イベントの概要
- イベント名:東京クリスマスマーケット2021 in 日比谷公園
- 開催日:2021年12月10日(金)~ 12月25日(土)
- 開催時間:11:00~22:00(飲食・雑貨の販売は21:30迄)
初日は 16:00~22:00 - 入場料:中学生以上 1,000円(マグカップ付き)
小学生 500円(入場特典付き) - 会場:日比谷公園 噴水広場
- 公式HP:https://tokyochristmas.net/
東京クリスマスマーケット2021 in 日比谷公園
東京メトロ日比谷線・日比谷駅A14出口から徒歩1分(出口を間違えたので写真はA10出口)。入場開始の11時より少し前に到着したところ、ワクワクする気持ちを胸にするお客さんの行列が既にありました。事前予約者を優先的に案内してくれるので、webでのチケット予約をしていくとスムーズです。 入場の受付では、入場特典のマグカップが一人ひとつプレゼントされます。このマグカップは、場内でドリンクを注文するタイミングで出すと若干のお値引きがあります。ウエットティッシュなどの拭くものを持参しておくと、持ち帰りも困りません。 まずは、場内の雰囲気を楽しみながら会場をぐるりと回遊します。雪だるまやクリスマスツリーなどで飾りつけられた場内は、ドリーミーな雰囲気がたっぷり。グラス片手に写真を撮る人や、ショッピングを楽しむ人など、誰もが笑顔で幸せな空気感が漂っています。 場内にはヒュッテという木造の小屋が居並び、欧州風のフードやドリンク店、輸入雑貨店になっています。キラキラした雑貨やクリスマスの飾りつけを眺めながら歩いていると、だんだん現実から引き離され、絵本の世界に迷い込んだような気持ちになってきます。 フードは、シュニッツェルやドイツウインナー、パスタやプレッツェルなど多種多様。お腹の好き具合やドリンクとのペアリングを考えながら選ぶことができます。ドリンクは、様々なフルーツやスパイスを使ったグリューワインやビールが豊富に揃います。スパイスや果物で味付けされたホットビールは、珍しいビールなのでチャレンジしたいところです。Lindt(リンツ)
創業170年のスイスのチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」も東京クリスマスマーケットに出店。こちらでは、ホットショコラやチョコレートフォンデュなど、クリスマス気分を盛り上げるドリンクやフードを購入できます。 店舗の隣には、リンツのクリスマスのシンボル「リンツテディ」が座るクリスマスツリーが飾られています。小さなお子さん達がテディの隣に座り、写真を撮り合っている様子に心が和みます。Paulaner(パウラーナー)
「腹が減っては戦はできぬ」ということで、早速グルメをいただきましょう。早めに食事を調達すれば、ロケーションの良い席を取ることだって出来ます。ビールを注文する場合、その代金に加えてビールグラスのデポジット1,000円も払います。デポジットはビールグラス返却時に返金してもらえます。 「パウラーナー」ではホットワインとビールを購入。冷えた体にホットワインが染みわたります。フードは、フライドチキンにたっぷりのバターとチーズがかかったものと、クラムチャウダーをチョイス。会場の雰囲気も味わいながら過ごします。ウインナーも食べたかったのですが、なかなかボリューミーなため辿り着かず。購入前に何を食べるか計画することをオススメします。メインステージ
メインステージでは、ドイツから来日するグループをはじめ、日本で活躍する団体によるゴスペルなど、クリスマスにぴったりの歌や楽器演奏、ダンスなどのパフォーマンスが行われます。 クリスマスマーケットの開催期間中は、基本的にお昼頃から2時間ごとでパフォーマンスが予定されているので、気になるアーティストのステージを事前に確認してから行きましょう。私が訪れた 12/13(月)は16時からでした。Doitsu Center(ドイツセンター)
