いつの時代でもプレゼントの定番といえば、やはり花ですよね。子供の頃、両親や幼馴染に野花を摘んで贈った経験のある方も多いのではないでしょうか。生活に彩りを与えてくれる花は、咲いている期間が限られているからこそ尊く、モノを増やしたくない人にとっても貰って困らない気の利いたギフトになります。
今回は、花を贈るそもそもの意味や、適したシチュエーションの代表例などをご紹介するとともに、フラワーギフトを贈るうえで気になる「花言葉」についてまとめました。フラワーショップでよく目にする花々の意味を知り、大切な人への感謝の気持ちを花言葉で表現してみてはいかがでしょうか。花だけでは物足りないと感じるケースでも便利な、花と品物を組み合わせたギフトセットを販売するショップも最後にご紹介していきます。
花を贈る意味と起源
花を贈る行為は太古の昔から存在していたといわれており、ネアンデルタール人の化石とともに数種の花粉が発見されたことからも、この頃には既に花を遺体に添えて埋葬する習慣があったことがうかがえます。古代エジプトや古代ギリシャでは、祭り事などで神様に花を捧げていたという説もあるようです。
男女で花を贈り合う習慣はヨーロッパが起源とされていて、花束にメッセージカードを添えて贈ることが広く求愛行動を意味するようになりました。現代においても、イギリスでは金曜日の夕方に奥さんや恋人に花を買って帰る習慣があり、フランスでも5月1日のミュゲの日にすずらんを贈り合ったり、母の日にバラやユリをプレゼントする習慣が根付いています。
日本では、古来より神仏の前に花を飾る文化がありましたが、欧米文化の影響もあり、現在ではプレゼントとして花を贈る習慣が一般化しています。花は外見の美しさだけでなく、咲いている期間が限られていることから、その儚さに美意識を結び付けられることがあり、比較的入手が容易という利点も相まって、定番の贈り物として定着しています。
また、国や地域によっても違ってくるものの、花の種類によって固有の意味が込められた「花言葉」が存在し、シチュエーションによって贈り分けるようなケースもあります。花束の本数にも意味を持つことがあり、特にプロポーズで12本の花を贈ると幸せになるという言われから、ブーケに12本の花束が使われることがあります。
フラワーギフトに適したシチュエーション
花は、大抵どんな人であっても貰って嬉しいと感じ、美しい見栄えとともに、いずれ散ってゆくような「消えもの」であるため、プレゼントに適した品物であることに疑いの余地がありません。老若男女で好みに大差がないことも、人を選ばないフラワーギフトの利点であり、基本的にはどんなシチュエーションであっても活躍する便利な一品です。
日本におけるフラワーギフトの定番機会としては、5月の第2日曜日と定められた「母の日」にカーネーションを贈ったり、12月の「クリスマス」にリースを贈ったりすることが挙げられます。入院の「お見舞い」にも花は定番ですが、嗅覚が敏感になっている患者にニオイの強い花が悪影響を及ぼしたり、衛生面の懸念などから病院側で生花を断っているケースもあるため注意が必要です。
他にも、古代中国から続く文化で、桃の花などを贈ることが “長寿幸福を祈る” という意味合いがあることから、還暦や古希など「長寿祝い」で花を贈ることも良いとされています。また、好みがわからないような友人宅への訪問や、両親・親戚の家への帰省「手土産」にもフラワーギフトが活躍します。
最も多いシチュエーションとしては、花を贈ることが最大級の愛情表現ともいわれることから、恋人やパートナーの「誕生日」や「記念日」に贈るプレゼントが挙げられます。特に「プロポーズ」など愛の告白にバラの花束を贈ることは、古今東西フラワーギフトの定番となっています。
月ごとに定められた「誕生花」の花言葉
誕生日に花を贈るときに気になるのが、生まれた日の「誕生花」ですよね。366日でそれぞれ定められている誕生花は、月ごとにもその誕生花が設定されていて、日本を始めとして、アメリカ、イギリス、中国など各国で花の種類が異なることも特徴的です。
ここでは、”花キューピット” でお馴染みの「日本生花通信配達協会(JFTD)」が定めた各月の誕生花の中で、代表的な花を紹介するとともに、それぞれの花言葉について解説していきます。大切な人への誕生日プレゼントに花を贈りたいケースなどで参考にしてみてください。
1月の誕生花:シンビジウム、スイセン
