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街歩き No.004 日本橋 | 東京駅から室町まで日本橋エリアの散策コース

街歩き No.004 日本橋 | 東京駅から室町まで日本橋エリアの散策コース
本記事は、スタッフが東京で「気になるスポット」を散策した体験談のコラムです。プレゼント探しを兼ねた休日デートに、ぜひ参考にしてみてください。第四弾の今回は、東京駅から室町までの日本橋エリアをぐるっと一周散策したコースをご紹介します。 日本橋 江戸幕府開府とともに城下町として繁栄し、現代においても高級デパートが立ち並ぶ街「日本橋(にほんばし)」。敷居の高いイメージがあるかもしれませんが、歩いてみると若い方も楽しめるデートスポットがたくさんあります。 幕末から明治にかけて作られた、華やかで趣ある西洋建造物が立ち並び、タイムスリップした気持ちにもなれます。徒歩で移動することが多いので、歩きやすい靴でお出掛けされることをおすすめします。

① 平和の鐘

東京駅八重洲中央口を出て、一直線に延びる八重洲通りにある大きな鐘のモニュメント「平和の鐘」。東京駅からは、八重洲地下街を通って、突き当りで地上に出るとすぐに見ることができます。 平和の鐘 平和の鐘は、昭和63年に出された中央区平和都市宣言の一周年を記念して設置されました。定刻になるとメロディーが流れます。

② 地図の専門店 ぶよお堂

日本橋タカシマヤ手前のビルの地下2階にひっそりと佇んでいるのが、知る人ぞ知る地図の専門店「ぶよお堂」です。 ぶよお堂 道路地図はもちろん、海外地図、都市圏活断層図、江戸時代の地図制作者伊能忠敬が作成した『伊能図』、地図に関する書籍やグッズなど、店内至るところが地図で埋め尽くされています。まち歩きのお供に適した本も数多く取り揃えられていました。
店名地図専門店 ぶよお堂
所在地〒103-0027
東京都中央区日本橋3-8-16 地下2階
営業時間10:00 ~ 19:00
定休日祝日(土日を除く)・年末年始・GW・お盆・会社指定日
ホームページhttp://www.buyodoshop.com/

③ 和紙 榛原

創業1806年の和紙専門店「榛原(はいばら)」。金封や和紙小物、便箋・レターセット、懐紙など、和紙を使った商品が並びます。和紙の優しい質感は心をほっと和ませてくれます。 榛原 レターセットやポチ袋など、生活に取り入れやすい商品も多いです。丁寧さを感じる和紙アイテムを探してみてはいかがでしょうか。東京日本橋タワーのビル正面にある好立地です。
店名和紙専門店 榛原(はいばら)
所在地〒103-0027
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー
営業時間[平日] 10:00 ~ 18:30
[土日] 10:00 ~ 17:30
定休日祝日、年末年始、お盆
ホームページhttp://www.haibara.co.jp/

④ ここ滋賀

榛原の程近く、日本橋交差点に位置するのが、滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」。滋賀県の名産品が多く並びます。 ここ滋賀 ここでは “古代米そうめん” と “大鮎の炊き込みご飯の素” を購入しました。日本橋エリアには、他にも奈良県や三重県など多くのアンテナショップがあり、日本全国津々浦々の名産品を巡るお散歩も楽しいです。 ここ滋賀
店名ここ滋賀 -COCOSHIGA-
所在地〒103-0027
東京都中央区日本橋2-7-1
営業時間10:00 ~ 20:00(マーケット)
ホームページhttps://cocoshiga.jp/

⑤ たいめいけん

ランチは洋食の有名店「たいめいけん」へ。昼11時のオープン直前に到着しましたが、4~5人程が既に開店待ちをしていました。店先には、テレビでお馴染みの三代目オーナーの看板が目を引きます。 たいめいけん 看板メニューのたんぽぽオムライスは、ふんわりとまとめられた卵を割るとトロトロの半熟卵が流れ広がります。バターを優しく感じるしっとりしたケチャップライスとまろやかに合わさります。パンチの強すぎない洋食でお腹も心も満たされました。 たいめいけん 同ビル5階には、珍しい「凧の博物館」があり、日本のみならず世界から集めた凧が飾られています。 たいめいけん
店名日本橋 たいめいけん
所在地〒103-0027
東京都中央区日本橋1-12-10
営業時間[平日・土] 11:00 ~ 21:00 (L.O.20:30)
[日・祭日] 11:00 ~ 20:30 (L.O.20:00)
※ 凧の博物館は、11:00 ~ 17:00
定休日1/1、1/2
※ 凧の博物館は、日曜・祝日は休館
ホームページhttps://www.taimeiken.co.jp/

