新年が明けると間もなく、心華やぐバレンタインの季節が訪れます。バレンタインは、結婚していたり付き合いが長いパートナーにはプレゼントがマンネリ化してしまったり、その人だけのパーソナルイベントで無いが故にさほど重要視しなくなりますよね。定番のチョコレートも、甘いものが苦手な男性にはあげる意味すら疑ってしまいます。
しかしながら、バレンタインデーに何も無いと悲しい気持ちになってしまうのが男性の心内。女性からバレンタインのプレゼントを貰えることは、何歳になっても嬉しいものです。そんなバレンタインは、チョコレートだけに縛られず「実を取る」のが現代流。男性も思わず唸るプレゼントを手に、ハッピーバレンタインをお過ごしください。
目次
- 甘いもの以外でおすすめのバレンタインギフト18選
- 【 体験ギフト 】ソウ・エクスペリエンス
- 【 スパ・エステ 】OLIVE SPA(オリーブスパ)
- 【 スキンケア 】LOGIC(ロジック)
- 【 バスミルク 】WELEDA(ヴェレダ)
- 【 洗剤 】LIVRER yokohama(リブレヨコハマ)
- 【 ボクサーパンツ 】MOSKOVA(モスコヴァ)
- 【 パジャマ 】スリーピー・スリーピー
- 【 ミストスプレー 】Uroom (ウルーム)
- 【 お酒ギフト 】KURAND(クランド)
- 【 珈琲 】ライトアップコーヒー
- 【 ミートデリ 】Nicklaus’(ニクラウス)
- 【 鍋セット 】もつなべ 一藤
- 【 サーフィン 】Rip Curl(リップカール)
- 【 革小物 】PRO-MENER(プロムネ)
- 【 ネクタイ 】giraffe(ジラフ)
- 【 万年筆 】Pen Boutique 書斎館
- 【 ノート 】トラベラーズファクトリー
- 【 北欧風雑貨 】Hacoa(ハコア)
- そもそもバレンタインデーって何の日?
甘いもの以外でおすすめのバレンタインギフト18選
チョコレートなどの甘いものが苦手な男性は意外と多いもの。手作りのスイーツは気持ちが伝わって喜ばれるものの、購入するのであれば甘いもの以外で選んでみてはいかがでしょう。ここでは、ギフトコンシェルジュ「河野ひろこ」がセレクトしたおすすめのバレンタインギフトをご紹介します。
【 体験ギフト 】ソウ・エクスペリエンス
モノではなく、楽しい思い出や贅沢な時間などの「コト」を贈る体験ギフト。シンプルな身の回り品でスマートに生きる人にとって、最高のプレゼントになることでしょう。体験ギフト市場の最大手「SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)」は、200以上もの体験収録数と、カタログタイプやチケットタイプなど贈答形式を選べる点が魅力です。
オーダーメイドを気軽に贈ることの出来る「オーダーシャツチケット」は、真っ先にご紹介したい贅沢な体験ギフトです。チケットを貰った人が「麻布テーラー」に出向いて、生地・襟・ボタン・ポケットなどを自由に組み合わせ、プロの採寸で世界にひとつだけのシャツを仕立て上げてくれます。
贅沢な時間と空間を味わってもらいたいなら「アフタヌーンティーチケット」も一度は贈ってみたい体験です。ザ・リッツ・カールトンやプリンスホテルなど、憧れのホテルを選べて心ゆくまで穏やかに過ごしてもらえます。一人で行くのは気恥ずかしい男性でも二人で体験できるのは心強いですし、贈り手もちゃっかり満喫できそうです。
リーズナブルでも面白くてちょっと変わり種で選びたいときは「バーガーチケット」をチョイスしましょう。タダより美味いものはないと言われるように、チケット片手に人気のグルメバーガーをかぶりつく快感は病みつきになりそうです。意外と盲点だった、男性なら誰もが喜びそうなギフトです。
【 スパ・エステ 】OLIVE SPA(オリーブスパ)
冬場に凝り固まった身体をほぐしてくれるのが、アロマエステや整体を体験できるサロン。都内を中心に全国展開する「OLIVE SPA(オリーブスパ)」では、事前にヒアリングした上で、悩みに応じた施術をしてくれるため満足感抜群。店舗によってはマグマルームで溶岩浴を楽しむことができ、デトックス効果やダイエット効果などを高めることもできます。