1月の代表的な誕生花は「シンビジウム(学名:Cymbidium)」。冬の花として一般に12月から開花するというシンビジウムは、アジアを原産とするラン科の植物です。白・オレンジ・黄色・ピンクなどカラーバリエーションが豊富で、華やかな色彩とフォルムが特徴です。
シンビジウム
「高貴な美人」、「素朴」、「飾らない心」などの花言葉をもつシンビジウム。厳しい寒さの中でも健気に咲き誇るため、誠実で規律正しい人へのプレゼントに相応しい花です。
スイセン(水仙)
JFTDが定める1月の誕生花は他に「スイセン(学名:Narcissus)」があり、花言葉は「自己愛」、「神秘」、「崇高」です。アメリカやイギリスでは「カーネーション」、中国では「ウメ(梅)」が1月の誕生花に設定されています。
2月の誕生花:フリージア、マーガレット
2月の代表的な誕生花は「フリージア(学名:Freesia refracta)」。甘い芳香がすることでも知られているアヤメ科のフリージアは、菖蒲と水仙に似ていることから、日本では別名「菖蒲水仙(アヤメスイセン)」と呼ばれています。
フリージア
フリージアは白色もしくは黄色の原種で、それ以外の色は品種改良によるため、「純白」、「潔白」、「無邪気」といった花言葉が付けられています。丸みを帯びた小さなフォルムが可愛らしく、清楚であどけなさの残る印象の人にぴったりな花です。
マーガレット
JFTDが定める2月の誕生花は他に「マーガレット(学名:Argyranthemum frutescens)」があり、花言葉は「真実の愛」、「優美」、「希望」などが付けられています。アメリカでは「プリムラ(サクラソウ)」、イギリスでは「スミレ(菫)」が2月の誕生花となっていて、全体的に可愛らしい見た目の花が多くなっています。
3月の誕生花:スイートピー、チューリップ
3月の代表的な誕生花は「スイートピー(学名:Lathyrus odoratus)」。”スイート” は “香りが良いこと” を意味することからも、甘い香りがするマメ科の植物としても知られ、和名では「麝香豌豆(ジャコウエンドウ)」や「香豌豆(カオリエンドウ)」と名付けられています。
スイートピー
スイートピーは、歌手の松田聖子の代表曲である「赤いスイートピー」で有名な花で、パステルカラーの柔らかい印象の花を咲かせることから、「優しい想い」、「優美」、「繊細」といった花言葉が付けられています。ふんわりとフェミニンな雰囲気の人に向いた、小ぶりで可愛らしい花です。
チューリップ
3月の他の誕生花には「チューリップ(学名:Tulipa gesneriana)」があり、その花言葉は「思いやり」、「博愛」、「正直」などが付けられています。スイートピーやチューリップは、普段咲きで4~5月頃が開花時期だといわれていますが、早咲きの種類は3月頃から旬を迎え、春の到来を予感させる素敵な花々が3月の誕生花になっています。
4月の誕生花:カスミソウ、ミヤコワスレ
4月の代表的な誕生花は「カスミソウ(学名:Gypsophila elegans)」。ナデシコ科のカスミソウは、丸みを帯びた星型にもみえる白い花を咲かせることから、「白星」として勝負事にも縁起が良く、つつましい日本風の女性を形容する「ヤマトナデシコ」の由来にもなっている花です。
カスミソウ
そんなカスミソウの花言葉には、「思いやり」、「清らかな心」、「無邪気」などがあります。霞のように白く美しいイメージをもつため、清潔で透明感のある人へのフラワーギフトに最適な花です。
ミヤコワスレ(都忘れ)
JFTDが定める4月の誕生花は他に「ミヤコワスレ(ミヤマヨメナの園芸品)」があり、花言葉は「しばしの憩い」、「また会う日まで」などが付けられています。鎌倉時代に佐渡に島流しにあった順徳天皇が心を慰められたことから “都忘れ” と名付けられたという、送別の場にも使われる品種の花です。
5月の誕生花:カーネーション、スズラン
5月の代表的な誕生花は「カーネーション(学名:Dianthus caryophyllus)」。5月の第2日曜日である「母の日」に贈る花として定着しており、アメリカの或る女性が亡き母の好いていた白いカーネーションを、追悼会で参加者に配ったことが由来といわれています。
カーネーション
「幸せを呼ぶ花」ともいわれるカーネーションは、花の色によっても花言葉が異なり、定番の赤色は「母への愛」や「真実の愛」、白色は「尊敬」、ピンクは「気品」や「感謝」といった花言葉が付けられています。
スズラン
