる」と、物事を肯定的に捉えられるきっかけをつくり、使う人と社会に対してポジティブな影響を与えられたら。スマイリーフェイスシリーズには、ニッコリ笑っているモチーフやキラキラしているもの、星やクローバーなど幸福感が高まるものが盛り込まれ、満田氏の想いが反映されています。
キュートなデザインを大人の魅力に昇華させる
そのままだと可愛すぎるスマイリー・フェイス®を、可愛すぎないようにすることは大きな心掛けのひとつ。大人の女性はもちろんのこと、男性でさえもお洒落に魅せられるよう、持ち味は残しつつ洗練されたデザインを追求しています。「それこそがブランドのアイデンティティ」と話す満田氏の言葉に熱量が感じられます。
情熱的なメッセージ性を受け入れてもらうには、商品としての完成度が必須条件。持つことで頑張った自分に誇りを感じられる品質とすべく、素材にも製法にも徹底的にこだわり、高級ブティックで取り扱われるレベルのクオリティに仕立てることを信条にしています。
レザーグッズブランド「SALON DE ALFURD」とは
スマイリーフェイスアイテムを取り扱う「SALON DE ALFURD TOKYO（サロンドアルファード）」は、東京・広尾に本店を構えるラグジュアリーレザーグッズブランドです。ブランドのルーツは、満田氏の祖父が1966年に創業した染色工房にあります。
「あらゆる毛皮を思いのままに染色したい」という想いを込め、「ALL FUR DYEING（全ての毛皮を染色する）」を略した「ALFURD（アルファード）」と名付けられた工房。1990年代後半にはファーの染色加工のみならず、レザーやカシミヤなど高級天然素材を使用した服飾の縫製や加工、それらを用いたバッグや小物のデザインまでも手掛けていました。
前職は人材紹介会社に勤めていたという現代表・満田浩樹氏。利用者と日々対話する中、「あなたは何をしたいですか」という問いを自分に投げかけてみると、ファッションの仕事がしたいと気付かされたそうです。自分のやりたいことをやることが人生の幸せだと感じ、ファッションやアートの勉強のために一念発起でヨーロッパ24カ国45都市を旅しました。
ヨーロッパ諸国の旅中に肌で感じたことは、日本製品のクオリティの高さと信頼。その一方、ファッション業界はフランスやイタリアが席巻していて、日本のファッションブランドの弱さも感じたと言います。先代である満田氏の父が病に伏したことをきっかけに家業のサポートを始め、世界に通用する日本発のラグジュアリーブランドの創設を目指し「サロンドアルファード」を立ち上げました。
商品企画のフェーズでは「商品を手にした人が豊かになるか？ ポジティブな気持ちを呼び起こしているか？」を常に問い続けていると満田氏。明るい気持ちになれるプロダクツに惹かれ、サロンドアルファードでは多くの女性ファンを抱えます。
こだわりに裏打ちされた使い心地
手にするたびに浮き立つような高揚感が得られ、何気ない日常をスペシャルにする身のまわり品。使う人に心地よさを感じさせるサロンドアルファードのレザーアイテムには、随所にこだわりが散りばめられています。
ひとつめに、厳選されたレザーを使用すること。代表的な革素材は、サロンドアルファードが考案した「ラミナートシュリンク型押しレザー（牛革）」です。イタリアの名門老舗タンナー・モンフリーニ社が手がけたシュリンク型押しレザーにラミナート加工が施され、上品な煌きと柔らかさをもつ上質なラグジュアリーレザーに仕上げました。シルバーやゴールドなど、品と力強さのバランスが取れた5カラーを展開します。
シュリンク型押しレザーの他にも、ハイブランド御用達のスペインカーフレザーや、100%ペットボトル再生ポリエステルといったサステナブルな素材も取り入れています。そのどれもが大人女性の装いにふさわしい品性が光ります。