⑥ 東京証券取引所

日本の株式市場の中心、東京証券取引所が無料で見学できることをご存知ですか?正面玄関の反対側に見学者用の入り口があり、手荷物検査をした後に入場手続きを行います。 東京証券取引所 1階には証券史料ホールがあり、明治期の証券取引に使われていた道具や証券などが展示されています。2階では、株式投資体験コーナーや実際のマーケットセンター見学ができます。日本経済の発展を見守ってきた施設の変遷を辿ってみてはいかがでしょうか。 東京証券取引所
施設名東京証券取引所(とうきょうしょうけんとりひきじょ)
所在地〒103-8224
東京都中央区日本橋兜町2番1号
開館時間9:30 ~ 16:30(最終入館時間16:00)
休館日土・日・祝祭日・年末年始
観覧料金無料(案内付き見学ツアーあり)
ホームページhttp://www.jpx.co.jp/

⑦ 国分発セレクトショップ ROJI

缶詰などのおつまみ専門店「ROJI」。店内でおつまみを買い、店内奥の川沿いテラスでお酒を楽しむこともできます。 ROJI
店名国分発のセレクトショップ ROJI日本橋
所在地〒103-8241
東京都中央区日本橋1-1-1
営業時間[平日] 11:00 ~ 18:30
[土日祝日] 11:00 ~ 18:00
定休日不定休
ホームページhttp://www.roji-nhb.jp/

⑧ うさぎや

大正2年から続く和菓子の老舗、どら焼きで有名な「うさぎや」も外せません。どら焼きと最中を、お土産として購入。 うさぎや どら焼きは、絹のようなふんわりもっちりした生地に、小豆の風味が香るのねっとりした粒あんがいい具合にまとわりつき絶品です。お店が続く理由や、お土産にいただいたらとても嬉しい気持ちがわかりました。
店名うさぎや本店
所在地〒103-0027
東京都中央区日本橋1-2-19
営業時間9:30 ~ 18:30
定休日土曜、日曜、祭日

⑨ 日本橋

このエリアの名橋「日本橋」は、五街道の起点にもなりました。「東京まで○○km」という標識は、ここからの距離を表しています。国の重要文化財でもある名橋は重厚感があり、気持ちを引き締めてくれます。 日本橋 また、日本橋の脇にある「滝の広場」には日本橋船着場があり、クルーズ船に乗ることができます。大人で ¥1,500~¥3,000 と値段も手頃なので、気楽に乗船できますね。時期によってはサンセットクルーズもあるので、美しい情景をお楽しみください。 日本橋
施設名日本橋クルーズ
乗船場所〒103-0027
東京都中央区日本橋1丁目9番地先(日本橋川)
ホームページhttp://ss3.jp/nihonbashi-cruise/

⑩ 日本橋さるや

江戸時代から続く日本唯一の楊枝専門店「日本橋さるや」。一本一本手作りで、高級和菓子用や贈答品の桐箱に入った楊枝を作っています。 日本橋さるや 黒文字とは、クスノキ科の落葉低木のことをいい、樹皮に黒い模様があることからそう呼ばれています。桐箱に名入れすることもできるので、高級なお祝いや贈り物におすすめです。
店名楊枝専門店 日本橋さるや
所在地〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-12-5
営業時間10:00 ~ 18:00
定休日日曜・祭日
ホームページhttp://www.nihonbashi-saruya.co.jp/