5月の誕生花は他に「スズラン(学名:Convallaria majalis)」があり、その花言葉には「幸福」や「純潔」などが付けられています。フランスでは、5月1日(ミュゲの日)に大切な人へスズランを贈る習慣があり、贈られた人には幸運が訪れるといわれています。
6月の誕生花:バラ、グラジオラス
6月の代表的な誕生花は「バラ(学名:Rosa bourboniana)」。愛の象徴ともいわれるバラは、情熱的な赤色がしばしば連想され、ボリューム感のある花びらと、茎にトゲが付いていることが特徴的な花です。
バラ(薔薇)
バラの花言葉は、明快な「愛」や「美」のほかに「内気な恥ずかしさ」などがあり、プロポーズや愛の告白などのロマンチックなシチュエーションで贈ることが多い花となっています。
グラジオラス
JFTDの定める6月の誕生花は他に「グラジオラス(学名:Gladiolus Tourn)」などがあり、花言葉は「情熱的な恋」や「勝利」となっています。古代ヨーロッパでは、花の数で待ち合わせの時間を暗号的に伝えていたといい、愛し合う恋人たちの花としても知られています。
7月の誕生花:ユリ、トルコギキョウ
7月の代表的な誕生花は「ユリ(学名:Lilium)」。「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」などと美女を形容する花としても知られ、細長い茎に大きく艶やかな花が咲く魅力的な品種です。
ユリ(百合)
「マドンナ・リリー」とも呼ばれる白ユリは、復活祭の祭壇に捧げられる花として有名で、「純粋」や「純潔」といった花言葉が付けられています。その花言葉が由来して、結婚式で花嫁や花婿の頭にユリの花びらを乗せて祝福する習慣もあります。
トルコギキョウ
7月の他の誕生花には「トルコギキョウ(正式にはユーストマ)」などがあり、花言葉は「優美」や「希望」が付けられています。世間的に知名度は低い花ですが、アレジメントフラワーや結婚式のブーケでも定番の清々しい花となっています。
8月の誕生花:ヒマワリ、アンスリウム
8月の代表的な誕生花は「ヒマワリ(学名:Helianthus annuus)」。夏を象徴する鮮やかな黄色の花を咲かせることで知られるヒマワリは(向日葵)、太陽の移動とともにその方向を追うように花が回ることから「日回り」と表記されることもあります。
ヒマワリ(向日葵)
古来から太陽に祝された花のシンボルであるヒマワリの花言葉には、「貴方だけを見つめていたい」、「情熱」、「憧れ」などが付けられています。青空と太陽が似合うイメージから、元気いっぱいで明るい性格の人に相応しい花となっています。
アンスリウム
8月の誕生花は他に「アンスリウム(学名:Anthurium Schott)」などがあり、花言葉は「情熱」や「熱心」などが付けられています。こちらも熱帯が原産の鮮やかな赤色の花で、別名「大紅団扇」とも呼ばれる、ハートの形をした個性的なフォルムが特徴です。
9月の誕生花:リンドウ、クジャクソウ
9月の代表的な誕生花は「リンドウ(学名:Gentiana scabra)」。「疫病草(エヤミグサ)」とも呼ばれるリンドウは、古くから薬草として黄疸、糖尿病、リウマチなどの治療に使われてきました。根っこの味が、竜の胆を思わせるように苦いことから、漢字表記で「竜胆」と書きます。
リンドウ
リンドウは、凛とした姿で山間に力強く咲くことから、「正義」や「的確」といった花言葉の他に、「あなたの悲しみに寄り添う」といった花言葉が付けられています。それらの意味合いから、お盆の手土産やお墓参りにも使われる花です。
クジャクソウ
JFTDが定める9月の誕生花は他に「クジャクソウ(正式な和名はマンジュギク)」があり、花言葉は「可憐」や「一目惚れ」となっています。野草のような素朴さをもち、秋の到来を告げる花としても知られています。
10月の誕生花:コスモス、ガーベラ
10月の代表的な誕生花は「コスモス(学名:Cosmos bipinnatus)」。コスモスは、ギリシャ語で「宇宙の秩序」を意味する “cosmo” から付けられていて、和名で「秋桜」とも書かれるように、桜のように美しいピンク色で秋に咲く花として知られています。
コスモス
コスモスの花言葉は「調和」、「美麗」、「乙女の真心」などが付けられています。名前の由来となった秩序や調和のとれたイメージがあてはまる人へのプレゼントに最適で、小ぶりで可愛らしい見た目からアレジメントフラワーに向いています。
ガーベラ