ふたつめに、熟練職人の手仕事が成す精巧性。たとえば、スマイリーフェイスシリーズで見られるパンチング加工は手作業で作られたもの。穴の位置が少しでもズレれば商品として世に出せず、細心の注意を必要とする作業のひとつです。均一に作ることが困難なハンドメイドにおいて、精巧なまでに均一性が保たれた仕上げ技術に日本のクラフトマンシップを感じます。
また、ヨーロッパと比べて高温多湿な日本では、ラミナート加工を安定させることにも難航したと満田氏は振り返ります。製造メーカーと意見交換を繰り返し、およそ10年をかけてようやく量産できるまでに整ったそうです。
製造工程に話が及んだ際には「日本のファッションブランドは、ブランディングが不得手だと感じます。日本が誇るべき職人の技術やメーカーの知恵を認めてもらえ、価値を価格に正しく転嫁できるブランドにしていきたい」と満田氏は熱意を込めて話してくれました。そこにハイレベルな課題をクリアしたサロンドアルファードの商品性を感じます。
ちなみに、裏地はサロンドアルファードのオリジナルデザイン。幸福の象徴である四つ葉のクローバーがモチーフになっています。「SA」は SALON DE ALFURD、「H」は HAPPY、「F」は FOR、「U」は YOU。「幸せをあなたにお届け」という素敵なメッセージが込められています。
サロンドアルファードの広尾本店
2020年11月に恵比寿三越から広尾に移転したラグジュアリーな本店は必訪。ブランドフラッグがはためく白壁の外観は、ヨーロッパの宮殿を想起させます。高い天井にシャンデリアが煌めき、美しい調度品と什器を設えた店舗空間は心地よい緊張感を感じます。その中でも、スタッフの気さくな声掛けや中央のソファ席などからアットホームな雰囲気も漂い、子連れでショッピングを楽しむ人も多いと言います。
サロンドアルファードの広尾本店には、オンラインストアでチェックした商品を実際に手に取るため、日本全国からお客様が訪問します。自分のファッションアイテムを購入しに訪れる方中心ですが、パートナーに頼まれたりギフト探しに訪れる男性も少なくないそうです。繁忙期には代表の満田氏も店頭に立ち、お客様の声を傾聴してくれます。
広尾本店の限定、かつサロンドアルファードならではのサービスが、毛皮のリフォームです。デザインが古くなったり、使わなくなったファーアイテムのリメイク相談に応じています。スタッフに対面で要望を伝えられることや、店舗に用意されたサンプル品を見ながら相談をすることで、リメイク後のイメージが湧きやすい点が魅力的。大切な一着を新たに蘇らせる素敵なサービスです。
贈答シーンから選ぶ、おすすめのレザーアイテム3選
日常のファッションスタイルに華やかさを添えるサロンドアルファードのレザーアイテムは、相手を喜ばせたいギフトシーンで活躍します。満田氏によると、誕生日プレゼントや母の日ギフトに利用されることが多く、30～60代と幅広い世代に贈られると言います。中でも5千円～1万円で購入できる、スマポッシェとポーチは人気のギフトです。
相手の好みがハッキリしていたり贈りたい素材感のイメージがある人には、レザーサンプルの取り寄せをおすすめします。イタリア製とスペイン製のそれぞれの革見本を取り寄せ、素材の質感や贈り相手の雰囲気、手持ちのファッションに合った色を確認してから贈り物選びをすることができます。
ウェブサイトの画面上で素材を確認するよりもリアリティあるイメージが湧くため、オンラインストアでレザーアイテムを購入することに抵抗感のある人でも安心してショッピングができます。ここでは、サロンドアルファードを訪れて取材した筆者がおすすめしたいギフトをご紹介していきます。
スマポッシェ（Smilyface pochette）
身軽にお出掛けしたい日や子供を連れたレジャーなど、通年でマルチに使いたくなるアイテムが「スマイル スマポッシェ」。パッと見て柔らかな素材感が伝わる軽量＆上質なイタリアンレザーに、パンチングでスマイリー・フェイスが描かれた笑顔がこぼれるポシェットです。