適度にお腹を満たしたら、楽しみにしていたショッピングに移行します。最初に覗いてみたショップは、メインステージ近くにあるドイツ直輸入のお菓子や雑貨が並ぶ「ドイツセンター」です。 シュトレンやシナモンクッキーなど、ドイツの雰囲気を纏ったスイーツはマストバイ手土産。今回は、ホームパーティーで摘まめるよう、レープクーヘン記生地にジャムが挟んである「ドミノシュタイン」を購入しました。 レープクーヘンとは、ヨーロッパで親しまれているソフトクッキーのこと。ナッツやスパイスがふんだんにあしらわれ、チョコレートがかけられています。甘みが強いので、召し上がるときは紅茶と合わせることをおすすめします。Glass Forest(グラス フォレスト)
「グラスフォレスト」は、スノードームやツリーが煌めき、目を惹きます。ガラスで作られたインテリア小物は、繊細かつお洒落。クリスマスツリーも子供っぽく見えないので、大人のインテリアに添えるクリスマス飾りを探すのにオススメです。 ガラス細工でつくられたワイン栓も、ワイン好きな男性への贈り物にも良さそうだと感じます。日本で見かけたことのないワインアイテムに、思いがけず出逢えた瞬間でした。STEAMCREAM(スチームクリーム)
「スチームクリーム」は、乳化の段階で高温のスチームを当てながら作る、スチーム製法で作られたボディクリームのお店です。高い保湿効果を持ち、肌との親和性の高いオートミールが主原料。顔・手・体・髪と全身に使える万能アイテムです。 パッケージ缶のデザインも種類豊富。キャラクターが描かれたものや、刺繍アーティストの作品をプリントしたものなど、様々なデザインを楽しめます。クリスマス限定デザインは、ホリデーシーズンの気分を盛り上げる一品です。 贈り物にするなら、お相手のイメージに合ったものを選ぶ楽しみが生まれます。今回は、妊娠線のケアに使ってもらえたらと考え、妊娠中の友人へのプチギフトに購入しました。「STEAMCREAM (限定缶)」が75gで1,848円、「ディズニーデザインセット(ファンタジア)」が3,080円です。Guryu Shop(グリューショップ)
こちらでは、有名パティシエ鎧塚俊彦氏がプロデュースしたケーキをいただけるということで、漏れなく購入。チョコやマロン、フレーズなど4種類ほどありました。クリスマスケーキを楽しみましょう。クリスマスリースの展示
森のテラス席エリアへ向かうなら、様々な作家さんが作ったクリスマスリースが展示してあるゾーンも見逃せません。どのリースも、各作家さんの個性が感じられ楽しい気持ちで鑑賞できます。Seiffen Markt(ザイフェン マルクト)
「ザイフェンマルクト」は、おもちゃの村として知られるドイツ・ザイフェン村にある工房の木工芸品やアクセサリーが並ぶお店です。ほとんどがハンドメイドのため、同じ商品でも微妙に表情が違うのだそうです。 くるみ割り人形やほっこりしたデザインの天使が並ぶオーナメントなど、木の温もりを感じる素朴な工芸品は、家族で過ごすクリスマスにうってつけ。子供達が喜ぶクリスマスのインテリアとしてご自宅用に購入してみてはいかがでしょう。ゴーゴートーマス
東京クリスマスマーケットの会場奥には、機関車トーマスのアトラクションもあるので、小さいお子様も楽しいひと時を過ごせます。場内にはフォトスポットも多いので、皆さんで撮影して思い出に残しましょう。DEMMERS THEEHAUS
「デンメアティーハウス」は、ウィーンに本店を置く、ヨーロッパで絶大な人気を誇るティーブランドです。日本でも六本木に店舗をかまえ、世界中に直営店とフランチャイズ店を展開しています。 美しい風景や動物画をプリントした缶は、クリスマスマーケットのお土産にぴったり。大人の女性に贈りたい優美な色合いにうっとりします。「ウィンターワンダーランド(紅茶)」は、各1,350円となっています。Matroschka(マトリョシカ)
「マトリョシカ」では、ロシアの民芸品がずらりと並びます。鮮やかに塗られたマトリョシカは、窓辺に飾りたいインテリア。愛らしいサンタクロースの置き物でクリスマス気分を盛り上げてくれます。Import Galerie(インポートギャラリー)