JFTDの定める10月の誕生花は他に「ガーベラ(学名:Gerbera hybrids)」などがあり、その花言葉は「我慢強さ」や「神秘」です。はっきりとした輪郭をした花の形が特徴で、明るく健康的な印象の主役を張れる花となっています。
11月の誕生花:キク、ブバルディア
11月の代表的な誕生花は「キク(学名:Chrysanthemum morifolium)」。仏花や献花に使われるイメージの強いキクですが、長寿を全うするための薬用効果があると伝えられていたことから、天皇家のシンボルである「菊の紋章」にも使われる日本を代表する花となっています。
キク(菊)
そんなキクの花言葉は「高貴」や「清浄」などが付けられています。日本の習慣として、故人へのお供えに使われるため、病気やケガのお見舞いの花としては忌避されることから注意が必要です。
ブバルディア
11月の他の誕生花は「ブバルディア(学名:Bouvardia hybrida)」があり、「知性的な魅力」や「清楚」などの花言葉が付けられています。多くの小さな花をつける可愛らしい花で、花嫁がもつウエディングブーケには必ずといっていいほど入っている、縁起物の花としても知られています。
12月の誕生花:カトレヤ、ストレリチア
12月の代表的な誕生花は「カトレヤ(学名:Cattleya hybrids)」。カトレヤはラン科の植物で、その美しさから「洋ランの女王」と異名が付けられ、花言葉には「魔力」や「優美な女性」などが付けられています。
カトレヤ
カトレヤは、華やかでひときわ大きく咲く花が特徴的で、胡蝶蘭とともにお祝い事での贈り物に使われる花です。ピンクが代表的な花の色となっているため、特に女性に対する祝意を込めたプレゼントで使われることが多いといわれています。
ストレリチア
JFTDが定める12月の誕生花は他に「ストレリチア(和名で極楽鳥花)」があり、その花言葉には「寛容」や「未来」などが付けられています。ストレリチアは、まさに熱帯の極楽鳥を思わせるエキゾチックな雰囲気のカラフルな花で、おしゃれな空気管を演出したいプレゼントにぴったりな花です。
他に気になる花の花言葉
ここでは、JFTDが定める月の誕生花ではないものの、しばしば贈答用に使われる代表的な花の花言葉をご紹介します。フラワーギフトで花を贈るときに、ひとつ花言葉を知って披露してみると、数ある中からその花を選んだ気持ちが伝わるかもしれません。
お祝い事の定番ギフト:コチョウラン
「コチョウラン(胡蝶蘭)」は、開店・開業祝い、就任祝い、引っ越し・新築祝いなどで定番のフラワーギフトとして知られています。その理由としては、見た目の美しさだけでなく、「幸福が飛んでくる」といった花言葉が付けられていることが挙げられます。
コチョウラン(胡蝶蘭)
胡蝶蘭は、一か月以上も花が咲き誇り、手入れ次第では翌年も同じようにつぼみを付けるため、継続的な発展の象徴ともいわれています。また、花粉量が少なく香りもほとんどないことから、病院施設や飲食店でも喜ばれるようです。最大限の祝意を示したいような贈り物に、是非とも活用してみてください。
男性から女性に贈りたい:パンジー
「パンジー」は、ヨーロッパで「恋のお守り」とも異名が付けられた、恋愛で深く意味のある花です。特にキリスト教では、恋愛の守護聖人「聖ウァレンティヌス」の花ともされるため、ヨーロッパの諸国では2月14日のバレンタインデーに、男性から女性に対してパンジーを贈る習慣があります。
パンジー
そんなパンジーの花言葉は、「愛を伝える」、「私を思って」、「もの思い」などが付けられています。夏以外の季節であれば年中入手できるというパンジーは、カラフルな色の品種があり、贈り相手の好みに合わせて選べることも魅力のひとつ。ヨーロッパの素敵な習慣にならって、男性から女性に贈ってみてはいかがでしょうか。
母の日にも選ばれる代表花:シャクヤク
「シャクヤク(芍薬)」は、「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」とも称されるように、美しい女性の姿を形容する花としても知られています。ゴージャスでエレガントな大輪の花を咲かせることから、ヨーロッパでは「5月のバラ」とも呼ばれ親しまれています。
シャクヤク(芍薬)
シャクヤクの花言葉には、「恥じらい」や「慎ましさ」などが付けられています。5月が開花時期であることからも、カーネーションやバラに次いで「母の日」に贈る花となっているため、普段からつつましく家族を支えるお母さんへのプレゼントに利用してみてはいかがでしょうか。