オリーブスパでは、各店舗で利⽤できる便利な「コースギフトチケット」が登場しました。会員登録なしでオンラインストアにて購入が可能。店舗に直接行かなくても、平日2営業日以内に発送してくれます(別途送料)。ラグジュアリーな空間で受ける極上の施術は、身体がスッと軽くなり病みつきになることでしょう。
【 スキンケア 】LOGIC(ロジック)
冬場の乾燥だけでなく、35歳を過ぎると肌の水分量と皮脂量が急激に減少するため、男性にとってもスキンケアはマストな生活習慣。手軽にケアを続けられる「LOGIC(ロジック)」の泡洗顔+ミスト化粧水セットは、仕事が忙しい人にピッタリなギフト。2020年のメンズコスメVoceルーキー賞を受賞した逸品です。
たった60秒でスキンケアが完了するミニマルスキンケアは、濃密な泡状洗顔料とミストタイプの化粧水というテクスチャーが特徴的。洗顔料は、炭と炭酸を配合した弾力あるクッション泡で、肌クレンズを凝縮した泡立て一切不要のオールインワンが時短の秘訣。古い角質や毛穴の汚れを落としながら、つっぱらずツルンとした肌に仕上がります。
洗顔料と同じく、精油ベースのシトラスウッドフレーバーが落ち着く化粧水は、植物由来の保湿成分と美容成分が配合された微粒子ミストシャワー。ワンプッシュのオールインワンミスト化粧水で、時間のない朝でもサッとスキンケアが完了してしまいます。洗面台に飾っておきたくなるオシャレなパッケージも、男性へのギフトに勧めたい由縁です。
【 バスミルク 】WELEDA(ヴェレダ)
女性には馴染み深い人も多い「WELEDA(ヴェレダ)」は、スイス発オーガニックコスメ界のパイオニア。世界50カ国以上で愛される信頼の品質は、自信をもって贈ることのできるボディケアギフトです。厳しい基準をクリアしたオーガニック製品は、使ってみれば違いの分かるアイテムが揃います。
男性へのバレンタインギフトでおすすめしたい商品は、5つの香りを楽しめる「バスミルク ミニセット」。ヴェレダでも人気のバスミルクの中から、5つをミニサイズにしたアソートタイプのセットで、見た目からして色合いを楽しめる一品です。トライアルだけでなく出張・旅行にもピッタリなサイズ感で、バレンタインデーを華やかに盛り上げてくれます。
【 洗剤 】LIVRER yokohama(リブレヨコハマ)
知っていたら鼻高い生活雑貨ギフトが、クリーニング業界の革命児「洗濯ブラザーズ」が展開する「LIVRER yokohama(リブレヨコハマ)」のランドリーソープ。国内外トップアーティストのライブ衣装を扱ってきた実力派クリーニング店が開発した「Laundry Detergent (ランドリーディタージェント)」は、すすぎ1回・柔軟剤無しでも柔らかな風合いを出せる逸品ギフトです。
デイリー衣類用洗剤の「ランドリーディタージェント」と、ソファーやカーテンにサッと吹きかけて使える「ファブリックフレグランススプレー」を専用のギフトボックスに入れると、5千円ほどで素敵セットの完成(5千円以上で送料無料)。爽やかな印象を醸しだすパッケージのラベルデザインは、シンプルの中にも清潔感があって贈り物に映えます。
【 ボクサーパンツ 】MOSKOVA(モスコヴァ)
気恥ずかしさはあるものの、意外と男性が喜びそうなプレゼントといえばパンツの贈りもの。高級なパンツが一着でもあると、仕事での勝負パンツや高級ディナーなどのシーンで気が引き締まるといいます。フランス・ビアリッツで生まれたアンダーウェアブランド「MOSKOVA(モスコヴァ)」は、機能性とデザイン性を備えた高品質なボクサーパンツをセレクトできると評判です。
【PR】ボクサーパンツ 2021 Fall/Winter Collection
アスリートにより開発されたボクサーパンツは、デザインはもちろんのこと、耐久性など様々なテクノロジーが搭載されています。スタイリッシュなパンツを身にまとう優越感を味わえるだけでなく、スポーツでも優秀な成績を残せそうな優れもの。パッケージにもこだわりが詰まっていて、個数に合わせた専用ラッピングの黒い貼り箱は、オシャレ感満載でプレゼント向きです。
