INDEX
- ① ONIBUS COFFEE の2階席で待ち合わせ
- ② パンマニアも唸る味わい、中目黒ロータス
- ③ 都会のオアシスとも呼ばれる銭湯、光明泉
- ④ 盆栽と苔玉を求めて、Green Scape に
- ⑤ SABON コンセプトショップ、Atelier SABON
- ⑥ うれしいプリン屋さん、マハカラ
- ⑦ SIDEWALK STAND BAISEN & BAGEL
- ⑧ 愛川欽也が作った貸劇場、キンケロシアター
- ⑨ 次世代スターバックス、リザーブロースタリー
- ⑩ ヘルシーナッツを求めて Groovy Nuts
- ⑪ delifucious でフィッシュバーガーランチ
- ⑫ 魅惑のケーキ、Pâtisserie Cacahouete Paris
- ⑬ 旅ノートが胸熱、TRAVELER’S FACTORY
- ⑭ 本格コーヒーが味わえる、注文焙煎の豆虎
- ⑮ 素敵なフラワーカフェ、Chou de ruban
- ⑯ Onigily Cafe で休憩&おやつタイム
- ⑰ フリーペーパーが並ぶ、Only Free Paper
- ⑱ アンティークな照明店、redrock
- ⑲ めぐろ歴史資料館で、目黒区の歴史探索
- ⑳ 中目黒さんぽの番外編、目黒新富士跡で Finish
① ONIBUS COFFEE の2階席で待ち合わせ
平日の午前10時。待ち合わせは、東急東横線の線路わきの一軒家カフェ「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」からスタート。朝の9時から開店していて、こだわりのエスプレッソやドリップコーヒーを味わえるコーヒースタンドです。 注文したのは、「ソイラテ」と「ハンドドリップ」。注文口のわきにあるベンチも利用できますが、肌寒い季節には2階のカウンター席がおすすめです。 室内にはテーブル席もありますが、窓からは公園越しに線路が見渡せるため、気分よくコーヒーを飲みながら、待ち合わせ中に物思いにふけったり、お連れ様と落ち着いて会話が楽しめます。② パンマニアも唸る味わい、中目黒ロータス
ランチまで少し時間があれば、春には桜が咲き乱れる目黒川沿いをぶらりと歩いてみてはいかがでしょうか。最初に訪れたのが、代官山ロータスバゲットの2号点であるパン屋「NAKAMEGURO LOTUS(中目黒ロータス)」です。 2014年にオープンしてから、パンマニアすらも魅了する無添加パンを販売するイチオシ店で、色合いが美しいチャコールクロワッサンやバナナスコーンが人気を博しています。明日の朝食や手土産に、ふらっとお店を覗いてみてください。店内にはイートインスペースもあり、軽食やランチに訪れるのもおすすめです。③ 都会のオアシスとも呼ばれる銭湯、光明泉
機会があれば是非とも立ち寄っていただきたいスポットが、銭湯「光明泉(こうめいせん)」です。中目黒の中心エリアに位置する立地のよさと、25時(最終受付は24時半)まで営業する便利さがうけ、地元住民ならずとも人気を集める銭湯です。 2014年に全面リニューアルされたため、清潔感のあるキレイな内装で居心地もよく、何と言っても銭湯には珍しい、3階テラスの露天風呂が魅力です。冷えたカラダを温めたり、仕事の疲れを癒したりと、マルチに活躍する銭湯で、ひとっ風呂浴びてみてはいかがでしょうか。④ 盆栽と苔玉を求めて、Green Scape に
目黒川沿いで緑が生い茂る素敵なお店を見つけたら、そこが盆栽店の「Green Scape(グリーンスケープ)」です。ミニ盆栽や苔玉を中心に取り扱い、価格帯もピンからキリまであるため、初心者にもおすすめの店舗となっています。 敬老の日や長寿祝いに、おじいちゃんやおばあちゃんが喜ぶ盆栽を見つけてみてはいかがでしょうか。季節によって品揃えが目まぐるしく変わるため、すべての商品がオンラインショップには載っておらず、直接お店に足を運ぶことをおすすめします。⑤ SABON コンセプトショップ、Atelier SABON