ブーケに適した春の花:ラナンキュラス
「ラナンキュラス」は、明るい色味とボリューム感があり、幾層にもなった花びらが華やかな春の花です。花言葉は、「晴れやかな魅力」や「純潔」などが付けられているため、ウェディングなどのブライダルブーケで人気の花となっています。
ラナンキュラス
晴れの舞台にうってつけなゴージャス感のあるフォルムと、可愛らしさ全開の色味が女性の気分を上げてくれ、まさに純潔の花嫁にぴったりな花言葉。ブーケだけでなく、友人の結婚祝いやお祝いパーティーでもその場の雰囲気を華やげてくれます。
感謝の気持ちを込めたギフトに:ダリア
「ダリア」は、成長すると3~4mにもなることから、「皇帝」とも称されるような力強さをもつ優美な花です。花言葉は、「感謝」や「溢れる喜び」などが付けられていて、”いつもありがとう” という感謝の気持ちを込めたギフトに選ばれています。
ダリア
普段からお世話になっている両親や祖父母、友達などに贈って、いつもはなかなか伝えることのできない感謝の念を示してみてはいかがでしょうか。上品さを兼ね備えた佇まいは、どの世代にも受け入れられるフラワーギフトの定番花です。
花と組み合わせたギフトセットを提供するショップ
花は人を選ばない定番のプレゼントですが、より相手の個性に合わせたギフトにしたかったり、花単体ではボリューム感に欠けると思った経験はありませんか?
ここでは、花と品物を組み合わせたギフトセットを提供する、おすすめのショップを厳選してご紹介します。贈答品に悩んだときはこちらを利用してみてはいかがでしょうか。
Chou de Ruban の「フラワーギフトボックス」
見る人の心を五感で癒してくれるお花と、可愛く繊細なアイシングクッキーを詰め込んだフラワーボックス。お友達へのお祝いや、感謝の気持ちを伝えるのにピッタリな素敵なギフトをご紹介します。彼女や奥様へのホワイトデーや記念日にもおすすめです。
フラワーボックスのお花は、プリザーブドフラワー。もらった後も長い間、楽しむことができます。お手入れも不要なので、受け取った方の負担にもなりません。贈られる方の雰囲気などのヒアリングをした上で、イメージに合わせた配色を選んでくれるので、世界にたった一つだけのフラワーボックスを作ることができます。
開けた瞬間に心をときめかせる、綺麗なプリザーブドフラワー&クッキーボックス。お花の色を選ぶときから、相手を想い浮かべ、優しい気持ちになれる贈り物。あなたのやさしい気持ちが、お花とアイシングクッキーで表現された華やかな贈り物で、大切な人に喜んでもらいませんか?
CORK(コルク)の「花とワインの贈り物」
大切な記念日に、お花とワインを一緒に贈りたいと感じたことはありませんか? “ワインだけ” とか “お花だけ” を贈るのはちょっぴり物足りなくてありきたり。そんな方に朗報の、花とワインが互いを引き立てあう、素敵なギフトをご紹介します。
ショップには、ワインソムリエやフローリストなど専門スタッフが常駐しており、世界各国から取り寄せたワインを中心とするアルコール各種と、季節を感じる生花やプリザーブドフラワーがずらりと並びます。多彩なラインナップから相手の好みに合わせて選べるところが嬉しいポイント。
滅多に飲む機会のないお酒と見応え十分のお花を贈ることで、ちょっとした優越感や特別感を感じてもらうことができます。贈り相手をあっと驚かせるラグジュアリーな見栄えは、様々なシチュエーションで活躍すること間違いなし。大切な方の記念日を、極上のワインと咲き溢れる花でお祝いしてください。
フラワーギフトは、年齢や性別を問わずもらって嬉しいと感じる、真心のプレゼントです。季節の花や相手の誕生花について花言葉を調べ、その素敵な意味を乗せてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。固有の意味が込められたフラワーギフトは、大切に想われているという実感を得るとともに、印象に深く残る贈答イベントになるはずですよ。
この記事を書いた人
河野 ひろこ
ギフトコンシェルジュ/ライター/縁起物アドバイザー。看護師時代に培ったホスピタリティを活かし、贈り相手の「人となり」を想像したプレゼントの見立てを得意とする。子育てに奮闘しながらも、週に1回以上の東京まち歩きとショップ巡りをライフワークにしている。個人向け「ギフト提案サービス」の依頼を受付中。