横幅（底）約14cm、マチ約1.5cm、縦約20cmという薄くスマートな装いでありながら、スマホ・バッテリー・イヤホン、ノートと筆記用具、財布とハンカチなど、「ポケット以上・バッグ以下」の使い勝手抜群のキャパシティを持ちます。細かいシュリンクの型押し模様は、小さな傷が目立ちにくい点も密かな魅力です。
また、豊富なカラーバリエーションも贈り物にしやすいポイント。ゴールドやシルバーをはじめとして、ロゼやアッシュブルーなど、19色ものラインナップを揃え、色違いで集めたくなるような人気のアイテムです。ファッションのアクセント、そして統一感を演出するカラーリングなど、どの色味もキレイな発色で悩みます。
大人かわいい雰囲気が世代超えて受け入れられるため、お母さんに贈るプレゼントから、子育て中の友人、奥様へのクリスマスプレゼントやホワイトデーギフトに至るまで重宝します。贈り相手の日常にスタイリッシュな愉しみをプラスするスマポッシェを贈ってみてはいかがでしょう。
長財布（Luxuce Long Wallet）
サロンドアルファードはウォレットの種類が豊富なことも魅力。毎年クリスマスシーズンから2月頃にかけて「春財布（＝張る財布）」をもとめて財布選びに来店する人も多いと言います。「Luxuce（ルクーチェ）」は、スマイリーフェイスの他に「Smile」の文字や星のスタッズ、香水瓶などのキラキラパーツが乗せられたポップさも感じるシリーズです。
L字ファスナーミニ財布、L字ファスナー長財布、二つ折りミニ財布などの形違いがラインナップされ、革素材もイタリアンレザーとスパニッシュレザーから選べます。しなやかなレザーの質感は、お金やカードなど出し入れが頻繁な財布に最適な素材。薄さを残しつつ収納力も追求された構造も人気の秘訣です。
「持っているだけでテンションが上がる！」というレビューも寄せられる一品は、ラッキーアイテムにふさわしい輝きを放ち、金運も上げてくれそうな予感がします。バッグから取り出すたびに心が弾む財布は、日々の感謝を示しながら毎日を楽しめるように贈る、奥様への誕生日プレゼントにおすすめです。
ゴルフバッグ（SAC DE PROMENADE）
遊び心とワイルドさを兼ね備えたメンズギフトも、サロンドアルファードにお任せあれ。品のあるカモフラージュ柄とシルバーのスマイルモチーフが目を惹き、上質なイタリア製レザーのハンドルが所有欲を掻き立てる。「サックドプロムナード スマイル パンチング ゴルフVer.」は、ゴルフを趣味とする大人の男性に誕生日プレゼントや父の日ギフトで贈りたい一品です。
B5サイズのノートがピッタリ入るスマートサイズで、内側にファスナー付きポケットとオープンポケットがそれぞれ1箇所あります。ゴルフボール・グローブ・サングラス・日焼け止め・ドリンク・タオルなども同時に入る収納力をもったバッグは、ショッピングや旅行のお供にもしたくなるユースフルギフトです。
愛犬家には、ロングショルダー付きで2Way利用できる「わんわん サックドプロムナード SSサイズ」もおすすめです。大切な家族（ワンちゃん）への愛が伝わるデザインが、愛犬家の心を鷲掴みにすること間違いなし。イタリアンレザーで作られた肉球チャームにもキュンとします。ペットボトル・エチケット袋・おやつに加えて自分の身の回り品も入るサイズ感も嬉しいポイントです。
- おわりに
スマイリーフェイスのアイテムを実際に手に取ると、上質なレザーから発せられるエレガントな雰囲気が、日常の装いを大人のファッションに昇華させてくれると感じます。そして、そのエネルギッシュな煌めきから、気分が落ち込んでいる人や病気がちな人にプレゼントしても優しい気持ちが伝わりそうです。
2024年の2月末、ミラノファッションウィークに参加することが決まっているサロンドアルファード。日本発のパワフルなブランドが世界に広まりゆくことが楽しみでなりません。元気を届けたい人にも、ますます元気いっぱいでいて欲しい人にも、笑顔を引きだすレザーアイテムを贈ってみてください。