目黒川沿いには、イスラエル生まれのボディケアブランド「SABON」のコンセプトショップである「Atelier SABON(アトリエ サボン)」もあります。中目黒の雰囲気に似付かわしいオシャレで洗練された店構えで、キッチン、バスルーム、リビング、書斎などで使うアイテムが各コーナーに分けられ、自宅にいるような気分でショッピングを楽しむことができます。 SABONの魅力がぎゅっと詰まった店内で、香りのアイテムやインテリアをのんびりと眺めてみてはいかがでしょうか。家族や友達の誕生日が近いのなら、きっと喜んでもらえるプレゼントが見つかるハズですよ。⑥ うれしいプリン屋さん、マハカラ
中目黒でプリンといえば、「マハカラ」を忘れてはいけません。美味しさの向こう側にある「うれしい」を届けたいという想いで、保存料を一切使用しない「日本一こだわった卵」を使った手作りプリンが人気を博しています。 元々は隣接する「イカ焼きと串カツ マハカラ」のデザートメニューだったプリンが評判を呼び、プリン専門店としてオープンした経緯があります。一度食べたら病みつきになるカスタード味のプリンは、卵黄がふんだんに使われ、濃厚な味わいとなっています。目黒川沿いのベンチに腰かけてお召し上がりください。⑦ SIDEWALK STAND BAISEN & BAGEL
目黒川沿いから代官山方面に一本入った路地に、「SIDEWALK STAND BAISEN&BAGEL」という一軒家カフェがあります。こちらは、近隣にある「SIDEWALK STAND」の3号店で、美味しいコーヒーとベーグルがいただける、木の温もり溢れるカフェとなっています。 店内に足を踏み入れると、大きな焙煎機にまず驚かされ、コーヒーへのこだわりを感じずにはいられません。ベーグルは、店内で食べるなら温めて提供してくれ、ハーフサイズもあるのでちょっとした休憩にも。 2階はソファのあるイートインスペースになっているため、目黒川を眺めながらゆったりとくつろぐことができますよ。是非ともこだわりのベーグル&コーヒーを味わってみてくださいね。⑧ 愛川欽也が作った貸劇場、キンケロシアター
「SIDEWALK STAND BAISEN&BAGEL」のすぐそば、北野神社の正面に位置するのが、かの有名な「キンケロシアター」。愛川欽也が創設した小さな劇場で、愛川夫妻のニックネームである「キンキン」と「ケロンパ」から文字を取って名付けられたといいます。 芝居や演劇、お笑いライブ、自主映画の上映など幅広く利用されていて、公演時間は午後~夕方頃が多く、街歩きのフィナーレとして観覧してみるのも通な楽しみ方のひとつです。⑨ 次世代スターバックス、リザーブロースタリー
取材当日はオープン前だったものの、今後は間違いなく中目黒のホットスポットとなりうる注目のお店が「スターバックスリザーブロースタリー東京」。プレミアムクラスのコーヒーだけを提供するスタバの次世代店舗です(写真は裏手からの撮影)。 中目黒店は、世界で5番目にオープンするロースタリーで、2019年の2月28日にオープンします。目黒川沿いのドン・キホーテに隣接する、地下2階・地上5階の店舗は、これまでに出店したシアトル、上海、ミラノ、ニューヨーク店からも想像が膨らむ、今年行くべき話題のニュースポットです。⑩ ヘルシーナッツを求めて Groovy Nuts
