家族や友達のお宅に訪問したとき、また、お中元やお歳暮など、贈り物で美味しいお菓子がくると、浮きたつような嬉しい気持ちになりますよね。しかし、見栄えのする品物を選ぼうとすると、ついデパートや百貨店に頼りがちで、いつも同じようなものになっていませんか?
今回は、そういった状況を打破する、とっておきのお菓子をご紹介します。添加物や保存料を一切使わない、焼きたての美味しさを味わえる、専門店の本格的な「焼き菓子」です。
賞味期限は、7日間と鮮度を第一に考えられた設定。ただし、バターや小麦など素材の香り・風味・食感は、大量生産されたものとは雲泥の差があります。専門店にしかできない手間暇かかった焼き菓子で、大切な人の笑顔を引き出しましょう。
西小山で人気の焼き菓子専門店「キュイソンルカ」
こだわりの焼き菓子を販売しているのは「
cuisson-lucca(キュイソンルカ)」。2013年3月に、東急目黒線の西小山駅にオープンした、焼き菓子の専門店です。焼き上がり直後から失われていくという、焼き菓子の豊かな風味・香り・食感を、最大限に味わってもらいたい一心で誕生しました。
添加物や保存料を入れないこだわり
キュイソンルカで扱われるバター&生クリームは北海道産、そして、チョコレート&ココアはオーナーパティシエが愛するフランス・ヴァローナ社のものです。厳選した素材を新鮮なうちに使い、新鮮なうちにお客様に届けることを大切に作られています。
最たるこだわりが「誰かの大切な人に食べてもらいたい」という想いで、素材に添加物や保存料は一切使用していません。西小山近郊に住む若いお母さんが、大切なお子様を想って、ここに買いに来るという話も納得です。
じっくり丁寧に寝かせたシュトーレン
その一方で、寝かせる時間が重要なお菓子に対しては、とことん時間をかけます。例えば、クリスマスシーズンに300本以上売れるというシュトーレンは、ドライフルーツとナッツを、ブランデーとジャマイカラムに2か月も漬け込みます。1週間程度しか漬けないお店も多い中、美味しさの為に毎日ひっくり返して厳重に管理します。
それを生地に練り込み、クリスマス1か月前となる11月半ばから焼き始め、再び2週間寝かせた後に店頭に並びます。丁寧に寝かせたシュトーレンは、生地・フルーツの旨味・アルコール類が全体に馴染み、しっとりと深みのある大人味。工程を知ると、必ず食べたくなるクリスマス限定の逸品です。
フランスやドイツの伝統的なレシピ
キュイソンルカのお菓子のレシピは、スイーツの本場、フランスやドイツで伝統的に使われているもの。お店では、30~50種類の焼き菓子を製造していますが、美味しさを最大限に引き出すレシピはそれぞれ違います。
多大な手間と時間がかかっても、本場のレシピにできる限り忠実に製造しています。ほろっと崩れるものや、ねっとり濃厚なものなど、焼き菓子それぞれの特徴が引き出された逸品揃いです。
風味を保つため、賞味期限は7日間
キュイソンルカの焼き菓子で、最大の特徴は「7日間」という賞味期限。必要分だけを作るため、1日に2回、同じものを焼くこともあるそうです。味が落ちることを防ぐため、冷凍保存もしない徹底ぶり。
これによって、口に含む前から、バターや小麦のいい香りが期待を膨らませます。焼き立てな上に、添加物・保存料の使用や冷凍保存がないことから、これほどまで素材の風味が立つものかと驚くほど、初めて体験するような味わいに仕上がっています。
キュイソンルカで、おすすめの焼き菓子をご紹介
キュイソンルカで、一年を通して人気な焼き菓子が「くまのメープルマドレーヌ」。ギフトボックスに入っている見た目が可愛いため、女性や子供を中心にダントツの人気を誇ります。じんわり広がるメープルの優しい風味がほっとさせる、これぞ看板商品といった味わいです。
男性人気は、フィナンシェショコラ
男性に人気なのは、フルーツケーキやチーズのパイといった甘さが控えめな焼き菓子。「フィナンシェショコラ」は、イチジクや木の実を華やかにトッピングした、ヴァローナ社のチョコレート入りフィナンシェ。
しっとりした食感と、口に含んだ瞬間に広がるチョコレートの味わいがたまりません。甘すぎないので、赤ワインやウイスキーと合わせても相性が良さそうです。
秋限定のハロウィンクッキー
秋限定の「ハロウィンクッキー」は、ヴァローナ社のココア生地で作った、ほろ苦サブレショコラの裏に、”カラク” というヴァローナチョコレートをたっぷり塗った一品。
ハロウィンパーティーで、子供たちに渡してあげたいおばけのクッキーです。他にも、クリスマスやバレンタインデー、母の日などのイベントに合わせて、限定の焼き菓子やギフトボックスが登場します。
週末限定のタルトやカヌレ
キュイソンルカでは週末限定で、季節の果物を使ったタルトやカヌレ(フランスの伝統的な焼き菓子)が販売されています。
通常時の店頭には並んでおらず、毎週様変わりするラインナップに、週末を楽しみに通う方もいるほど。電話での取置き依頼だけで、製造の半分ほどが売れてしまうこともあるのだとか。ご友人の誕生日ケーキにと購入されるお客様もいるそうです。
春には「フランボワーズとホワイトチョコのマフィン」、夏には「サブレシトロン」など、どれも名前を聞くだけで美味しそうな商品が並びます。過去に組み合わせて美味しかったものや、オーナーパティシエのインスピレーションで作られる、週末限定の焼き菓子もお見逃しなく。
感謝の気持ちを込めた、贈り物としての焼き菓子
キュイソンルカでは、結婚式の引菓子(引き出物と一緒にお渡しするお菓子)も依頼することができます。参列してくれた大切なゲストへ、自宅で楽しめる焼き菓子をプレゼントしませんか。ご家族皆で安心してお召し上がりいただける、からだ想いの優しい引菓子です。
ギフトボックスも充実の品揃え
定番のギフトボックスは、大・中・小の3種類が用意されています。お好みの焼き菓子を選び、サイズに合ったボックスに詰めます。お中元やお歳暮など、季節の節目の挨拶に、新鮮な焼き菓子で感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。
オーナーパティシエが選んだ、洋紙を使ったギフトボックスもお洒落です。取材時には、イタリア製の紙で作られたボックスが並べられていました。焼き菓子を食べた後も、小物入れやお子様の宝箱に使うことができ、手土産にも最適です。
素材の美味しさを味わう、本格焼き菓子をギフトに
鮮度を大切にし、丁寧に作られた焼き菓子は、口元に運ぶまでの香りから違いを感じます。ほんの少しリッチな気分にさせてくれる焼き菓子は、思わず微笑んでしまう魔法がかけられているかのようです。
ホームパーティーや年末年始のご家族・ご友人との団欒に。バレンタインデーやホワイトデーの際、大切な人へ気持ちを伝える手段に。素材の美味しさを味わう本格的な焼き菓子で、素敵な時間を分かち合いませんか?