【 パジャマ 】スリーピー・スリーピー
毎日を精力的に過ごすための、かけがえのない時間が睡眠。あなたのパートナーやお父さんは、疲れが溜まっていたり、眠りで悩んでいたりしませんか? 日々頑張っている男性へのご褒美に、幸せな目覚めを迎えることができる「SLEEPY SLEEPY(スリーピースリーピー)」のパジャマやルームウェアを贈ってみてはいかがでしょう。
男性向けルームウェアの特徴は、女性ものよりもパイピング(布端の飾り折り)の幅を広くしていて野暮ったく見えず、手足が長く見えるようなワイドシルエットに仕上がっているところ。普段からスーツでビシッと決めているビジネスマンであっても、ゆったりした着心地のルームウェアで、寛ぎのリラックスタイムを過ごすことができます。
【 ミストスプレー 】Uroom (ウルーム)
ウイルスや細菌は低温・低湿度を好むため、冬場に欠かせないのが除菌アイテム。仕事で外出が日常的な男性にとって、持ち歩けて見た目もオシャレな除菌スプレーは、言わずもがな貰って嬉しいプレゼントです。「Uroom (ウルーム)」から登場したポータブルミストスプレーは、スタイリッシュで機能性が折り紙つきなバレンタインの労りギフトになります。
ポータブルミストスプレー「Uroom+」は、次亜塩素酸を主成分とした水溶液で、アルコールや漂白系除菌液では不向きだった色落ち・劣化が心配な革製品にも使用可能。微細で柔らかいミストは対象物を濡らさないので、パソコンのキーボードや電子機器にも使えます。手のひらサイズのコンパクトさと格好良いデザインが、デキるビジネスマンを演出します。
【 お酒ギフト 】KURAND(クランド)
お酒好きな男性へのプレゼントなら、日本酒・梅酒・果実酒・焼酎・クラフトビールまで幅広いお酒を取り扱う専門サイト「KURAND(クランド)」を覗いてみてください。各蔵がある土地の名産品や水から作られた日本酒や、現代的なイラストのエチケットが目を引くワインなど、一般的な酒屋ではお目にかかれないお酒に出会えます。
ランダムにお酒を詰め込んだお買い得BOX「酒ガチャ」も、ユニークで新しいお酒との出会いがありそうです。中身は届いてからのお楽しみ。商品化までに3年かけて完成させた梅酒や、バニラアイスにかけるために生まれた果肉酒など、150種以上のお酒との出会いをゲーム感覚で楽しんでもらいましょう。
【 珈琲 】ライトアップコーヒー
自宅でも仕事場でもホッと一息つけるコーヒーは、外さないギフトの定番。吉祥寺に本店を構える新進気鋭のサードウェーブコーヒーショップ「LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)」は、若きバリスタやロースターが各豆と向き合い、豆本来の味を一番引き立たせる焙煎時間や淹れ方を日々追求しています。
バレンタインにオススメしたいギフトが、異なる3種の豆が50gずつ入った「SINGLE ORIGIN TASTING SET」。3種のフレーバーが毎日違う朝を演出してくれるので、眠気覚ましだけでなく気持ちにゆとりを作る朝を贈ることができます。「苦い」「飲みにくい」というイメージを覆すフルーティーで甘さすら感じるコーヒーで、部屋に飾りたくなるパッケージも嬉しいポイントです。
【 ミートデリ 】Nicklaus’(ニクラウス)
男性に食べたいものを聞くと、真っ先に口をついて出るのがお肉。それならばたらふく食べてもらいましょう。しかしそこはバレンタインムードを出すため、フランスの食文化が生んだ肉のお惣菜「シャルキュトリー」はいかがでしょう。シャルキュトリーを中心とした食肉加工製品の人気店「Meat Deli Nicklaus’(ミートデリ・ニクラウス)」がおすすめです。
旦那さんやお父さんに贈るなら「特選シャルキュトリーセット」が喜ばれそうです。酒のつまみにもなるテリーヌ2種と、朝も夜も大活躍するハム・ソーセージなどをぎゅっと詰め合わせたセットは、贈り相手が独り占めしそうなくらい魅力的な一品です。