ドン・キホーテやスターバックスロースタリーから山手通りを渡ったところに位置するお店が「Groovy Nuts(グルーヴィナッツ)」です。都内屈指のナッツ専門店として知られる有名店で、モデルや芸能界隈にもリピーターを抱える、美容とダイエットに効果のあるヘルシーなナッツを販売しています。 店内には、オシャレに瓶詰めされた30種類ものナッツが並び、ナッツ好きにはたまらない品揃え。カカオやハニーなどのフレーバーナッツをはじめ、甘いものが苦手な男性にもおすすめのベーコンスモークドナッツも取り扱うため、ちょっとした手土産として重宝されています。⑪ delifucious でフィッシュバーガーランチ
中目黒でのランチは、「聖林館」や「ダ・イーサ」などのピザ店が有名ですが、今回は前々から行ってみたかった話題のバーガーランチを選びました。そこが、すし職人が作るフィッシュバーガー専門店「delifucious(デリファシャス)」です。 注文したメニューは、「昆布〆フィッシュバーガー」と「西京焼きの最強バーガー」。こんもりと盛られたバーガーは、ヘルシーながらも深い味わいがあり、店名の通り「めちゃくちゃ美味しい」です。 昆布〆フィッシュバーガー 西京焼きの最強バーガー お皿に添えられたガリ(生姜の甘酢漬け)が、何ともすし職人らしい粋な演出です。お昼時には混雑が予想されるため、開店の11時半には訪れることをおすすめします。⑫ 魅惑のケーキ、Pâtisserie Cacahouete Paris
「Groovy Nuts」と「delifucious」から程近くの路地に、ひっそりと佇むフランス菓子店「Pâtisserie Cacahouete Paris(パティスリー カカオエット・パリ)」もおすすめのお店です。ショーケースに陳列された色鮮やかな美しいスイーツに気分が高揚します。 甘じょっぱい感じがクセになる、塩サブレショコラもイチオシですが、「飲むショートケーキ」ともいわれるほどにジューシーでなめらかなケーキや、四角いカタチをしたシュークリームが特に人気を呼んでいます。 バースデーケーキや奥さんへのお土産に購入したら、飛び上がるほどに喜ばれそうですね。ここぞというときに使いたいスイーツショップです。⑬ 旅ノートが胸熱、TRAVELER’S FACTORY
中目黒の駅方面に裏路地を突き進むと現れるショップが、トラベラーズノートの旗艦店である「TRAVELER’S FACTORY(トラベラーズ ファクトリー)」です。自分自身でカスタマイズできる旅ノートが人気で、旅好きならずとも興味を引かれるステーショナリーや雑貨を取り扱っています。 旅先で訪れた美術館や博物館のチケット、旅券、スタンプなどを、自分なりに書き貼りして作り上げる喜びと、時間とともに風合いが変わる革製のカバーに胸が熱くなります。 実は、われわれ取材スタッフが、日々の街歩きを記録する「よりみちノート」を購入したのも「TRAVELER’S FACTORY(トラベラーズ ファクトリー)」で、個人的にも超超おすすめのショップです。⑭ 本格コーヒーが味わえる、注文焙煎の豆虎
中目黒の駅前まで戻ってきたら、注文焙煎のコーヒー専門店「豆虎(まめとら)」を覗いてみてください。本格的なガス火の焙煎マシンを使用していて、それぞれのコーヒー豆の特徴が最大限に引き出された味わいに驚かされます。 コーヒー豆やドリップバッグのギフトセットも販売されていて、コーヒーマニアへの贈り物に利用してみてはいかがでしょうか。電車に乗る前に。少しでも時間があれば立ち寄っていただきたい、駅前コーヒーショップです。⑮ 素敵なフラワーカフェ、Chou de ruban
中目黒から南西にのびる、約900mの目黒銀座商店街は、昔ながらのお店が軒を連ねる一方で、近年はオシャレなショップも続々と登場しています。その中で今回フォーカスするのが、花に囲まれたフラワーカフェ「Chou de Ruban(シュードゥリュバン)」です。 花と緑に覆われた店内装飾だけでなく、フードやスイーツにもこだわりがあり、モーニングからカフェ・ランチまで優雅な気分で過ごすことができます。オーナーは、フラワー&インテリアコーディネーターでもあり、プレゼントにぴったりなブーケやフラワーボックス、手の込んだデコレーションケーキを注文することができます。⑯ Onigily Cafe で休憩&おやつタイム
