職人が集まるモノづくりの町、蔵前駅から徒歩2分の国際通りに面する、クラマエビル。ビル中央の入り口にある立て看板が目印となります。その薄暗がりの趣きある階段を昇り、暖かい灯りが漏れているお店が「PRO-MENER(プロムネ)」です。
PRO-MENER(プロムネ)は、財布やバッグ、名刺入れ、ペンケースなど、様々な種類のオリジナル革商品を製作している、工房(アトリエ)兼ショップです。本物だけが持つ、革素材の艶やかさを活かした仕立てが特徴的で、大人の落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
目次
木の香りが漂う、PRO-MENERの店内風景
ログハウスを思わせる木材でしつらえた「PRO-MENER(プロムネ)」の室内は、白熱灯の温かな光が照らすとともに軽快なミュージックが流れ、さながらジャズバーのような雰囲気を醸し出しています。
木の温もりを感じる店内に足を踏み入れると、所狭しと多種多様な革製品が並び、ヨーロッパのアトリエを思わせる空間が広がります。表の立て看板に誘われて訪れた人たちは、ビルの外観とは一変した安らぎの佇まいに魅了され、自分だけのお気に入りショップとして心のメモリーに記憶させます。
店名の由来である「PROMENER」とは「お散歩」を意味するフランス語であり、多くの人に本物の革製品を日常使いして貰いたいという想いから、「PRO(プロフェッショナル)」と「MENER(連れて行く)」とが掛け合わされた「PRO-MENER(プロムネ)」という店名にしています。
製作機械が並ぶ、工房兼ショップ
蔵前に佇まう「PRO-MENER(プロムネ)」の工房兼ショップには、革製品を製作するための様々な機械が揃い、パターン起こしからミシン縫いまでの全工程をこの工房で行ないます。ミシンの押さえに付いた小さな傷でさえ仕上がりに影響してしまうため、常日頃から丁寧に機械の整備をしています。
PRO-MENERでおすすめの商品
若き職人が奏でる、革小物の調律
PRO-MENER(プロムネ)の工房で作品を作っているのが、若き革職人でありデザイナーの池田耕平氏。元来よりモノづくりに興味を注いでいた背景があったことから、会社員時代には既に自身の工房をもち、仕事の合間を縫って作品作りに没頭していたそうです。
時と共に風合いが変わる革の味わい
革は職人が惚れたものだけを使用しており、肌馴染みや発色がとても良いです。ボルドーは真紅に、エメラルドグリーンは深緑にというように時間が経つにつれ深みを持ち、まったく違う印象に変化していくものもあります。使用しているうちに風合いが変化していくのを楽しむのも、持ち主だけが味わえる楽しみで、愛着もわきます。
理想を叶えてくれるオーダーメイドも
PRO-MENER(プロムネ)では、鞄や革小物のオーダーメイドも受け付けており、職人が要望を丁寧に聞き、理想を形にしてくれます。職人の技術力や一人で製作しているからこそのブレのない出来上がりに惹かれ、ご自分用の製品を依頼するリピーターも多いのだとか。
職人体験ができるワークショップ
PRO-MENER(プロムネ)は、毎月第一日曜日にワークショップを開催しており、実際に機械を使いちょっとした職人体験ができます。10色の革から好きな色の組み合わせを決め、ブックカバー、ペンケースなど自分だけの一品を作ります。完成後は、参加者でコーヒーを飲みながら、作品を眺めたりおしゃべりをするのだそう。細かい作業に集中し、半日かけて完成させたときの達成感はひとしおです。
革製品の魅力が詰まったプレゼントが見つかる
どことなく襟を正す気持ちにさせてくれる革製品。PRO-MENER(プロムネ)は、シックで艶やかなものから、カジュアルなものまで揃うおすすめの革工房です。ぜひ実際に手に取ってみて、革の質感や肌触りを感じてみてください。革製品の魅力を感じるとともに、大切な人へのプレゼントだけでなく、自分へのご褒美にも購入したくなりますよ。
ショップの詳しい情報
店名 | PRO-MENER(プロムネ) |
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住所 | 〒111-0051 東京都台東区蔵前4-20-12 精華ビル3B |
営業時間 | [月~金]12:00 ~ 18:30 [土/日]11:00 ~ 18:30 |
定休日 | 臨時休業有 |
最寄駅 | 都営浅草線 蔵前駅A0 徒歩2分 都営大江戸線 蔵前駅A6 徒歩4分 |
電話番号 | 03-5829-6857 |
店舗HP | https://pro-mener.com/ |
SNS |
本記事は2016年03月01日時点の情報です。