本格的な味わいを愉しむグルメな男性なら「Nicklaus’ おかずセット」が一押し。桜姫鶏のグリルや豚肩ロースのビネガー煮込み、トリッパと自家製ソーセージの煮込みなど、温めるだけですぐ美味しいお惣菜とシャルキュトリーがセットになっていて、舌の肥えた男性でも大満足間違いなし。
【 鍋セット 】もつなべ 一藤
2月は暦のうえでは春の始まりを迎えるものの、まだまだ寒さが厳しく鍋が恋しくなる季節。好きな鍋で常に上位にランクインする「もつ鍋」を贈って、お家にいながら本格的な鍋料理を堪能してもらいましょう。もつ鍋のお取り寄せなら、100年続く福岡の有名店「もつなべ 一藤」がおすすめです。
理想の味を追求するため、全ての調理を手作業で行なわれるこだわりと、独自に調合したブレンドでコクと深みのある味噌・醤油スープが絶品と評判のもつ鍋。国産黒毛和牛のモツと、九州産の野菜がふんだんに使用された味わいを、自宅でもお店と同じように楽しめて贅沢を感じます。ギフトなら贈り物用の桐箱セットがうってつけです。
【 サーフィン 】Rip Curl(リップカール)
サーフィングッズのギフトと聞くと、かなりピンポイントで贈りづらい印象もあります。しかし、意外とサーフィンをやっている人って多いと思うのは私だけでしょうか? サーフィンが趣味の人におすすめしたいショップが、オーストラリア発世界3大サーフブランドのひとつ「Rip Curl(リップカール)」。
サーフィンをやっている人なら誰もが憧れる高品質のウェットスーツ、ボードショーツ、ビキニ、アパレル、ギア、その他アクセサリーなど、豊富なラインナップを取り揃えています。何を贈ったらいいかわからないと思うなら、リップカール公式オンラインストアで利用できる「ギフトカード」がおすすめ。価格帯も1,000円、3,000円、5,000円、10,000円と幅広く便利です。
【 革小物 】PRO-MENER(プロムネ)
良質なものを沢山知っている男性には、「キングオブレザー」や「革のダイヤモンド」と称される CORDVAN(コードバン)を贅沢に使用した革小物はいかがでしょう。職人の町として知られる蔵前に拠をかまえる「PRO-MENER(プロムネ)」は、腕の立つ革職人がひとつずつ丁寧に製品を仕立て上げるアトリエ兼ショップです。
財布や名刺入れ、パスケースなどラインナップ豊富な「CORDVAN」シリーズは、洗練されたデザインと選び抜かれた素材が融合し、唯一無二の存在感を放ちます。妥協を許さず創り上げられた製品は、手にした人にしか解らない高揚感を味わえるといいます。革小物のオーダーメイドも受け付けているため、詳細は店舗までお問い合わせください。
【 ネクタイ 】giraffe(ジラフ)
ビジネスアイテムをプレゼントするなら、何本あっても困らないネクタイの贈り物がオススメです。オシャレは首元からと言いますが、ネクタイの色味や質感によって顔まわりの印象も変わってきます。女性パートナーからネクタイをもらうと「あなたに首ったけ」なんて意味を含みますが、溢れんばかりの愛情が伝わってきそうな心温まるギフトになることでしょう。
ネクタイを選ぶなら、専門ブランドの「giraffe(ジラフ)」を訪れてみてください。筆者一押しの「ビジネス4WAYタイ」は、表裏・右端左端、計4か所のデザインが異なり、レジメンタル・ドット・チェック・ペイズリーの4種を楽しめる贅沢なデザインが特徴。気分やシチュエーションに合わせて、正面のデザインを変えることができるため、汎用性の高い一本となっています。
【 万年筆 】Pen Boutique 書斎館
文字は人なりと言われるほどに、自分の個性を表現できるコミュニケーション・ツールが「万年筆」。大人になって社会に出ると、手紙や書類で一筆したためる機会も格段に多くなります。ボールペンは使いやすく便利ですが、どんなときに手に入れたものなのか記憶に残ったり、まるで宝物のように大切に扱ったりする万年筆は、物語の詰まったギフトになることでしょう。