中目黒さんぽでの足休めや小腹を満たす休憩に、カフェ感覚のおにぎり専門店「Onigily Cafe(オニギリーカフェ)」はいかがでしょうか。ニトリのある交差点から直ぐの立地にあり、待ち合わせやひとりで過ごす休日カフェにもうってつけです。 ここで注文したのは、「ネギみそ大葉おにぎり」と「ジンジャーブレッドラテ」。専門店のこだわりを感じる具材のボリュームと、女性にもうれしい穀米のおにぎりが絶品です。 パンやサンドイッチが全盛の時代に、日本人で良かったと感じさせてくれるようなお店です。朝は8時から営業しているので、朝ご飯や待ち合わせにも最適ですよ。⑰ フリーペーパーが並ぶ、Only Free Paper
めぐろ歴史資料館に向かう途中の山手通り沿いで見つけたのが、フリーペーパー専門店の「Only Free Paper」です。「Space Utility TOKYO」というショップ&ギャラリーの2階にあり、1階はセレクトショップの「Utility Canvas」が入っています。 店内の階段を上ると見えてくるのが、ジャンルを問わず並べられた、常時100種類ほどあるフリーペーパーの数々。単なるフリーペーパーと侮れない読み物としてのクオリティで、もちろんどれも持ち帰ることができます。ライターならずとも興味を引かれるフリーペーパーが揃っているので、一見の価値ありです。⑱ アンティークな照明店、redrock
山手通り沿いには、モダンテイストの照明器具のセレクトショップ「redrock(レッドロック)」もあります。1階がシャンデリア工房になっていて、2階がショップ、3階はオーダーメイド照明、4/5階はアンティークシャンデリアと、建物全体が照明器具づくしとなっています。 2階で見たモダン照明は、重厚感がありつつもアンティーク調でスタイリッシュな商品が並び、照明にこだわる人は押さえておきたいショップになっています。照明マニアや将来的に一軒家を建てたいと思っている方は是非お立ち寄りください。⑲ めぐろ歴史資料館で、目黒区の歴史探索
中目黒さんぽの最終目的地は、目黒区の郷土資料館である「めぐろ歴史資料館」です。既に廃校となった目黒区立第二中学校の校舎をそのまま利用した建物で、目黒区の歴史資料や戦争での被害状況、古地図などが展示されています。 常設展示の中で興味を引かれたのが、江戸時代に各地で広まった富士塚の復元展示。富士塚(目黒新富士)の中は、富士山の風穴を模した人工的な胎内洞穴になっていて、様々な出土品があったといいます。 ここでわれわれ取材スタッフは、ひょっとしたら洞穴の入り口が見れるのではと期待を寄せて、目黒新富士跡に行ってみることを決意しました。⑳ 中目黒さんぽの番外編、目黒新富士跡で Finish
めぐろ歴史資料館で見た古地図を頼りに、目黒新富士跡に向かいます。中目黒の共済病院わきから恵比寿方面につづく急こう配な別所坂を登りきった辺りに、解説板がありました。 残念ながら洞穴の入り口は確認できませんでしたが、当時多くの人が登り見た、富士塚頂上の風景として思いを馳せながら、ノスタルジックな気分に浸ることができました。目黒新富士跡の坂道を登ったなら、もう恵比寿駅まで直ぐのロケーション。元気があれば帰りに恵比寿で一杯なんて楽しみ方もできます。 中目黒は、今回紹介しきれなかったスポットやショップがまだまだ点在し、何度訪れても昼夜を問わず楽しめるイチオシのスポットです。都会の喧騒を離れ、のんびり街歩きをしたい人におすすめで、ベーグルやスイーツなどの人気店も立ち並ぶため、ホームパーティの手土産を捜しに訪れてみるのもよいかもしれません。他におすすめしたい街歩きスポット