ドイツ雑貨が手に入る「インポートギャラリー」は、ぜひ立ち寄ってほしいお店。クリスマスの様子や模様がデザインされたジャガード織アイテムがお値打ち価格で購入できます。 クリスマスの飾り付けをあまりしない我が家でも、クリスマスの雰囲気を味わえるかなと考え、コースターの柄違いを4枚購入しました。トイレの壁に掛けて壁飾りとして使ったり、クリスマスツリーのオーナメントとして使ってもお洒落だと感じます。 ジャガード織ランチョンマットやテーブルライナーは、敷くだけでクリスマスの雰囲気を作り出す一押し商品です。「テーブルライナー」は2,500円、「ランチョンマット」は600円で販売されています。日比谷OKUROJI(ヒビヤオクロジ)
新型ウイルス対策の一環で、2時間制となっている今年の東京クリスマスマーケット。後ろ髪を引かれながら会場を後にして、余韻に浸りながら会場から程近い「日比谷OKUROJI(ヒビヤオクロジ)」に向かいます。 日比谷OKUROJIは、有楽町〜新橋駅間をつなぐ全長300mの高架下空間。飲食店や雑貨店が居並ぶオシャレな空間は人通りも少なく、ゆっくりとショッピングやランチ・カフェを楽しむことができます。Tokyo nobel(東京ノーブル)
職人が手がける傘のお店「東京ノーブル」では、傘をカスタマイズすることができます。好みの本体・持ち手・タッセルを選べば30分程で完成。雨の日が楽しみになる自分オリジナルの傘を作ってみてくださいね。GLEN CLYDE SOCKCLUB TOKYO
次に出会ったのは靴下専門店「GREN CLYDE」。東京都北区の間借りの作業場からスタートし、今年で30周年を迎える靴下専門店です。気持ちの良い手触りや履き心地の靴下が勢ぞろい。 カラーバリエーションやソックスのデザインも豊富。贈り物に相応しい高級感のある品々が魅力的です。こちらでは、寒がりな妹へのクリスマスプレゼントとしてレッグウォーマーを購入。これなら寝るときも履いてもらえそうです。BEE FRIENDSHIP(ビーフレンドシップ)
「ビーフレンドシップ」は、愛媛佐田岬にある直営の養蜂園の蜂蜜を中心に、全国の養蜂家の珍しいはちみつも揃えるはちみつ専門店です。 こちらでは、生はちみつを後がけするジェラートをいただくことができます。フレーバーは6種類。「オランジェット」「ハニーミルク」や、季節限定の「和栗」など、気になるフレーバーばかり。散歩で火照った身体をクールダウンさせてくれそうです。NIIGATA1〇〇(ニイガタイチマルマル)
「ニイガタイチマルマル」は、「百年後にも大切にしていきたい生活文化を楽しみ、維持し、継承していくための、新潟の本物の職人技の道具」をテーマに、生活雑貨やお酒、食品をセレクトするお店です。 渋くてかっこいい器や日本酒が豊富に取り揃えられています。富士型の湯沸かしは、メタリック感とおめでたい雰囲気が男性心を掴みそうで、彼やお父さんへのプレゼントに贈りたくなります。 自宅で過ごすことの多い昨今で、お寿司屋ステーキなどちょっと豪華な食事を取るときに使いたいプレート。他にも調理道具やフード類など、ここだけで長く滞在してしまいそうな魅力にあふれた店内でした。和菓子 楚々(そそ)
「楚々(そそ)」は、「気軽にサクッと日本を嗜もう」をコンセプトにした和菓子屋。伝統的な味わいを継承しつつ、新しい形にクリエイトする新時代の和スイーツショップです。 こちらではお団子を中心として、オーガニックコーヒーや無農薬の様々なお茶をいただくことができます。ひとつひとつ個包装されたお団子は持ち運びが楽ちんで、手土産や差し入れにぴったり。味は、みたらし・黒ゴマ・くるみ味噌・のり醤油・こしあんの5種類。もっちりと柔らかなお団子にたっぷりのタレがかかっていて絶品でした。 お団子の他にも、お祝い事やお正月に相応しいすあまや、様々な焼き菓子も揃います。和菓子を気軽に楽しめ、知っているとちょっと鼻高い和菓子店は貴重だと感じました。おわりに
クリスマスマーケットの滞在時間はおよそ2時間弱。場内はそれほど広くないので、さくっとクリスマスの雰囲気を楽しむことができました。夜にはイルミネーションが美しく、より幻想的になるそうです。 欧州のクリスマスムードを満喫できる東京クリスマスマーケットに、お子様やパートナーと素敵な時間を過ごしてみてください。慌ただしい現実を離れ、夢のひと時を満喫することができるはずです。他におすすめしたい街歩きスポット