万年筆をギフトに選ぶなら、南青山の地に本店をかまえる万年筆の専門店「Pen Boutique 書斎館」がオススメです。3,000種類もの品揃えから特別な1本を選び取れるだけでなく、大理石の試筆カウンターでアドバイザーからその人に合った万年筆を提案してもらえるので、贈りたい男性と一緒に訪れてみると良いかもしれません。
【 ノート 】トラベラーズファクトリー
春の遠出、夏のバカンス、秋の行楽、冬のグルメ旅など。四季折々の風景や味覚を楽しむことのできる旅は、いつだって人生に寄り添ってくれる癒しであり、スパイスでもあります。旅行好きの男性には、持っているだけでウキウキするトラベルアイテムで、非日常感をプレゼントしてみてはいかがでしょう。
「TRAVELER’S FACTORY(トラベラーズファクトリー)」のトラベラーズノートは、人生や日々を旅ととらえ、何気ない毎日の出来事や食べたものを記すことで、クリエイティブな気持ちで過ごしてもらえるノート。旅行の思い出を書き留めておくと、後から見返して楽しめます。名前の刻印サービス「オーダー名入れ」を注文すれば、ノートのオリジナル感をさらに造形化してくれます。
【 北欧風雑貨 】Hacoa(ハコア)
寒い季節が長いため、家での暮らしを楽しむことを大切にしている北欧の人々。そういった工夫から生まれた北欧雑貨は、ホームリラクシングに重要な要素が詰め込まれた、癒しを感じるウッドテイストが特徴的です。毎日を過ごす部屋を、木の温もりで満たしてあげたい。そう願う人に向けたオススメの北欧風雑貨をご紹介します。
オシャレな北欧風の木製雑貨を取り扱う「Hacoa(ハコア)」は、生活に彩りをもたらすインテリア、キッチン雑貨、ステーショナリーなどの多彩な商品ラインナップで、新生活を始める人に人気のブランド。木製雑貨は、使い込むことで木の質感が変化するため、味のある経年変化を楽しめるとともに、あたたかい雰囲気からシックな高級路線まで選ぶことができます。
そもそもバレンタインデーって何の日?
バレンタインデー(2月14日)は、現代では「男女の愛を誓い合う日」として世界中で親しまれています。日本では女性から男性へチョコレートをプレゼントする習慣があり、アメリカではその逆で、男性が本命の女性に花・風船・ぬいぐるみ・ジュエリーなどをプレゼントする習慣があるようです。
もとは、自由に結婚できなかった兵士の結婚を助けて殉教した、聖バレンタイン(ウァレンティヌス)に由来すると言われています。ローマ帝国では若者を戦争に行かせるため結婚を禁じていた時代があり、それを不憫に思ったキリスト教司祭ウァレンティヌスが若い兵士の結婚式を内緒で挙げていたのです。それを知った当時の皇帝がウァレンティヌスを処刑した日が、西暦269年の2月14日です。
ウァレンティヌスの処刑以降、毎年2月14日はローマ国民の祈りの日として広まり、14世紀頃からは恋愛に結びつけられたイベントが各地で催されるようになります。その経緯としては、もともとローマ帝国で2月14日は家族と結婚の女神である「ユーノの祝日」であり、この風習に聖バレンタイン伝説が加わって「愛の日」として確立していったと言われています。
女性が男性にチョコレートを渡して告白する習慣は、日本独自のもので、1956年に「バレンタインセール」の広告が製菓業界によって新聞掲載されたことが始まりだと言います。その後、製菓各社が相次いでバレンタインに関羽るキャンペーンを始め、女性が男性にチョコレートを贈るという日本独自の習慣が定着していきました。
ロマンチックなエピソードから始まったバレンタインデーは、形式にとらわれず男女の愛を確かめ合う日として後世に受け継ぎたい文化。日本では未だにチョコレートというイメージが強いものの、甘いもの以外で喜ばれそうなバレンタインギフトを選んで、相手の心を鷲掴みにしてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
河野 ひろこ
ギフトコンシェルジュ/ライター/縁起物アドバイザー。看護師時代に培ったホスピタリティを活かし、贈り相手の「人となり」を想像したプレゼントの見立てを得意とする。子育てに奮闘しながらも、週に1回以上の東京まち歩きとショップ巡りをライフワークにしている。個人向け「ギフト提案サービス」の依頼を受付中。