⑪ ミカド珈琲

足が疲れてきたら、1948年開業のミカド珈琲で休憩。世界各国の珈琲豆を仕入れ、自社で焙煎を行うコーヒ店です。趣のある入り口をくぐり、店内へ進みます。 ミカド珈琲 ここでは、名物のモカソフトとアイスティーをいただきました。ほのかな苦みと優しい甘みを感じるモカソフトにプルーンがアクセントになります。歩き疲れてきた身体にしみわたりました。 ミカド珈琲
店名ミカド珈琲 日本橋本店
所在地〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-6-7
営業時間季節によって異なる ※詳細はこちら
ホームページhttp://mikado-coffee.com/

⑫ まかないこすめ

次は、コレド室町3の3階にある「まかないこすめ」でお買い物。まかないこすめは、石川県金沢市の金箔屋に勤める女性が自分たちのお肌をきれいに保つために考えた知恵をもとにしてできたコスメブランド。 まかないこすめ こちらで購入したのは、50mm×50mmの贅沢24金金箔マスク!ほんの少しお試しをさせていただきましたが、金箔をなじませた部分はしっとりし透明感も生まれ、金箔の力を思い知りました。他にもハンドクリームや化粧水などしっとりお肌に浸透するコスメが多く魅力的でした。 まかないこすめ
店名まかないこすめ 日本橋店
所在地〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-5-5 コレド室町3 3F
営業時間10:00 ~ 21:00
定休日不定休(コレド室町3に準ずる)
ホームページhttps://e-makanai.com/

⑬ 三井記念美術館

続いて、三井本館にある「三井記念美術館」で芸術鑑賞。訪れた時期には「松平不昧(ふまい)」の特別展が開催されていました。三井記念美術館は展示品だけでなく、室内の内観もとても素敵です。気になる展示会を見つけたら、是非足を運んでください。 三井記念美術館
施設名三井記念美術館
所在地〒103-0022
東京都中央区日本橋室町2丁目1−1 三井本館7階
開館時間10:00 ~ 17:00(最終入館時間16:30)
休館日月曜日
観覧料金特別展:一般¥1,300、大学・高校生¥800、中学生以下無料(団体割引あり)
ホームページhttp://www.mitsui-museum.jp/

⑭ 日本銀行金融研究所貨幣博物館

最後に訪れたのは、古代から現代までに使われてきたお金やお金に関する資料が展示されている「日本銀行金融研究所貨幣博物館」。昔の人がお金をどのように捉えていたか、どんな歴史があるのかなどを学ぶことができます。 貨幣博物館 貴重な硬貨や紙幣もあり、一見の価値ありです。学生時代に教材でみた大判小判などが目の前にあるのは、わくわくします。大人の社会見学におすすめです。 貨幣博物館
施設名日本銀行金融研究所貨幣博物館
所在地〒103-0021
東京都中央区日本橋本石町1-3-1(日本銀行分館内)
開館時間9:30 ~ 16:30(最終入館時間16:00)
休館日月曜日(祝休日は開館)、年末年始(12月29日~1月4日) ※臨時休館あり
観覧料金無料
ホームページhttps://www.imes.boj.or.jp/cm/
日本橋で様々なジャンルのショップや施設を巡り、充実の一日。古くから続くお店や美術館など、知的で落ち着いたデートを楽しみたい日におすすめのエリアです。決めきれないほどのグルメスポットにも恵まれており、朝から晩まで楽しむことができます。 日本橋 何百年も前に作られた建造物や名産品が時代に合わせスタイリッシュに進化しながら生き続ける街、日本橋。東京の中心としてこれからも繁栄を続け、目が離せないこのエリア、ぜひお散歩してみてくださいね。 6月7日~17日には江戸三大祭の筆頭として、さらに京都の祇園祭・大阪の天神祭と共に、日本三大祭に数えられているお祭り「山王祭」があります。また、平成30年6月8日には東京都心を300mの祭礼行列が練り歩く「神幸祭」もあり、賑わいを見せてくれそうです。

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河野 ひろこ

河野 ひろこ

ギフトコンシェルジュ/コンテンツライター/縁起物アドバイザー。看護師時代に培ったホスピタリティを活かし、贈り相手の「人となり」を想像したプレゼントの見立てを得意とする。子育てに奮闘しながらも、週に1回以上の東京まち歩きとショップ巡りがライフワーク。

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